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雪女とヴァンパイア

気づけばもう6話も出してたんだなぁ。と自分で思います。更新ペースが早いから1日に2話とか出してしまうんですよね…。

さて!今回のお話は、冬にピッタリの雪女!真尋はいったいどうなってしまうのか!


俺の名は坂口真尋。学園に行く途中で会った美少女、モカさんはヴァンパイアなんだ…。そして次々に仲間が増えていき今では、サキュバスのサクラちゃん。アータルのナナちゃん。これからどんな学園生活が待っているのだろうか…。





新しい仲間、ナナが加わったことで真尋の学園生活は楽しくなった。 だが、裏で真尋に恋心を抱いている女の子もいるとかいないとか…


モカ「そういえば真尋。部活入らないの?」

真尋「部活かぁ。どんな部活があるのかな?」

モカ「見に行こうよ!」

真尋「そうだね!」

サクラ「私も見に行くー!そして真尋と同じ部活に入るー!」

ナナ「私もですー!」

モカ「あはは…。じゃあ行こうか!」

こうしてモカ達は部活探しに行った。

空手部「空手はどうだい!!楽しいぜ!」

水泳部「水泳はどうですかぁ!!私達が教えますよぉ!」

男子生徒「うっひょー!なんて可愛い人たちばかりなんだ!教えてもらいてえ…!」

美術部「美術なんてどうですかあ!絵を描くのは楽しいですよー!」

真尋「すごいなぁ色々な部活があるんだね。」

モカ「すごいねえー。水泳は無理かな…」

真尋「なんで?」

モカ「私ヴァンパイアだから…。」

真尋「あっ…そうか。ごめんね!」

モカ「いーよ!」

モカはヴァンパイアだから水が苦手なのだ!

お風呂などで使う水は特別な薬を入れているのであーる!

