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灰色の世界に花が咲く  作者: 神月鳴
石楠花
15/16

囁く声

「いや…ねえ眠い。もう眠いよ〜」

光流(ひかる)は眠そうに目を擦りながら言う。時間を見ようと手元にケータイを引き寄せる。遊びたい盛りの生徒たちから絶大な不支持を得る見回りの先生も…子供たちと、女の子から自称女の子まで建前的に嫌われるお化けたちですら寝床に入っているだろう時間になっている。

「いや…ここからがいいとこなんだって!」

(じん)海音(かいと)は視線を画面から外すことなく答える。例えば夜のような無理して作り出そうとすればいくらでも続けられる、そんな時にRPGはだめだ。終わりが見えない。眠い。ひたすら眠い。明日こそはスマブラとかマリカーとか区切りがはっきりしている方向性にみんなを仕向けようと心に誓った。あっそういえば昼間のおじいちゃんの特別プリントに手をつけんの忘…れ……。

「あー光流、寝やがった!」

今日の数学の講習のプリント製ハリセンでツンツンつつきながら仁が言った。

「おーい…こりぁダメだな、落ちたわ。てかいつ寝るよ?」

「んーオールしちゃう?でも眠いしな…オールしたらほぼ確実に明日講習死ぬな」

「…それな。まあこのステージ終わるまでとりま起きとこ!」

「なんのニュースだよ!」

「いやそれは知っとこ!」

バシッとさっきのハリセンでブン殴られた。次、ここだけ、ラストと言い続けてもうステージのラスボスだ。最初に延長をしてから…そろそろ三時間が経過している。一般企業の労働基準を上回る時間、西へ東へ山だ海だと動き回る主人公たちは文句の一つも言わず二人揃って元気よくジャンプした。いくら愛しのお姫様のためとはいえ偉い。王子様になるのも、王子様で居続けるのも大変なのだ。その後も両者に疲れの色は見えず、息の合ったコンビネーション技を繰り広げ、時間の経過とともに二人の口数は減っていく。特に話さなくとも動きで感じ合う。こんなものだと思っていた。自分が大切にしている人は何も言わなくたってそれを感じ、同じことを考えてくれていると思っていた、人の頭の中なんて覗けやしないのに。そして自分は相手の気持ちを分かっている、お互いに完璧に分かり合えていると。それが当たり前のことだと思っていた。分かり合えているから恋人であり、親友であり、親しくしていられるのだと。真っ暗だった六畳ほどの部屋には朝日が差し込んでくる頃になると物語は終盤に差し掛かり、禍々(まがまが)しいオーラを放っている城に二人は押し入って行く。そのときふと思った。仁の操るキャラクターも、俺の操るキャラクターも同じ試練を乗り越え、同レベルの技量を持つ二人が協力してラスボスを倒そうとしている。なのに勝ってお姫様を貰うのは仁の操るキャラクターでラストのシーンで俺の操るキャラクターは端っこの方にしか映らないだろう。なんだかものすごく不公平感を感じた。同じ苦労をして結果、脇役になる。そりゃ誰だって主人公にはなりたい、得したいか損したいかと言われれば…もちろん得をしたい、可愛いお姫様と結婚できるなら喜んで馬鹿高い指輪を買ってくるだろう。でも現実はその席が何個もある訳ではないし、誰もがそれに座れる訳でもない。この世界に蔓延る平等なんて所詮ただの詭弁に過ぎないように感じた。もしも自分がこいつだったらどうするだろうか。好意も何もなかったらこんなにも過酷な旅に参加しようなどとは思えない。けれどもそれは相棒も同じで結果的に努力が実り、お姫様を射止めたのは彼だ。略奪でもするだろうか…いやお姫様の気持ちも大切だ。綺麗事に聞こえる平等を体現するならば二人と平等に付き合ってあげるとでも言うのだろうか。いや…誰が何と言っても万人ウケするハッピーエンドはこれで合っている。みんなが手を叩いて喜ぶだろう。幸せそうに抱き合って画面いっぱいにフォーカスされる二人がずいぶん残酷に思えた。


 朝食会場では朝の割には多くの食材が並び、色とりどりの食材が眠い目には全く魅力的に映らない。こういうときに皿いっぱいに飯を持って、食い意地を張る奴がい…ほら、もう早速いた。昨日もこいつの胃はバカなんじゃないかってくらいの量を取っておきながら最後の最後で残しやがったバカだ。反省の色などまるでなく、またやっている。学習しないなら単なる猿…いや猿に失礼だ。今どきのチンパンジーの方がこいつの学習能力よりハイスペックだろう。それを横目で観察しながら空いてる席に座った。

