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私達の最良の時/私達は幸いなる少数  作者: MV E.Satow maru
第2章 千切れる糸
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2021年7月(4)

比嘉ひがふみよ


「キーボード、比嘉ふみよ!フロム・ティエンフェイ!」


 すかさず即興でメロディを弾いて、観客に右手を挙げて挨拶した。


 私は「深江ゾンビーズ」という同じ深江キャンパス軽音学部の他のハード・ロック・バンドのライブにキーボード奏者の穴埋めで出演していた。軽音学部ソロ組合からの紹介だった。


 私は音楽を捨てるという選択肢は持っていない。また音楽は聞いてくれる人がいて初めて成り立つものだと思う。だから人前で演奏しない選択をして練習にひたすら打ち込んでいる中谷ちゅうやちゃんの心境は正直分からない。


 私はあの映画は観ていない。観るならみんなと一緒に観て感想を言い合いたい。そう思える日が来るといいなと思う。


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