チェンジさん始まった。
お姉さん久々に出ましたよ!(主人公と絡むとは一言も言ってない)
レポートの合間に何とか書き上げて投稿。
前回の投稿のあと、感想も頂いて、嬉しくなってついやっちゃいました。
レポートは終わったのかって?
HAHAHA!
お姉さんの所に戻る前にスキルを生産用に替えておこう。
今のステータスは…
Name:コウ Lv.22 人族
HP:310 MP:260
ATK:61/115 DEF:51/115
MAT:68/115 MDF:51/115
SPD:66/115 DEX:54/115
重量値:23/68 ステータスポイント:18
着々とステータスが強化されてきてるな。
ウルフたちと賊の経験値は結構美味しかったみたいだ。
確かこの前の襲撃の後にはLv.17だったと思うので、ポーション製作、ウルフ討伐、残党掃討で5レベル上がったみたいだ。
残党に関しては襲撃犯より人数もレベルも下だったし、ポーションも作ったのは10本で、実際にポーションになったのは最後の1つだけだと考えると、ウルフの討伐で得た経験値は結構多かったみたいだ。
経験値効率はかなり良さげだけど、多分、レアMOBの存在が大きいと思う。
それに普通の人は残党みたいにウルフの群れと『戦闘』してるんだろうけど、俺は基本的に奇襲して一方的に倒す『狩り』をやってきたように思うので、それもあると思う。ソロだから、フルパーティーの6倍は効率が良いってことだもんな。
ステータスポイントを振るのは後回しにして、今度はスキルを確認する。
選択中スキル
《魔力促進》Lv.30→35《格闘》Lv.24→28《魔力感知》Lv.21→27《錬金術》Lv.10→12《鑑定》Lv.26→29《魔力調節》Lv.14→18《調合》Lv.4→6《製革・製布・縫製》Lv.1→5《調理》☆Lv.1→5《クイックチェンジ》Lv.8→11
控え:《光魔法》Lv.16→17《闇魔法》Lv.16→17《火魔法》Lv.24→25《土魔法》Lv.16→19《風魔法》Lv.16→18《水魔法》☆Lv.20→22
スキルポイント:15
やはり全く関係のないスキルでも、取得していれば多少は経験値が入るようだ。
《調合》、《製革・製布・縫製》、《錬金術》、《調理》にも経験値が入っている。
まあ、本当に多少だが。
《魔力促進》、《格闘》、《魔力感知》は今回大活躍したので、結構高レベルになってきていてもしっかり上がっている。
そろそろ各属性魔法スキルもレベリングしたいところだ。特に、光と闇。
《闇魔法》も《光魔法》も、エンチャントしか使ってない。光は確か、さっき初めて使った気がする。
せっかく持ってるんだから、有効活用していきたいよね。
あ、《クイックチェンジ》のスキルレベルが10を超えたからチェンジに設定できるスキル数が増えたらしい。
これで3つ選べるようになったので、選択していてもメリットがないという事にはならなくなった。
正直、《魔力促進》はLv.10で魔力生成促進を覚えてからは使えるスキルとして化けたので、多分だけど、《クイックチェンジ》もそうなる(と良いな)と思っていたから、そこまで驚いていない。
取り敢えず、一つ一つの確認はまた今度にして、今はステータスポイントの割り振りとチェンジの登録を増やしておこう。
うーん、ダンジョンを攻略する為には、攻撃力よりも防御力が必要だと思う。
少なくともボスには、奇襲からの一方的なごり押しでは勝てない。
まずボス戦では奇襲が出来ないだろうし、ダンジョンのボスなら1人でいくら頑張ってもHPを一瞬では削り切れないだろう。
だから、攻撃を躱しきれなくても耐えられるくらいには耐久力が欲しい。
耐久力を上げるためには、ステータスのDEFとMDFを上げるのも良いけど、せっかくだからDEXを上げて、より良い装備を作るのもアリだと思う。
スキルのチェンジに登録するのは、常時、若しくは頻繁に使うスキルではなく、更に登録したスキル同士が同時に使わないであろうスキルを選ばないといけない。
生産活動中は革を作る過程で必要になりそうなのは、皮を浸す溶液があるから《水魔法》と、乾燥させる必要があるから《風魔法》かな?