「お前ら、朝食う派?」

海音は朝のいつものテンションよりさらに低いテンションで眉間をさすりながら言った。低血圧なのか、朝はいつも期限は悪い。それと対象的なのは仁だ。もうすでにお盆を持って列に並んでいる。

「あいつ…元気だな…」

誰に向けてでもなく海音は言った。

「うん…てかいつでも元気じゃん?」

早めに寝て目覚めのいい光流は笑いながら席を立った。あー眠い。瞼は重いし、頭は痛いし、くらくらする。テーブルに手を伸ばした状態で突っ伏した。意識が飛びそうになった五秒前に目の前に誰かが座り、俺の頭を強く撫でた。もう誰だよ、おりぁ眠いの。

「ほらっ!起きる!!朝ですよー?」

ビクッとした。顔だけ前を向こうと頑張った。瞼の重さが半減した気がした。

「な、なに?ガン見してんの??あ、もしかして見惚(みと)れちゃった?」

ニヤニヤしながら僕のほっぺを両手で左右に引っ張った。

「ふふふ、変な顔だね〜」

いやいやお前がやったんだろと聞こえるか聞こえないかぐらいの声で呟き、澪の手を海音自身の顔とその手で覆うように挟み込んだ。今、自分がどんな顔になっているかわからないけれど、急に澪は鼻先から耳の先まで真っ赤にして、口を尖らしてプイッと窓の外に視線を移したところを見るとそれほど面白い顔ではないのかもしれない。でもその顔は…まあ…うん…可愛かった、けれどそれを本人には言わない…というか言えない。俺はそんなに器用じゃない。その代わりに引いていく波のように離れていこうとする手をもう一度、握り直した。俺の気持ちが届きますようにって祈るように海音のおでこの前で二つの手を重ねた。

「あのーお二人さん?いや、しかし朝っぱらからお熱いですなぁ!」

光流が遠慮げに指で顔をかきかきしながら言った。

「…」

気まずい。遠慮げに来られた分、なおさら気まずい。気まずい?うーん気まずいどいうより恥ずかし過ぎてどうしようもない。むしろもっと積極的にいじってくれた方がまだマシだった。彼を見た澪はもう一度海音の顔を見た。彼女の白い肌は顔は限界を超えたのか、赤いのを通り越し、赤黒くなったあたりで海音の手を放り投げて自分の席の方に消えていった。あの小さくなっていく背中の主はどんな顔をしているのか、僕には分からなかった。想像はできる。でもそれはあくまで想像だ。現実かどうかは分からない。でも確かに彼女の冷たい手と僕の温かい頬は混ざり合い、同じ温度になり、澪から伝わってくる鼓動はやがて俺の鼓動と一致し、互いに加速した。

「なに?結局、そっちで上手くいってるの?」

光流は澪が歩いて行く方向を見て小さな声で言った。

「まあ一応…ね」

「あー俺のクロワッサン!!」

海音は仁の持ってきた朝ご飯を横取りしながら言った。仁は泥棒を睨みながら牛乳を一気に飲み干し、そのコップをテーブルに叩きつけた。

「そうそう!そーいやこないだ、浅草デート行ったらしいしね!!」

「おま、それ、ちょっと、言わないって約束じゃん!」

「パンのお代だよ!お代!」

「そりゃまた随分とたけーな!!」

仁は海音のほっぺを、海音は仁のほっぺを両手で引っ張り合っている。仁が持ち前の筋力を発揮し、背は高いが線の細い海音は椅子ごと大きな音をたてて倒れた。倒した本人は無関係を装って真正面を向いた。目の前の窓の外はその日も憎たらしいくらい熱く、雲一つない空はキラキラ輝く海と距離が遠ざかるにつれて徐々に一つに収束していく。どっちが空でどっちが海だろう、寝転んだ今は上も下も右も左も分からない。海の方がどす黒く、空はもっと爽やかな色をしているってきっとみんな言うだろう。本当にそうだろうか。俺の感覚がおかしいのか、みんなの感覚がおかしいのか、俺がおかしいとして目の錯覚なのか、他の何なのか。俺には分からなかった。昨日、身体中で感じた海の感覚が今日は遠い昔の如く感じられた。

「てか俺の昨日貰ったプリント知らない??おじいちゃんに貰ったやつ!」

光流が手持ちのバックをひっくり返しながら言った。

…うん、知ってる。仁は固まった。俺も固まった。

「今日までって言われてんだけどな…どーしよ」

…昨日、仁がラスボスに負けた時、ぐっちゃぐっちゃにして窓の外に放り投げた、なんてとても言えない。おじいちゃんは宿題には異様に厳しい。怖さはまったくないが長時間の粘っちい説教は精神的にやられる。

