アータルとヴァンパイア
妖怪学園に通うことになった坂口真尋。
学園に行く途中超絶美女の女の子、阿澄モカに会った。これから楽しい学園生活が始まるゾォ!と思っていた真尋だが。どうなることやら…。
真尋「はぁ。もう朝か。準備するか…」
モカ「真尋ー!おはようー!」
真尋「モカさん。おはよう!ってあれ?その胸の…」
モカ「あっ…ロザリオを付けたの!しかもねただのロザリオじゃなくて私のお父様が作った封印のロザリオなの。」
真尋「封印のロザリオ…?」
モカ「このロザリオをね、外すとヴァンパイアになっちゃうの。」
真尋「そうなんだ…」
サクラ「まっひろー!!おっはよー!!!」
真尋「あ、サクラちゃんおはよう」
モカ「さぁ行こっ!」
??「モカさん…可愛いなぁ…坂口真尋どうにかしてモカさんから離さねば…。」
真尋「はぁ…体育は苦手なんだよなぁ。」
モカ「真尋がんばろうね!」
サクラ「ちょっと!モカ!どいてよ!真尋は私と話したいのよ!」
モカ「違うよ!私だよ!」
モカとサクラが言い争いをしている中、1人の女の子が現れた。
??「坂口真尋!モカさんから離れろ!」
真尋「え?離れる…?っていうか君誰?」
ナナ「私の名前はナナよ!モカさんは私のものです!あなたはモカさんに近寄るな!」
真尋「そんな事いきなり言われても…。」
キーンコーンカーンコーン
モカ「真尋ー。教室に行こー。」
ナナ「モカさぁぁぁん!」
ナナはそう言うとモカに抱きついた。
モカ「キャ!?」
ナナ「あー。この程よい胸の柔らかさ。モカさんは私のものですー!」
モカ「誰なの?あなた!」
ナナ「私はナナですぅー!」
サクラ「モカがいちゃつくなら、私は真尋とー!」
真尋「うわあああ サクラちゃん!胸があたってる!」
サクラ「関係ないよぉ〜!」
モカ「!! 真尋…」
モカは泣きながら走って行った。
真尋「モカさん!!」
サクラ「行かせないから。絶対…」
ナナ「これで真尋もモカさんから手を引くことでしょう!はっはっはっ!」
武「おいおい。うるせえぞそこの女。」
忍「うるせーぞ!」
ナナ「あなた達に関係ないですー。」
そういうとナナは逃げた
武&忍「なめやがって…!痛い目みないとわかんないだろーなー!」
そういうと、武&忍兄弟はナナを追いかけた
ナナ「はーはーは…まだ追いかけてくる…どうしよう。隠れよう。」
武「おいおい!どこにいるんだー?隠れてないで出てこいよ!」
忍「ここにはいないっぽいぜ。」
武「そうだな。」
ナナ「はぁ。よかった。バカなやつらで…」
武&忍「誰がバカだってえ?」
ナナ「はっ!! 」
武&忍「はー!!!!!!」
武と忍は変身した。
武&忍「俺たちは天狗じゃぁぁぁ!!!」
ナナ「私だって!はあー!!!」
ナナも変身する…!
ナナ「私の正体はアータルよ。」
武&忍「アータル…?知らねえよぉぉぉ!」
「プチ豆知識」
アータルとは! ゾロアスター教の火の精霊(神)で拝火教と呼ばれるゾロアスター教では、力が強く、善なるものとされたのであーる!
武&忍「行くぞ!オラオラオラー!」
ナナ「はぁー!」
ナナは火の玉を飛ばした
武&忍「おらおら、どこ狙ってんだよ?」
ナナの心の声「飛んでいるから狙いがつかない!どうしよう…」
武&忍「ボサッとつったってんじゃねーぞ!」
ナナ「うわぁぁぁぁー! うぅ…」
武&忍「てめえ、みたいなやつ誰も助けに来ないぜ。だって性格悪いもんなぁー!」
ナナ「…」
ナナは考えた
ナナの心の声「思えばずっと1人だった。誰も仲良くしてくれない。この性格のせいで…私はずっと1人なのか…。」
武&忍「だーかーらーいっただろー!?突っ立ってたら死ぬぞぉぉぉぉ!!!」
モカ「ナナちゃん!危ない! うわぁぁぁぁー!」
ナナは「モカさん!」
モカ「ナナちゃん?あなたは1人じゃないからね。私がいるから」
ナナ「モカさん…」
武&忍「モカ…お前もついでに潰してやるよぉー!」
真尋「モカさん!危ない! グハッ!」
武&忍「あーあ。違うやつに当たっちゃったぁ。」
モカ「真尋ー!!!!しっかりして!」
真尋「ナナちゃん?君も1人だったんだね…。寂しかったんだね…。でも大丈夫だよ…。君は1人じゃないから…。俺たちがいるから! 頼りないし弱いけど…俺はモカさん達を守る!」
武&忍「うるせえーぞ!あの世にいけー!」
真尋「うわぁぁぁぁー! モカさん…」
真尋がモカのロザリオをとった。
モカの封印が解けたのだ! モカはヴァンパイアへと変わっていく…。
モカ「貴様ら…覚悟はできているな…?
サクラ「真尋…! あなた達覚悟はできるいるんでしょうね!」
モカ「はー!!!身の程を知れええ!」
サクラ「はー!!消えろー!!!!!」
武&忍「うわぁぁぁぁー!身の程を知りました…」
モカ「無茶しよって…。」
そういうとモカはロザリオを付けた。」
サクラ&モカ「真尋ー!起きてー!」
真尋「ん…。モカさん!サクラちゃん!」
モカ「よかったぁ。もう起きないかと思った!」
サクラ「さぁ、早く学園に戻らないと!」
真尋「そうだね。行こうか! ナナちゃんも。」
ナナ「はい」
それから時は過ぎ翌日
モカ「真尋ー!おはようー!」
真尋「あ。モカさんおはよう! 昨日はごめんね。」
モカ「いーよ!でもね…真尋が他の女の子と何かしてると嫌なの…」
真尋「モカさん…。」
サクラ「まっひろー!!おっはよー!」
真尋「おはよー!」
サクラ「もうー!ダメだからね!モカと変なことしたら!」
真尋「あ、え…」
ナナ「真尋さーん!おはようございますー!」
真尋「ナナちゃん!?」
ナナ「私…色々考えた結果…真尋さんも好きになりました! だから!これからはモカさんと真尋さん2人を愛します!」
真尋&モカ&サクラ「えー!!!!!!」
モカ「カプチュー」
真尋「タイミングゥゥゥゥゥゥ!!!」