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【完結済】未来の君に、さよなら  作者: 朝倉夜空
第三学年・夏〈希望〉と〈初体験〉の物語
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第94話 美しくても美しくなくても、それが世界だ 1


 おそらく人類史上前例がないであろう、男性恐怖症の女と女性恐怖症の男によるデートは、市内のボウリング場で行われることになった。そこには当事者の月島と丸目まるめまもるだけではなく、もちろん俺と高瀬も行くことになった。


 彼ら二人だけだと「こんにちは」の次の会話が「さようなら」になりかねない。あるいはそれぞれ別のレーンでプレイしかねない。そんなのは到底デートとは呼べない。

 

 ボウリング場に着くと、すでに高瀬と月島とマルメの姿があった。俺が驚いたのは、そこに加えてもう一人、呼んだ覚えのない人物がいたからだ。


「ちょっと神沢先輩!」マルメは血相を変えて飛んでくる。「どうしてあの人・・・がいるんですか! ご存じでしょう? あの人は女性恐怖症の僕にとって、天敵なんですよ!」

 

 俺とマルメの視線の先にいる女は、ボウリング場とストリップ劇場を間違えているんじゃないかと思うくらい際どい格好をしていた。

 

 なぜここに柏木がいるのか聞きたいのは、こっちだった。しかし誰に聞けばいいかわからず戸惑っていると、高瀬が近寄ってきた。


「私のせいなの」と彼女は耳元でささやいた。「このデートのことを月島さんとスマホでやりとりしているのを、うっかり教室で晴香に見られちゃって。それで晴香『あたしも行く』って言って聞かなくて」

 

 その光景がありありと頭に浮かんで、俺は苦笑した。「あいつの辞書には『遠慮』って言葉がないからな」


「でもね、ものは考えようだと思うんだ」高瀬はミスを取り繕うように言う。「だって晴香ならどんな男女でもうまく結びつけられそうじゃない? たとえ異性恐怖症同士の男女でも」

 

 それはたしかに一理あった。「あいつの辞書には『不可能』って言葉もないからな」

 

 高瀬はうなずいた。

「実際にそれとなく事情を説明してみたら、『あたしに任せなさい』って張りきってた。晴香には何か良いアイデアがあるみたい。案外、怪我の功名になったりして?」

 

 みんな大怪我を負ったりして? と思ったが縁起でもないので黙っていた。すると、いちばん怪我をさせられそうな奴が口を開いた。

「神沢先輩、僕の話を聞いてるんですか」


「ああ、すまん」俺はマルメの肩に手を置いた。「まぁなんだ。言いにくいんだが、柏木がやってきた以上、もう帰すのは無理なんだ。本当に無理なんだ。どうにもならん。天災みたいなもんだ。台風とか雷を想像してみろ。おさまるのを待つしかないだろ? それと同じだ。やりすごすしかない。まぁこれも女に慣れるための訓練だと割りきるんだな」


「そんなぁ……」

 

 陰口を聞きつけたわけじゃないだろうが、そこで柏木がこちらにのしのし近づいてきた。マルメはまるでなまはげに怯える秋田の子どもみたいにびくびくして俺の背後に隠れた。


「ねぇ丸目君」と柏木はフランクに声をかけた。「あんた、女らしさを感じると、鼻血が出ちゃうんだって?」

「そ、そうですが何か?」


「ホントかなぁ? そんなことってある?」

「う、嘘だと思うなら、試してみてください」

 

 そう言われて躊躇していたら柏木じゃなかった。柏木は迷わず後ろ髪をかきあげると、腰をくねらせて、ウインクを送った。そんな悩ましいポーズをとったりなんかしたら、マルメじゃなくたって鼻血が出るというものだった。柏木の辞書には手加減という言葉もないらしい。


 約一名招かれざる客もいるものの、なにはともあれ役者が揃ったので、俺たちはこれからどうしようか話し合った。もっともボウリング場に来ているのだから、やることといったらボウリングを置いて他にはない。


 そんなわけでまずは二人一組でチームを作って、ワンゲーム対決をする運びとなった。一組は今日の主役である月島・マルメペアで決まりとして、問題はもう一組をどうするかだった。本来であれば俺と高瀬がすんなりペアを組んでいたところだが、誰かさんが飛び入り参加したせいでそうもいかなくなってしまった。

 

 聞けばどうやら高瀬も柏木もむしゃくしゃすることがあったらしく、ピンでもなんでも吹っ飛ばせるものは吹っ飛ばして気晴らししたいとのことだった。それなら話は早かった。もう一組は高瀬・柏木ペアで決まった。観戦することになった俺は内心ほっとしていた。