「二人とも!」

仁はビクッと背筋を伸ばし、海音はテーブルの陰に身を寄せた。

「…おおう、どどどうした?」

仁、お前…(ども)り過ぎだ。

「……俺が昨日、やってたっておじいちゃんに証言してよ〜」

光流…鈍く生まれてきてくれてありがとう。

「あ、ああったり前だろ!とと、友達だもんな!」

仁、お前…嘘つくの下手過ぎ。そしてテーブル上の二人は固く握手を交わした。


 今日も一日は長かったとタオルを頭に放り投げ、片足をお湯に突っ込んだ。ふぅーと息をゆっくりと吐いたと同時に真横から桶ですくった冷水が飛んできた。

「くっそ!なんだこれ!!」

顔と耳から水を取り除きつつ、周りを見渡すと先ほどの開戦の合図で一斉に風呂場の水という水が飛び回る。水に突っ込んだタオルやら、どこから持ってきたのか…冷水風船やら、異常に熱いシャワーの遠距離爆撃やら…この風呂の中に安息の地はない。こんな場面をホテル関係者に見られたら出禁を食らうだろう。当たり前だ。前、どこかのテレビで見たタイの水かけ祭りより下手に狭い分、圧縮されて迫力がある。きっとこの日の水道代はホテル創業至上最も高くついただろう。風呂場全体に立ち込めるお湯の煙と熱気は彼らの余りに余ったパワーを呼び覚ましてしまった。もうお湯に飛び込んでくるは、水だか…お湯だか…バカだか…右からだか左からだかも分からぬほどぶちまける、まさに戦場だ。戦わなければやられる。停戦協定など信じたらやられる。熱気は最高潮に達した。一人、珍しく壁に引っ付いていた仁が叫んだ。

「お、おい!!ここから女風呂、覗けるぞ!!」

さっきまでの古代ローマのコロッセオ並みの殺気とそれに勝るやもしれぬ熱気は一瞬のうちに消え失せ、不気味な静けさの中、皆勢いよく振り返る。うん、ここにいる奴らは獰猛な猛獣だが獣だけに感情にも正直だ。躊躇するということはまるでない。一瞬の静けさともう一度、訪れそうな熱気の予感とが入り乱れる。互いに周りの様子を伺っていると先陣を切って誰かが飛び出し、それに負けじと他も反応して追随する。いつの間にか壁の隙間にかを押し寄せ、我先にと首を伸ばす。この風景を外から見たら、不気味過ぎてトラウマになるものもいるかもしれない。なんせ裸の男子が壁に密集して押し合っているのだから地獄絵図並みに酷い。そこには順番に、仲良く、お互いに協力して見ようなどという理性はまったく存在しない、というか覗く時点で理性は存在していないとも言えるが…。和彦(かずひこ)曰く、我らが第一発見者であられる仁は見えたらしいが他ははっきりとは見えなかったらしい。明日の風呂を楽しみにする男子一同であった。一足先に引き上げた海音は目の前に傾いて積みあがったタオルの塔から倒さないようにタオルを掴み取り、身体の水分を拭った。

「久しぶり〜!」

大雅(たいが)が腰にタオルを巻きつけ、もう一枚で頭をゴシゴシしながら寄ってくる。

「おう!久々だね!」

大雅とは文化祭以来だ。何か用だろうか。

「最近…どーよ?」

頭を拭いていたタオルを奥の(かご)に放り投げて言った。ん?なんのことだろう…。

「うん、まあまあ…かな」

どうとでも取れる言い方をした。

「…何について言ってるか分かってるのか?」

いつになく真面目に大雅は言った。…体調?…景気?いやおっさんじゃないんだから流石にそれはないな。大雅を見る視界の奥でとっくに着替え終わった仁がタオルの斜塔でだるま落とし的な遊びを始めた。それが気になってなかなか会話に集中することが出来ない。

「…んーたぶん?」

大雅は呆れるように鼻で笑った。一枚抜くごとに歓声が上がる。そして丁度、調子に乗った三枚目でタオル塔は無残にも崩れ落ちた。

「そーか!じゃあ…30日、空いてるか?」

ん??もうなんのことだかさっぱりわからない。話の意図がまったく読めない。

「いいけど…なにするの??」

今度は獲物を捕らえたようなニヤッとした笑いをした。

「ラウワン行こーぜ!」

まあ元々単純なやつだから大したことはないだろう。チラッと奥を見ると先ほど派手にタオルを散らかした仁が一枚一枚、お掃除のおばちゃんと一緒に畳んで積み上げ直している。きっと嫌味の一つや二つ言われていることだろう。

