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私達の最良の時/私達は幸いなる少数  作者: MV E.Satow maru
第1章 私達の最良の時
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24/79

2020年5月(1)

古城こじょうミアキ


 去年、大学祭で姉に紹介してもらったあちらでの親友だという大井マミさんにメッセで連絡を取った。その時、なんとなくだったけどメッセのアドレス交換をしてもらったのだ。


 するとマミお姉ちゃん、何か知っているみたいで様子がおかしい。奥歯に何か挟まってるような感じなのだ。


ミアキ:マミお姉ちゃん、何か知ってるよね?

マミ:えーとねえ。ちょっと口止めされてるから言えないの。ごめんね。

ミアキ:ダメ?

マミ:ミアキちゃん、大学祭に遊びに来るなら案内するよ。

ミアキ:あ、そのときはよろしくお願いします。……何かヒントだけでも教えて下さい。

マミ:んー。世界一周かなあ。

ミアキ:世界一周?

マミ:うん。世界一周。彼女が好きな奴ね。

ミアキ:うーん。ヒントありがとうございます。マミお姉ちゃん。大学祭は行くのでまた予定連絡しますね。

マミ:お役に立ってなにより。じゃあ連絡まってるね。


 わたしはマミお姉ちゃんから得た情報を元にもう少し調べた上で肇さんと陽子さんに伝えた。


ミアキ:今度はお世話になります。お二人のおじゃましないようにするからベタベタしてくださいね。

陽子:こら、ミアキちゃん。大人をからかうんじゃありません。別に私達は仲の良い友達、パートナーってだけだから変な想像はしないの。

ミアキ:えー。じゃあ、ホテルでガールズ・トークで聞いちゃいますから。


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