公安委員会とヴァンパイア
今回の話は長くなりました!すいません!
今回の話は公安委員会! 真尋たちの運命はいかに!?
ファンクラブを作っているという、八兄弟を倒したモカ達。 そのまま学園に向かった。
学園に着くと何やら生徒達の様子がおかしい。一体何があったというのだろうか…?
真尋「ねえ。モカさんなんかみんな僕たちの方見てない?」
モカ「う、うんめっちゃ見てるよ。」
サクラ「き、気にしないのが一番よ!さっ!早く教室に行きましょ!」
そういうとモカ達は教室に向かった。
真尋「教室でもめちゃめちゃ見られてるよ…。」
モカ「ど、どうしたのかな…」
サクラ「もぉー!!真尋!教室出るわよ!」
真尋「あ、うん」
ミゾレ「私たちも行くぞ」
真尋達は教室を出た。廊下を歩いていた。すると…
生徒「あ、あれは!!公安委員会だ!!」
九曜「お前が、坂口真尋だな?」
真尋「そ、そうですけど…」
九曜「お前に人間だという疑いがでてるいる。今すぐ来てもらう。」
真尋「な、なに!?」
な、なんと真尋に人間だという疑いがでていたのだ。
九曜「お前らは真尋の仲間だな?お前らもついてこい!」
ミゾレ「そ、そんな!真尋は人間じゃない!」
サクラ「そうよ!第一この学園に人間が入れるわけない!」
九曜「いいからこい!!」
サクラ「わかったわ!いってやろうじゃないの!無実を証明しましょう!真尋」
真尋「う、うん…」
真尋達は公安委員会についていった。
九曜「お前達は別室で話を聞く。真尋だけこい」
モカ達はそれぞれ別の部屋に連れて行かれた
九曜「こいつを縄で縛れ!」
部下「はっ!」
九曜「単刀直入に聞く。お前は人間なのか!?」
真尋「俺は人間じゃない!」
九曜「だがしかし!お前が人間だという疑いがあるのだ!」
真尋「ほんとにちがう!」
九曜「ほぅ。ならこれを見てみろ。」
そういうと九曜は指を鳴らした。 すると火の玉が現れた。その中にはモカ達の部屋が映し出されている。
真尋「み、みんな!!」
部下A「坂口真尋が人間だってことは知っているか?」
ミゾレ「真尋は人間じゃない!」
部下A「なぜそう言い切れる?」
ミゾレ「この学園に人間は入れないんだろ!?」
部下「じゃあ坂口真尋が何の妖怪か知っているか?」
ミゾレ「そ、それは…」
部下B「真尋は人間なんだよー?」
ナナ「真尋さんは人間なんかじゃないです!」
部下C「真尋がなんの妖怪か知ってる?」
サクラ「し、しらないけど…!」
モカ「真尋は人間じゃない!」
部下D「いいや…。真尋、人間。俺…ヴァンパイアの弱点知ってる。 水嫌い…。」
部下Dはモカに水をかけた。
モカ「きゃあああ!!」
真尋「もかさぁぁぁん!!」
九曜「ほら!今こそ変身するときではないか!?仲間を助けたいだろ!? 今変身したら疑いは晴れる! 仲間は助けれる!さぁはやく!」
真尋「そうだ!!俺は人間だ!だからモカさん達を離せ!」
なんと!真尋は自分が人間であると言った!
九曜「そうか!!人間と申すか! 諸君聞いたかね?」
なんと!部屋にいたはずのサクラ達が今の話を聞いていたのだ。
サクラ「そんな…真尋が人間だなんて…」
ミゾレ「嘘だろ…真尋!」
モカ「真尋…。私のために言わなくてよかったのに…!」
サクラ「!? モカあなた!真尋が人間だって知ってたの?」
九曜「そこの2人は解放してやれ、モカは同罪だ。牢屋に入れておけ! 坂口真尋は公開処刑をする!」
モカは牢屋に入れられた。
九曜「全生徒の諸君。坂口真尋が人間と認めた!これより公開処刑を行う。」
生徒「あれが人間!?うわぁ…」
生徒「ほんとだ!人間の臭いがする!」
生徒が集まり、真尋を眺めていた。
その頃…
ナナ「サクラさん!確かに真尋さんは人間だったけど、いつも助けてくれたじゃないですか!」
サクラ「違うんだよ…」
ナナ「え?」
サクラ「私が怒っているのはね。どうして友達なのに言ってくれなかったのかなんだよ!もっと早く知ってたら力になれたかも知れないのに…!真尋もモカもバカだよ!」
サクラは泣きながらそういった…。
ミゾレは真尋と初めて会った場所にいた。
ミゾレ「真尋…ここでお前と出会ったんだよな…。」
牢屋に入れられているモカは裏モカと話していた。
モカ「私はどうすればいーの…。」
裏モカ「お前は1人ではなかろう。仲間がいるだろ。」
モカ「そうだけど!もうよくわからないの…」
カナ「そんな事考えている暇はないわ。」
モカ「カナさん!」
カナ「離れてて」
そういうとカナは牢屋をぶっ壊した。
カナ「今は真尋さんを早く助けなくちゃ!1人じゃないわよ。」
モカ「え?」
モカが振り向くとそこには、サクラとナナとミゾレが立っていた!」
モカ「みんな…!」
サクラ「もか…」
サクラはモカと呼ぶとモカを叩いた。
モカ「サクラちゃん…ごめん」
サクラ「ふふっ。さぁ!早く真尋を助けに行かなくちゃ!」
モカ「うん!!」
九曜「今から!公開処刑を行う!!!!皆の者!よく見ておけ!」
そういうと九曜は火の玉を真尋に投げた。その時!
