生命保険にはいろうかって会社に言われたんだ
こんなことを言えば、「えっ、これは臓器が……ガクガク」
「マグロ漁船から帰って来れないケースなの?」(いえ、みんな帰ってきますから!)
みたいなことを思ってしまうものですが。
まあ、不穏な感じしかしませんよね。
私も、最初に手紙が来たときに、保険? え? ってなった物でした。
しかも、生命保険だよ?
それで条件を見たところ「会社が保険料払います」で、死んだら1500万保険金が下ります。って書いてありました。
さて。ちょっとショッキングだったので、そこで思考停止せずに、「関係性」をいろいろみましたさ。
つまり、「誰が金を受け取るのか」。ここだね!
保険を受けるのは本人。保険金をかけるのは企業。保険金を受け取るのも企業。
そう。企業が受け取るのです!
そのお金の使い道は、企業が決めます。
間違っても「死亡時にその金額が手元に入る」わけではありません。
(その注釈が説明に入っていないのはいけないと思う)
もちろん「同意するかどうか」は個人の自由です。
なのですが……なんですかね。
ご案内、ではなくて「お願い」であるべきだと思うのです。
よくよく読み込むと、「弔慰金を払うための資金を確保するために、みなさんに保険に入っていただいて、死んだらそこから出します」ということなので。
そして弔慰金がいくらなのかを調べたら百万くらいなんだよね。
もちろん保険料を会社が払うので、「別に違法でもなんでもない」わけだし、過酷労働させて殺しちゃう☆(てへぺろ)とかじゃなきゃ、何の問題もないわけなのですが。
ここら辺の説明があんまりないまま、「とりあえずお金はこっちで出すので、なんとなくふわっとサインしておこうか」みたいな勧誘の仕方に疑問を覚えます。
しかも締め切りは十日後ね、みたいな。
すべてを懇切丁寧に明かしたうえで、「ご協力を」ということならば、別に好きにすればいいよ、と言ってやれるのだけど、ここら辺がうちの会社に不信感を持つ最大の理由なのだろうと思うわけなのでした。
ちなみに、他の会社でもよくある話のようで、特に「従業員の死亡によって不利益がでる中小企業」では多く使われてる手段だそうです。税金対策というのもあるし、リスクヘッジという意味合いもあるそうで。
まーそりゃ、プロジェクト動かしてた人がお亡くなりになって、それがとん挫→負債が増える、というようなケースならば、保険金で補填というのはわからんでもない。
ないのだけど、うちの会社の場合はその保険をかけなきゃいけないのって、本社で方針とか決めてるえらい人であって、現場で手を汚している……おっと。手を出して……いや、これでもねぇ。
現場で労働力として働いている人間としては、別段、すぐに代わりは入るだろうし、死んじゃって会社に損失がでる姿が想像できない。
そりゃ、補充が来るまでは大変だろうし、中途採用とか転職組を育てるのも苦労するものだけど。産休ばんばん入られても、なんとかなってんだからなんとかなると思うんだよね。
え、新卒の生え抜きだから、代えはきかない?
でも、私自身は新卒採用だけど、別に会社への忠誠心とかぜんぜんないし、正直「会社色にそーまれっ」ていうのに失敗してるから、ほぼ中途採用と変わらないんだよなぁ。。
そんな私であるので、保険をかけるにしても、「もし万が一死んじゃったら、お金入るから、その体に保険かけさせてね☆」以上の何物でもなく、「人の体を使った投資」でしかないこれに嫌悪感を出してしまったわけなのでした。
小さな会社で、社員一人一人が財産です、だから保険かけるんですっ、くらいな意気込みなところは入るのはいいと思いますよ。
お互いに必要性を把握した上で入るわけです。節税にもなるし。
でも、ふわっとなんとなく「会社から言われたから署名しました」はいけない。
それは搾取以外のなんでもないのだから。
さて、そんなわけで、調べて憤ったわけですが。
「そもそも、私、健康状態悪いから、生命保険入れないや♪」というわけで。
いやぁ、保険なんてもんは健康的な人が入れる稀有なものなんすなぁーと、しみじみ実感した次第で。
そして、あぁ、私は病人だなぁ、ほんとなーと、思った次第でした。
うつ病で通院してても、治療してることになるし、体もぼろぼろですからなー。
あぁ、お酒を断たねば。
そして、そんな生命保険に入れない身の上では、お金は貯めるに限ります。
他の保険もありますが、なんというか「あんたは保険に入れない人だ。でも特別にこれにはいれてやろう」みたいな上から目線で勧誘とかされたら、もういたたまれない気持ちになりそうで、窓口にはいけない感じデス。当然リスクに応じて保険料もあがりますし。
疾病系の保険はともかく、生命保険は「そのお金がないと困る大切な相手」がいないとそもそも必要性がありません。
家族や子供がいるのなら必要なのでしょうが。
独り身なら別にいらなくね? というのがこの前職場で話してた内容でした。
その方は、結婚を機に入りました、といっていたけど。
必要ならば入るべきなのだろうけど、保険に入って一人前! とか、ふわっとしたイメージ戦略で決めるのはちょっとどうなのかなと思います。
しっかりと補償と月の支払いとを考えたうえで、公的な健康保険のほうも調べた上で答えは出したいものです。
イメージ戦略に乗っかるのは、危険が危ないのです。
修正。改めてしらべたら、弔慰金25万でした。
なんか100万は関連会社のほうだったみたいで。
うん。なおさらね。ひどいね。はい。
8.18追記
保険料の支払額なども考慮すべき、というコメントをいただいたので、その点も触れておくようにしましょう。
保険のプロというわけでもないので、年齢に応じての詳細の掛け金を網羅しているわけではありませんが、私のところに来たのは月3000円程度のものでした。
五年で見直しで年齢とともに上がっていくのでしょう。
年間で3万6000円。10年で36万。
たしかにこれを100人の従業員にかけたら、会社の利益なんてものにはならないのは確かです。
十年で百人に二人以上が死ぬ、という現象が起きる確率は、そうそう高いものでもないでしょう。2%も死亡していたら、よっぽど危険をはらむ仕事をしているように思います。
従業員のほとんどが、五十すぎ、ということならば可能性はありますが、平均年齢35歳くらいのところなので。
ならば節税メインなのか、と言われればそこはどうなのでしょう? 福利厚生費として乗せられても全額がペイできるわけでもないわけで。
なら、かける意味はないのでは? と逆に私などは思ってしまいます。
あと最後は、従業員に「保険をかけることで会社に固定させたい」という狙いでしょうか。
五年ごと更新なら、五年はいないと、と思わせることができます。実際従業員になんらメリットもないのだから、退職は問題はないのですが気分的な問題です。それこそ、ふわっと、ですね。
同期には連絡が行ってないともききますし、反会社的で、死にそうな人を抽出してるとかなら、中二病の血もたぎるというものですが。実際はどうなのでしょう?
加入人数なども合わせて、問い合わせしてみようかと思います。