猫吉先生「あっ!真尋くんたち!新聞部に入らない?誰も入部してくれなくて…」

真尋「新聞部かぁ。いいですね!それならモカさんたちと一緒に入部できる!」

モカ「真尋…」

サクラ「じゃあ新聞部で決定ー!」

猫吉先生「じゃあ早速記事のネタを探しに行ってきてちょうだい!」

真尋達「はーい!」

それから真尋たちは新聞のネタになりそうな事を探しては新聞にして、それをみんなに配りまくった…。それから一週間後


モカ「順調だね!新聞部。」

真尋「そうだね。好評らしいよ!」

サクラ「まっ当然よね!苦労してネタを探してるんだから!」

ナナ「ふんっ!偉そうに。お菓子ボリボリ食べてたくせに。」

サクラ「なによ!うるさいわね!」

ナナ「太りますよー!」

真尋「あはは…。ん?」

真尋が外を見ると、こちらを見ている女の子がいた。

モカ「どうしたの?」

真尋「いや、こっちを見ていた女の子がいたからさ。」

サクラ「何々!新入部員!?」

ナナ「違うですよ!きっとサクラさんのアホ面を見に来たんですよ!」

サクラ「んなっ!!」

モカ「まぁまぁ。2人とも、落ち着いて…」

真尋の心の声「だれだったんだろう。あの子」

真尋は妙に女の子の事が気になった。

そして翌日…。

真尋「はぁ…なんだったんだろうか…。」

真尋がそんな事を思っていると後ろから誰かが話しかけてきた。

???「なぁ。真尋だよな…?」

真尋「ん?」

真尋が振り向くとそこには女の子が立っていた。

真尋「そ、そうだけど。あ!!!!君は確か昨日新聞部のところにいた!」

ミゾレ「あぁ。私の名はミゾレ。よろしくな」

真尋「ミゾレちゃん。何かようなの?」

ミゾレ「毎回、お前らの新聞を読んでいる。お前の新聞はいつも弱いものの視点から書いているから好きでな…。お前も…私と一緒なのかもな…」

真尋「…?」

ミゾレ「真尋来てくれないか。」

真尋「うん?いいけど。」

モカ「あれ?真尋は?」

サクラ「え?モカと一緒じゃなかったの?」

ナナ「私も知らないですー!」

モカ「どうしたんだろう…探しに行こ!」

学園に来ていない真尋が心配になった三人は真尋を探し行った。

ミゾレ「私はずっと1人だった。他のやつなんか信用できなかった。 けどな真尋…お前は信じれるんだ…私と一緒だから…お前と一つになりたい…。」

真尋「大丈夫だよ…!俺やモカさん達もいるから!1人じゃないよ!」

ミゾレ「私はお前がいいんだ。真尋。さぁ一つになろう…」

そういうとミゾレの姿が変わっていく…

ミゾレ「私は雪女。お前を凍らせて私のものにする…。」

真尋「そ、そんな…!落ち着いてよ!」

ミゾレ「落ち着いてるさ。さぁ…。」

真尋「い、いやだ…」

ミゾレ「!! お前も私を拒絶するのか!!真尋ー!!!!!!!」

拒絶されたことに対して怒ったミゾレは真尋の足を凍らせた。

真尋「な、なに!!足が!!」

ミゾレ「お前だけは違うと思ったのに…!お前だけが私の気持ちをわかってくれると思ってたのに!うわぁぁぁぁー!!!!」

ミゾレは雪の結晶を真尋に飛ばす。

真尋「うわぁぁぁぁー!」

ナナ「はー!!ファイヤーボール!今です!サクラさん!」

サクラ「はいよ!よっと!」

なんと!ナナが足の雪を溶かし、サクラが真尋を捕まえて空へと飛んだ。

真尋「サクラちゃん!ナナちゃん!」

モカ「真尋ー!!」

真尋「モカさん!」

ミゾレ「邪魔をするなぁー!!!」

ミゾレはモカ達に結晶を飛ばす。

モカ「きゃっ!」

真尋「モカさん!!サクラちゃんモカさんのところに!」

サクラ「はいはい!」

ミゾレ「くそー!!!!! コールドブリザードー!!!!」

ミゾレはモカにコールドブリザードを打った。

真尋「モカさん! えいっ!」

間に合った真尋はモカのロザリオを外した。

モカがヴァンパイアに変わってゆく。

モカ「覚悟はできているな?」

ミゾレ「ヴァンパイア…!くそー!」

モカ「はー!身の程を知れー!!!!」

ミゾレ「うわぁぁぁぁー!」

モカ「一人一人とうるさいやつめ。お前は本当に1人なのか?真尋がいるではないか。

ミゾレ「…」

モカ「お前は1人じゃない。」

真尋「そうだよ。俺らがいるから。さ!

ミゾレ「真尋…。」

モカはロザリオをつけた。

真尋「さっ。学園行こう!」

サクラ「あー!遅刻しちゃうよ!早く行こう!」

ミゾレ「あぁ…!」

放課後

真尋「さぁ!今日も部活がんばろう!」

モカ達「おー!」

真尋たちがやる気になっていると、ドアが開いた。

ミゾレ「や、やぁ…」

真尋「ミゾレちゃん!」

ミゾレ「いろいろ考えて、私も新聞部に入部しようかなと… 。

真尋「大歓迎だよ!ね!モカさん!」

モカ「うん! でも真尋は私のだからねー!」

サクラ「何言ってんのよ!真尋は私のよ!」

ナナ「違うです!真尋さんもモカさんも私のものですー!」

真尋「あーあはは…。」

ミゾレ「真尋…は私のだ」

サクラ「ちょっとあんた!新入りのくせにそんなこと言わないでよ!」

ミゾレ「胸しか取り柄がないおっぱいババアにそんな事を言われたくないな」

サクラ「んなっ!!!なんですってええ!!!」

真尋「2人とも!落ち着いて!」

サクラ&ミゾレ「真尋は誰がいーの!」

真尋「え、えーと…誰だろー…?」

モカ「私よね!真尋!カプチュー」

真尋「yes it isー!!!!」

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