「いいよ!んで誰来るの?」

「こないだの文化祭の外装のメンツ。ただ女と男で四対四だから来ないやつもいるけどね」

それが気になるのに!と心の中で訴えるがもう一度聞き直す勇気は生憎持ち合わせていない。

「分かった!時間とか決まったら連絡して!」

そう言い残し、タオルを大雅と同じように放り投げる。よし!綺麗に入ったと思って振り向いたが、さっきまでそこにいたはずの仁がいない。すると

「おーい!海音!早くいこ〜ぜ!」

声のした方を振り向くと扇風機の下に椅子を弧状に並べ、移動しながら風を独占する仁の姿があった。脱衣所には一般の人も混ざり始めていて冷たい目線が…しかもその大半が海音に突き刺さる。それに耐えられず、知らんぷりしてこの場からの脱出を図ろうとするも仁がもう一度、ジャンプをしながら名前を呼ぶ。俺はこいつともう友達やめることを割と真剣に今頃になって考えた。


 足元の布団の上にはカセットが六本、その一メートル五十センチ上には三本の腕が並んでいる。少しの沈黙を挟み、

「…一回勝負な」

と海音が確認するように呟き、他の二人も同意するように頷いた。それを確認した海音は掛け声をかける。

「最初はグー…ジャン…ケン…ポン!」

一度引っ込められた三本の腕は同時にもう一度差し出される。

「…よっしゃああああぁぁあ!!」

叫んだのは…光流だ。どうやら一発で勝負が決したようだ。長年の望みが叶ったかのように嬉しそうにカセットの蓋を開き、ディスクを差し込んでいるとぱちっ!と暗くなる。

「ん??どーした?」

「何が起こった??」

真っ暗になった部屋で声だけが飛び交う。

「おーい!!」

ドアをどんどん叩きながら大声で叫ぶ声が聞こえる。きっと何かの連絡だろう。

「さっき、負けたんだから仁が行けよぉお!」

「はああ?おめーも負けたじゃんかよ!!」

どんどんどんどんどん。

「じゃあ二人で行って来なよ!」

「勝ったからってうるせーわ!!」

どんどんどんどんどんどんどん。

「じゃあジャンケンしよーぜ!!」

「は?やだわ!」

「勝ち逃げする気かよ⁈」

ドンッ!!ドアを一度だけ叩く、とてつもなく大きな音が暗闇の中で飛び回る三人の声を鎮め、視線をドアのあるであろう方向へと向けさせる。誰か一人を行かせようとするとまったく埒があかないので渋々、三人揃ってドアを開けに行くことにする。とは言っても

「おめーが先頭で行けよ!!」

「いやだよ!光流行けよ!」

「これ、絶対怒ってるって!!」

悪あがきは続く。

醜い争いの結果、海音の背中に二人がしがみつくフォーメーションに決まった。海音はそっと音がしないように鍵を開け、少しずつゆっくり手前に開けていく。非常灯の光が薄っすらと廊下の景色を目に映す。思い切ってあと残り半分をバッと開く。……誰もいない。なかなか出てこないから次に行ってしまったようだ。なんだよ〜と文句たらたらな三人がドアを閉めようとすると壁伝いに歩く順也(じゅんや)航輝(こうき)が声をかけてきた。もっとよく見ると和彦も後ろにいるようだ。

「おいおい!さっきの聞いた??」

まだ薄暗い廊下に出て話の趣旨を尋ねる。

「なんのこと??」

「いやさっき先生来たじゃん?」

その時点でもう知らない。恐らくはさっきのドア叩き魔だとは思うが…。

「…それで?」

同意するでもなく光流が先を促すと

「そうそう!緊急事態なんだよ!なんか水が止まっちゃったから今から解散らしいよ!!」

自分の知ってることを他人に教えられた優越感で順也も満足そうにしている。

「でどうやって帰んの??」

珍しく仁が的を得た質問をした。

「さっき、聞いてきたら家が遠い順にタクシー呼ぶってさ!」

一瞬、和彦が言いかけたが声量で勝る航輝が掻っ攫った。

「でもなんかとりまいる人から乗せるから早く下、来い!って言ってたよ」

付け足すようにして和彦が言った時には三人はもう目の前にはいなかった。

「…俺らも早く支度しよーぜ!」

「そーだな!!」

そちらの三人はまた壁伝いに、非常灯の明かりを頼りに、自分の部屋を目指して歩き始めた。

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