それらと入れ替えるのは同じ生産系スキルでも、ミスマッチな気がする《調理》にしておこう。同じ生産系スキルだからもしかしたら相乗効果があるかもしれないが、如何せん低レベルなので、大して役に立たないだろうし。
どちらかというと、選択しておく理由は同じ生産系スキルだから、作業で得られる経験値が属性魔法スキルよりは多いというのが大きな理由だ。レベリングは大事。
いじった後のステータスがこちら。
Name:コウ Lv.22 人族
HP:310 MP:260
ATK:61/115 DEF:55/115
MAT:68/115 MDF:55/115
SPD:66/115 DEX:64/115
重量値:23/74 ステータスポイント:0
選択中スキル
《魔力促進》Lv.35《格闘》Lv.28《魔力感知》Lv.27《錬金術》Lv.12《鑑定》Lv.29《魔力調節》Lv.18《調合》Lv.6《製革・製布・縫製》Lv.5《調理》☆Lv.5《クイックチェンジ》Lv.11
控え:《光魔法》Lv.17《闇魔法》Lv.17《火魔法》Lv.25《土魔法》Lv.19《風魔法》☆Lv.18《水魔法》☆Lv.22
スキルポイント:15
ステータスポイントはDEFに4、MDFにも4、DEXに10振った。
取り敢えず、目下の目標は今つけてる装備よりも性能の良い装備を作ることなので、DEXに多めに割り振った。
スキルは完全に生産用の物だ。魔力関連は、あって困るようなものでもないので、つけておく。
これで準備はオーケー牧場。
後はジーナさんが暇ならいいんだけど…。
―――――――――
???視点
「はあぁぁぁぁ~…」
今日はほとんど製革作業をしていない。
昨日助けてくれた人が来るかと思って、ずっと準備していたからだ。
いつもは溶液だってテキトーに入口辺りに放っているし、皮を浸す用のデカい桶だって洗わずに置きっぱなしだ。
掃除だって隔週に1回するかどうか。
流石にこんな状態じゃあ、お礼する側としては申し訳なさすぎる。
だから、ずっと工房の中を掃除していた。
いやー。ゴミが出るわ出るわ。いつ飲んだのか思い出せないほど昔の酒瓶とかが出てきてビビった。昔は怖いもの知らずで鳴らした私だけど、病気には勝てない。
今度から気を付けよう。
そんなこんなでもう午後の6時前だ。
もう、今日は来ないと思う。
私が冒険者をやっていた頃は、朝の出発時間はバラバラだったけど、街に帰る時間は遅くとも4時には着くようにしていた。
それだけ夜は恐ろしいのだ。昼の、つまりは一般的な常識が通用しない世界。
一度だけ、帰ろうとする度に魔物に襲われて、街に着いたのが6時頃になった時があった。
あの時は本当にヤバかった。
薄暗くて目視するのが難しいし、単純に魔物が昼より強い。同じパーティーだった光魔法使いがMPを余らせていなかったらと思うと、ぞっとする。
そして、あの人はあれだけ躊躇なく人間を攻撃できるのだ。私よりよっぽど冒険者としての経験が豊富で思い切りのいい人なのだと思う。
だから、冒険者の心構えを熟知しているであろうあの人は4時頃には街に帰って来ているハズだから、この時間に来ないってことはもう今日は来ないってことだ。
お礼は絶対しなきゃいけないけど、ギルドには守秘義務とかがあって、あの人が来てくれないと名前さえ分からない。
まだまだ生産者としての腕は未熟だけど、今の私にはそれしかない。恩返しするなら、装備面で支援したい。
はあ、早くこの恩は返しておかねえと、気がすまない。
というか、今日だって4時には掃除をひとまず終えていた。いつもなら4時ならまだ製革作業をしてないといけないのに、集中できなくて結局こうして、机に向かってぼーっとしている。
どーしちまったんだろ。
コンコン。
ガタッ!
ビックリした。ノックか。
昨日も飲んだってのに、アーニュのやつ、また誘いに来やがったか?
いや、でも、あいつがノックなんてするわけないか。そのくらいの配慮が出来るならとっくに男捕まえてるだろ。あいつ顔だけは良いし。顔だけは。
てことは、知らない誰かか?
…ちょっと気を付けよう。
昔使ってたアイアンのメイスを持って、ドアに近づく。
会ってないうちに、勝手にハードルが上がっているという…
コウ君頑張れ!
あと、書いてるうちに一瞬ジーナさんの一人称を「俺」にしてしまいます。
俺っ娘も好きですが、ジーナさんは20前半という脳内設定なので、流石に年的に無理があるかな…なんて思います。
ですが、もし、「俺っ娘の方が良い!」なんて感想がきたら、迷わず俺っ娘にします。
だって好きですから!(良い笑顔)