 なぜなら俺はボウリングに対してちょっとしたトラウマがあるからだ。ガキの頃に指が穴から抜けなくなって、もう一生このままなんじゃないかと不安になって泣いて喚いた覚えがある。

 

 チーム分けが終わると、月島がグローブをはめながら口を開いた。

「おい坊や! キミは私のことが好きなんだってな?」

 

 マルメは直立不動になる。「は、はい!」


「そんなに私が好きかい?」

「もう、ストライクです」


「ん? ボウリングだけに?」

「いや、そういうつもりじゃ……」

 

 月島はくすくす笑った。そして前髪を払った。

「マルメ君。よく聞きなさい。私の今日の目標は、ずばり、キミとハイタッチをすることだ。男に触れられない私にとって、それはなかなかどうして高いハードルである。だから私がハイタッチせずにはいられなくなる、エクセレントでドラマティックなストライクを決めるのよ。いいね?」

 

 マルメは力強くうなずいた。しかしすぐに鼻から赤いものを垂らした。また柏木がいたずらにセクシーポーズでもとったのかと思って振り返ると、彼女はただ目に入ったゴミを指でとっていただけだった。目に入ったゴミをとる姿までセクシーな女なんて、そうそういやしない。


 ♯ ♯ ♯


 第3フレーム。

 

 華麗なフォームでスペアをとった柏木は、高瀬とハイタッチを交わして待機所のボックス席へ戻ってきた。高瀬は次の投球への準備に余念がなかった。その隙をみて俺は柏木に声をかけた。

「おい、なんで来たんだよ?」

 

 彼女は不敵に笑う。「月島と丸目君がくっついちゃえば、あたしとしてはライバルが一人減るわけだからね。そりゃあ来るっきゃないでしょ」


「あの二人をくっつけるための良いアイデアがあるんだって?」

「まぁね。秘策と言ってもいい」


「何をする気だ?」

「楽しみにしてなって。後でちょっと面白いことになるから」

 

 嫌な予感しかしなかった。嫌な予感といえば、高瀬と柏木がペアを組むことが決まった時にも胸騒ぎがしていた。

「何を企んでるか知らんが、高瀬とケンカするのだけはやめてくれよな」


「大丈夫だってば」柏木はけろりとした声を出す。「悠介も知ってるでしょう? あたしたち、本当の本当に仲直りしたんだから。もういつかみたいに面と向かってバチバチ罵り合うことはないですよーだ」

 

 そうだといいけどな、と俺は切実につぶやいた。


 第5フレーム。


 またしてもスペアを決めた柏木は高瀬とハイタッチして戻ってきた。ご機嫌そうに鼻歌を歌っていたが、それも束の間、スマホを見て小さく舌打ちした。


「どうしたんだよ?」と俺は言った。

「聞いてよ。実はさ、SNSで変な女に絡まれてるんだよね」


「変な女?」

「そう。ヘンだしバカだしイヤな女。なんかね、この夏に処女を卒業するのが目標っていうどっかの女子高生」

 

 おいおい冗談だろと思いながら俺は話の続きを待った。


「この女、『今日はダメだった』とか『明日こそがんばるぞ』とか、そういうのをあけすけにSNSに投稿してんの。なんの恥じらいもなく。それであたし、こういう女がいるから女子高生が世間から白い目で見られるんだって投稿したわけ。そしたらそれがフォロワーづてに向こうに伝わっちゃったみたいで、それ以来バチバチやりあってるの」

 

 柏木はスマホの画面を見せてきた。彼女のもう一人の自分〈ハッピー番長〉と非難の応酬をしているのは、他ならぬ〈アイリ〉だった。マナー講師が見たらショックで失神するような汚い言葉で、互いを罵り合っている。

 

 そこでアイリが、いや、高瀬が、見事ストライクを決めて戻ってきた。柏木は拍手で高瀬を迎えた。高瀬は笑顔でそれに応えた。二人はハイタッチをして互いの健闘をたたえ合った。そして離れて座ると、同時にスマホを手にとって、同時に眉をひそめた。


