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続 伝説の人形をさがして
〇続 伝説の人形をさがして
80年代の洋楽番組で使われた操り人形をさがす女子アナ平もねことモネタン。今は子会社の倉庫で働く当時の番組スタッフの車に乗った。
「ここだ。何回か来たが、変わってない」
元スタッフは車を下りた。
「門に鎖が・・・無人ぽい」
モネタンが思った通り、
「人形劇団は解散。主催者だった人からカギをもらってきた」
元スタッフの定年間近の男性は、
「事務所兼倉庫の中は当時のままだから、人形が見つかったら持って行っていいって。いらないものだから」
プレハブそのものの建物の中にモネタンは入った。
「で、あったの?」
電話の相手は、ロックファンに知らぬ者はいない音楽評論家の重鎮・マサ斉藤センセイだった。
洋楽番組を地上波で復活させたい女子アナは、
「3体とも見つかりました。今度、見せに行きますね」
(5話 おわり)