出会いとヴァンパイア
俺の名は坂口真尋。どこにでもいる普通の中学生…だったけど、受験に失敗したんだ…。
これからどうなることやら…。
「いえー!受験合格したぜ!なぁみんなで飯でも食いに行こうぜ!」
「おいっ!真尋の気持ちも考えろよ!」
「あっごめん…。ま、まぁよ!大丈夫だって!次は受かるよ!じゃあな!」
みんなはそう言うと教室から出て行った。
真尋「くそ!なんで俺がこんなめに…!くそっ!…家に帰るか」
そういうと真尋はゆっくりと動き出した。まるでカタツムリのような遅さで…
真尋の父「ふっふふーん。ふっふふふーん。
おぉ!?なんだこれぇ?……これはっ!!真尋が喜ぶぞ!!」
真尋の父、茂之は足って家に帰った。
茂之「ドカン!真尋!真尋はいるか!」
真尋「なぁにい?」
茂之「ふっふっふ!これを見ろ! ドドン!
高校の合格紙だ!拾ってきたぞ!」
真尋「まっまっまじでぇ!?やったぁ!!!」
真尋は喜びました。そささて真尋は安心しました。
登校日当日。
真尋「はぁぁぁ。緊張するなぁ。それにしてもバスに乗って3時間は経つけどいつ着くのかな?…お!ついたぞ!」
バスがとまりました。バスを降りると赤い海がありました。
真尋「なんだか気味の悪いところだな…まぁいい。行くか。」
真尋は学校まで歩きました。森の中に入りただただ歩いていました。
「カー!カー!」
真尋「うわっ!びっくりした…。」
カラスの鳴き声が響きます。
真尋はひたすら歩き続けました。するとしばらくして、
「チャリン。チャリン。」
音が聞こえてきます。
真尋「なんなんだよ!もうやだよ!」
真尋は怖くなり走りました。すると
真尋「うわっ!!」
??「きゃっ!」
真尋と謎の少女はぶつかり、吹っ飛びました。
真尋「いてててて。なんなんだいったい」
??「いったぁい…」
真尋「はっ!!!なんて可愛い人なんだ!!!」
??「あぁ。なんでかっこいい人なのかしら…。
などと言う想像をしていました。
真尋「大丈夫ですか!?」
??「はい…」
真尋「よかったー!あなたも妖怪学園に?」
??「はい!あなたもですか?」
真尋「うん!そうだよ! 名前はなんていうの?」
モカ「モカです。阿澄モカ」
真尋「よろしくね!モカさん!」
モカ「あなたは?」
真尋「僕の名前は真尋だよ!」
モカ「宜しくお願いします!」
真尋「学校にいこうか!」
モカ「あっでもなんだか…私ヴァンパイアですから! ガブッ!チュルチュル」
真尋「俺の血ィィィィ!」