 むしゃくしゃすることがあったと口を揃えて言っていたのはこういうことか、と俺はようやく合点がいった。


 ネットでケンカをした相手と一緒にリアルで憂さ晴らしをして、またネットでケンカしているのだから、人間というのは本当にわからない。


 せっかく治りかけている俺の人間不信が再発したら、たぶんそれはこの二人のせいだ。


 ♯ ♯ ♯


 ボウリング対決はチームワークの良さを存分に発揮した、高瀬・柏木ペアの圧勝で終わった。


 もっともこのワンゲームにおける月島・マルメペアの目標は勝利ではなかった。月島がマルメにハイタッチすることだった。ところが肝心のマルメときたらストライクを決めるどころかスペアすらまともにとれず、終わってみれば投球の半分はガターというひどい有り様で、見せ場と呼べるような場面は一度も作ることができなかった。


 そんな体たらくでは月島が思い描いていたような〈思わずマルメとハイタッチしちゃった、エヘッ!〉なんてことになるはずもなく、今日の目標達成は難しいように思われた。

 

 それでもくじけたりしないのが、この一年生の殊勝なところだった。マルメは月島先輩と絶対にハイタッチしてみせますと豪語して、しばし一人で練習に励んだ。投球フォームを俺にスマホで撮影させて、どこが悪いのか研究に研究を重ねた。


 彼がツイていたのは、身近に良い先生がいることだった。そして彼がツイていなかったのは、その先生がよりによって天敵の柏木であることだった。マルメはひとしきり迷ったあとで、背に腹は代えられないと思ったのか、柏木に教えをうた。


 運動神経抜群の柏木は二つ返事でそれを引き受けた。そして厳しいレッスンを開始した。もちろんマルメはレッスン中に何度も鼻血を出した。センセイの一挙手一投足がいちいち女らしさ全開だからだ。文字通り血の滲むような努力のおかげもあってか、かすかに上達の兆しが見えてきたところで、騒ぎが持ち上がった。

 


 騒ぎは月島を中心に起きていた。見れば月島は二人の若い男に絡まれていた。二人組は月島の隣のレーンに来たばかりの客だった。チンピラみたいな大学生か、大学生みたいなチンピラに見えた。片方は外国人風の顔だちで、もう片方は日本人的な顔だちをしていた。どうやら月島のこぼしたドリンクが外国人風の腕時計にかかったかからないでトラブルになっているらしかった。

 

 まずいな、と思った俺は月島の元へ向かおうとした。すると誰かが袖をつかんでそれを止めた。柏木だった。「大丈夫。計画通りだから!」


「計画通り?」俺は彼女の話を思い出して、ピンときた。「これがおまえの言っていた、月島とマルメをくっつけるための『秘策』か?」

 

 柏木は親指を突き上げる。「ねぇ悠介。春にあたしと恋人になったでしょう?」

 “仮”はつくがたしかになった。12日間限定の恋人関係。


「デートでゲーセンに行った時、二人組の男に絡まれたじゃない。もしあれが映画だったら完全に悪役の二人組。それでクイズゲーム対決をすることになって、あたしたちが勝って、イヤッホーってなった。そこからヒントを得たの。結局ね、男女が仲良くなるには、一緒にピンチを乗り越えるのが一番なんだって」


「つまりあの柄の悪い二人組はおまえが用意した“悪役”ってわけか?」

「そゆこと。ちょっと予定より来るのが早かったけど、無報酬で働いてくれてるわけだし、そこはご愛嬌ってことで」


「どこであんな『いかにも』な連中と知り合ったんだよ?」

 

 柏木は得意顔でスマートフォンを取り出し、SNSの画面を見せてきた。

「あたしを誰だと思ってんの。21万人のフォロワーをかかえる〈ハッピー番長〉様だよ? あたしの書いた台本通りに動いてくれる役者をたった二人見つけるくらい、楽勝だっての」

「よく顔もわからん人間を信用できるな」


「顔はわからないけど名前はわかるもん」と言って柏木はスマホを確認した。「えっと、たしか〈のりしお〉さんと〈コンソメ〉さんだっけ。きっと日本人顔の方が〈のりしお〉さんで、外国人顔の方が〈コンソメ〉さんだよね」


「それは名前じゃなくてアカウント名だろ」


「揚げ足とらない」柏木はスマホで小突いてくる。「とにかくダイジョブだから。あの二人にはSNSで事前にきちんと説明してる。月島の恐怖症のことはもちろん、このデートの意義も。そのうえで、指示を出してんの。なんでもいいから因縁をつけて、ボウリング対決に持ち込んで、最後は悪役らしく負けてあげてねって。そんなわけで悠介。つべこべ言わないで、総監督のあたしを信じなさい」

 