ミゾレ「はっ!」
ミゾレが火の玉を凍らせた!
九曜「ふん!来よったか!」
ミゾレ「サクラ!」
サクラ「あいよ!!真尋ー!!」
サクラは真尋の縄を切った。そして真尋とモカを連れて学園の屋上に向かった。
ミゾレ「ここは私たちで食い止める!お前らはいけ!」
九曜「ふんっ。逃がすか!」
真尋「サクラちゃん。ありがとう!」
モカ「真尋ー!よかった…」
サクラ「ちょっとモカ!離れなさいよ!」
モカとサクラで取り合いになっていた。すると!
真尋「グハッ!」
九曜「ははは!人間と妖怪は仲良くなれないのだよ!!人間は殺すべき!」
なんと!真尋は撃ち抜かれたのだ!
サクラ「う、うそ…!」
モカ「ま、まひろ…!」
真尋「モカさん…俺、この学園に来れてよかった…。色々あったけどモカさん達に会えてほんとによかった…九曜を!倒して…。」
そういうと真尋はモカのロザリオを外した
モカ「ま、まひろ? まひろー!!!」
モカがヴァンパイアへと変わっていく!
モカ「九曜!!貴様ぁぁ!!!!」
モカは九曜を猛烈な速さで蹴った!
ミゾレ「ごめん!遅くなった!中々手間取ってしまった…。 うそだろ!」
ナナ「まひろさん!!」
サクラ「私たちがついていながら…ごめん」
モカ「どけ!」
サクラ「な、なにするのよ!」
モカ「私の血を真尋に注入する!」
カナ「確かに治療能力の高いヴァンパイアの血を注入したら!」
サクラ「モカ。任せたわ。九曜は私たちが相手にする。」
モカ「いいのか?死ぬかも知れんぞ?」
サクラ「真尋だって怖かったんだ。きっと。だから!大丈夫!さぁ早く!」
モカ「すまない」
そういうとモカは真尋に血を注入し始めた。
九曜「流石、力の大妖ヴァンパイア!だが私にはきかぬ!」
サクラ「今度は私たちが相手よ!」
九曜「ふんっ!ザコどもが!いいだろう。そんなに死にたければ死なせてやる。俺の第二形態をお披露目しよう。」
サクラ「第二形態!?」
そういうと九曜は気合をため出した。そして!九曜が変身していく…
九曜「いくぞ!! どりゃー!」
ミゾレ「はー!」
九曜は火の玉を飛ばした。ミゾレが結界をはった!」
九曜「ふん!結界か!どこまで持つかな!?
」
ミゾレ「くっ!」
九曜「はー!!!!」
九曜の周りに光が!そして!放たれる!
ミゾレ「ぐあああ!!」
サクラ「きゃー!!」
九曜「くくく。弱すぎるこんなものか。トドメだ。」
そういうと九曜は火の玉を飛ばした
ミゾレ「くっ!はー!」
九曜「最後の力で守りきったか。だがもう終わりだ!」
モカ「まて!」
サクラ「モカ!?真尋は!!」
モカ「やれる事はやった!」
サクラ「そんな!」
モカ「いくぞ九曜! はー!!」
九曜「くくく!どうした。血を注入しすぎたせいか?弱いぞ! そんなんじゃ私には勝てぬ!」
モカ「がぁぁー!」
九曜「阿澄モカ!しね!」
九曜は火車を作り放った! 絶体絶命のその時!
九曜「なに!?」
サクラ「真尋!!」
モカ「ふん。やっと起きたか。このねぼすけが」
真尋「モカさん…俺…。」
モカ「あとは任せろ。」
九曜「貴様らあの世に送ってヤラァ!」
モカ「身の程を知れえー!!!」
九曜「ぐあああ!!!」
モカの強烈な蹴りが九曜の腹に入った。
九曜は敗れた。
サクラ「よかった!!」
真尋「モカさんありがとう!」
モカ「ふんっ。 ばかめ。」
生徒達が屋上に上がってきた。
生徒「なんだなんだ!おい!九曜が倒れてるぞ! これ真尋がやったのか!?」
生徒「まじかよ!少しでも疑った自分が恥ずかしいぜ」
生徒「それにしてもお前、あの九曜を倒すなんてなかなかやるな!」
真尋「ぼ、ぼくじゃないんですけどー…」
ナナ「まぁよかったですね!」
モカ「真尋」
真尋「?」
モカ「パクチュー。」
真尋「ソコイタイ!」