光の中に・・・
光の中の君は私の憧れだった・・・
そんな君を好きになった・・・
好きになっては、いけないと知らなかった・・・
知るよしも無かった・・・
あの日まで・・・
第一章告白
「菜々〜早く行こうよ〜」
「えっ!ちょっとまってよ!まだ心の準備が・・・」
「そんなのは後々!今しかないよ!」
麻衣は中学校ではじねてできた友達だった。
「麻衣〜やっぱぬり〜今じゃなくてもいいでしょ〜」
「だめ!さっさとして来い!」
麻衣はいつも私を励ましてくれた・・・
「翼君・・・ちょっと良いですか?」
「ん?いいよ・・・」
私は司君を呼び出した
「私・・・私・・・翼君のことが好きです・・・」
「え・・・マジで・・・え・・・」
「返事はいいです・・・聞いてくれてありがとう・・・バイバイ・・・」
私は怖くて聞くことができなかった・・・ふられることがわかっていたから・・・
こんな可愛くない子好きな人なんて・・・ありえない・・・
そう思っていたから・・・でも本当は違った・・・
「菜々・・・俺の返事聞いて・・・俺・・・俺・・・お前のことが・・・・
好きだよ・・・だから付き合わない?」
「え・・・こんな私でいいの?可愛くもないし運動もできないし・・・こんなこんな・・・
だめな女でいいの?」
「いいも何も俺が好きになったんだ・・・だから・・・そんな風に言うなよ・・・
やっとかなったのに・・・」
私はこの時初めて願いがかなった・・・そう思った・・・この後私は地獄を味わうことになるなんて誰の分からなかった・・・
第二章デート
私は朝起きると、頭が痛かった
「いた・・・なんだろう・・・でもやっと両思いになったんだもん!学校に行かなくちゃ!」
「菜々〜遅刻するからさき行くよ〜」
「わ〜待って〜」
いつも麻衣と学校に行っている。
「で・・・菜々はうまくいったの?私はうまく行ったけど・・・」
「麻衣も告白したの?!なんで言ってくれなかったの?!ひどいよ〜」
「ゴメンゴメン!失敗してたらいやじゃん!」
[そうだよね〜私も成功したけど・・・やっぱ失敗したときのこと考えるよね・・・」
「うん・・・ごめん・・・でもよかった!成功して!今日成功会やろうよ!」
「いいね〜やろうよ!麻衣のおごりね!」
「え〜やだよ〜二人のなんだから二人で出すの!!」
「分かってるよ!でも明日はデートなんだ〜だから明後日ね!」
「ok!絶対だよ!」
私はこの時約束をしなければ・・・そう思うこととなる・・・
〜次の日〜
「お待たせ〜遅くなってごめん!」
「菜々!いいよ!大丈夫!早く行こうぜ!」
「うん!」
私たちは遊園地に来ていた・・・明日起こすことも知らず・・・楽しんだ・・・
第三章死・・・
「今日は楽しかった!ありがとう!また行こうね!」
「おう!またな!今度いきたいとこ探しとけよ!]
「うん!探してくるよ!楽しみにしてて!」
「またな!」
その日はそのまま帰った。
もうすぐ・・・もうすぐ私が亡くなる・・・・
運命の日・・・
「麻衣〜ごめん!遅れて〜」
「いいよ大丈夫!昨日は楽しかった?私たちも行ったよ〜も〜マジ緊張した〜菜々は?」
「私ももうやばかった〜心臓が持つかが心配したよ〜」
私たちは昨日の報告をし合っていた・・・信号の変わったのもきずかずに・・・
「ブッブー」
私は麻衣の前で引かれた・・・
「えっ?なにこれ・・・麻衣?私・・・どうなったの・・・」
私は麻衣を見た。
「菜々・・・菜々・・・ごめんごめんね・・・」
「麻衣?私もしかして死ぬの?」
「わからない・・・」
「もし死んだら翼君に・・・伝えて・・
私・・すごく楽しかったよ!翼君は違う人と幸せになって・・・そして・・・子供ができたら1番に見せてね!もし見せてくれなかったら翼君の子供になるからね!
頼んだよま・・い・・・」
そして私は死んだ。〜そして・・・〜
最終章別れ
「菜々・・・山田菜々は何処ですか!」
翼君は走って来てくれた。
「翼君!こっち!」
「あ・・・お前・・・菜々の友達の・・・」
「そういうことは後!早く!」
麻衣と翼君は走って来てくれた・・・でも私はお礼を言える日はなかった・・・
「菜々・・・俺だよ・・・翼だよ・・・やっと両思いになれたのに・・・」
「菜々目を覚ましてよ・・・そして笑ってよ・・・」
麻衣も翼君も泣いていた。看護婦さんも・・・みんな泣いていた・・・
[ピー]
私はみんなの前で完全に死んだ。
「翼君菜々がね・・・もし私が死んだら伝えてって言われた・・・
〜翼君私・・すごく楽しかったよ!翼君は違う人と幸せになって・・・そして・・・子供ができたら1番に見せてね!もし見せてくれなかったら翼君の子供になるからね!
って言ってた・・・だから幸せになって・・・・約束だよ・・・」
「菜々・・・そんなこと言うなよ・・・俺やっとめぐり合えたのに・・・」
「翼君!そんなこと言わないで!早く幸せになって・・・お願いだから・・・菜々の願いかなえてよ!!」
この時私は泣きたくなった。きっと魂が麻衣たちの気持ちを感じたんだと・・・・
私は思った。
「菜々・・・お前のことは一生忘れられない。それから・・・俺別のやつと幸せになれないかもしれない・・・でも頑張るから・・・お前もまた生まれ変わって幸せになれよ!・・・
さよならは言わない・・・」
そして翼君は去って行った。
「菜々・・・私も行くね!またくるね!バイバイ!菜々・・・」
それが麻衣と翼君たちを見た最後だった。
死んだ私は麻衣のバイバイを聞いたその後の記憶はなかった・・・
〜そして〜
「翼〜早く〜」
「待てよ!!菜奈がついて来れないだろう!」
「あっそうだった!ゴメン!」
菜々俺幸せになれたよ・・・菜々はどう?・・・・・
あとがき
こんにちは!捺乃佳帆です!
初めての小説です!まだまだ新米ですがよろしくお願いします!
さて私がこの小説ですが・・・人は絶対に死にます・・・そして誰かが悲しみます・・・そんな気持ちを書いてみました・・・言葉などおかしなところがあったら言ってください!
それではまたお会いしましょう・・・
捺乃佳帆
人は絶対に死にます・・・そして誰かが悲しみます・・・そんな気持ちを書いてみました・・・