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私達の最良の時/私達は幸いなる少数  作者: MV E.Satow maru
第1章 私達の最良の時
22/79

2020年4月(6)

古城春海こじょうはるみ


「いいの?日向くん。陽子さんと旅行ってうちのお子ちゃまのコブ付きで」

「あー。古城のお母さん。私達はお互いを大事に思っている親友、パートナーなので大丈夫です。部屋は僕はシングル、陽子ちゃんとミアキちゃんでツインを取りますから」


普通、それを恋人と言うんだけどミフユとかこの子達の友達はツッコメないんだろうなあと思わず苦笑。


「なんか悪いわねえ。じゃあ、こっちでホテルを予約して宿泊費は出してあげる。悪いけど子守だけお願いしますね」

「いや、僕らもバイトはやっていて今回の旅行の旅費ぐらい大丈夫です。ミアキちゃんの分だけ負担してもらえば問題ないです。ミフユさんも私達にとって大親友なので心配だし、もし面白い事をやってるなら是非見ておきたいだけですから。お気になさらずに」

「そうはいかない。大人の申し出は受けておきなさい。またあなた方が大人になってから他の子を助けてくれればいいし」

「いや、そうは」

「これは決定事項です。日向くん、うちの娘達のためにありがとう。あと陽子さんにもよろしく伝えて下さいね。ホテルとか待ち合わせはミアキからメッセさせるから調整をお願いしますね」

「わ、分かりました」


 この子達、そう言えば法曹目指しているとかミフユが言ってたっけ。しっかりしているけど、しすぎかなあ。

そんな事を思いながらミアキに日向くんと陽子さんが一緒に行ってくれるという話を伝えたら凄く一人で盛り上がって喜んでるけどあんまり日向くんと三重さんを困らせなきゃ良いけど。

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