 そんなにうまくいくかなと思いつつ、俺は事態を静観することにした。


「どうしてくれんだよ」とコンソメが腕時計を外してまくし立てた。「150万するんだぞ、この時計。ジュースがかかったせいで壊れちまったじゃねぇか」

 

 のりしおは大袈裟に肩をすくめる。「こいつを怒らせると怖いよ。女だって容赦ないから。キミ、弁償するしかないね」

 

 月島が何も言い返せないでいると、そこへマルメが駆け寄っていった。

「なんだおまえ」コンソメは彫りの深い顔をしかめる。「この娘の彼氏か?」


「彼氏なんて百年早いです」とマルメは臆せず答えた。「学校の後輩です。今日は僕が無理を言って、デートに付き合ってもらったんです」

 

 ヒュー、とのりしおは冷やかす。

「愛しの先輩の代わりに、後輩君が弁償してもいいんだよ? 連帯責任ってやつだ」

 

 マルメはやはり動じない。さすが幾度も修羅場をくぐり抜けてきただけある。

「そもそも本当に先輩のジュースがかかったせいで壊れたんでしょうか? 150万円もする高級腕時計にしては、あまりにも脆いですね」


「おまえ、何が言いたいんだよ?」


「はじめから壊れていたんじゃないですか?」とマルメは少し怒気をこめて言った。「なるほど。タグホイヤーですか。僕にその腕時計を見せてください。こう見えても僕は時計には詳しいんです」

 

 のりしおとコンソメは顔を見合わせた。そして声を合わせ、やだね、と答えた。

 

 それからしばらくのあいだ、見せろ見せないの押し問答が続いた。やがてのりしおがわざとらしく手を叩いた。

「いいこと思いついちゃった。せっかくボウリング場にいるんだし、ボウリング対決するってのはどうだ。2対2だし、ダブルスで」

 

 面白そうじゃん、とコンソメが芝居がかった口調で続いた。「おまえたちが勝ったら、腕時計のことは許してやる。でもその代わり、オレたちが勝ったら……わかるよな? まさか愛しの先輩の前で断らないよな? カッコいいとこ見せなきゃ。そうだろう? 見かけのわりには立派な後輩君?」

 

 月島はマルメに対し無言で首を横に振っていた。その顔にはまだ、まさかこんな馬鹿げた挑発には乗らないだろうというような楽観があった。マルメはそこまで馬鹿じゃないだろう、と。


 彼女が忘れちゃいけなかったのは、先ほどのボウリング対決でマルメが見せ場をまったく作れなかったことだ。さらにもうひとつ、好きな女の前では男はおそろしく馬鹿になるってことだ。


 カッコいいとこ見せなきゃ。そのセリフはマルメの闘志に火をつけたに違いなかった。

「いいでしょう。受けて立ちましょう」

 

 何も知らない月島はやれやれとばかりに肩を落とし、のりしおとコンソメはしめしめとばかりに眉を下げた。


「ちょっと神沢君!」高瀬が慌てて声をかけてくる。「これってまずくない? 止めなくて平気なの?」


「心配いらんと思うぞ」と俺は言った。「茶番だから」


 

 茶番であれなんであれ、マルメはがんばらなきゃいけなかった。ある意味では彼の一投一投にこの場にいる何人かの未来がかかっていた。


 しかし威勢の良さとは裏腹に、先ほどのゲーム同様、マルメは良い投球を見せることができなかった。むしろ月島の方がチームを引っ張っているくらいだった。柏木の熱血指導もむなしく、スコアにはガターの字が並んだ。

 

 一方のりしおとコンソメの二人はある程度経験があるらしく、完璧とは言えないまでも、そつのない投球で着実にスコアを伸ばしていった。

 

 そのようにして勝負は悪役チームの優勢で進んだ。第5フレームを終えた時点で早くも20点以上の差がついていた。マルメの実力や残りのフレーム数を考えると、決して小さい点差ではない。

 

 一抹の不安を覚えた俺は総監督に耳打ちした。

「まさかとは思うが、あいつら、台本を忘れてたりしないよな?」


「大丈夫だって」柏木は鼻先で笑う。「これも演出のイッカンでしょ。点差が広がれば広がるほど、逆転した時の盛り上がりもひとしおだから」

 

 そこで出し抜けに背後から男の声がした。ハッピー番長さんですよね、とその声は言っていた。振り返ると俺たちと同い年くらいの男が二人いた。どちらも小太りで眼鏡をかけて汗だくになっていた。「あんたら誰?」と柏木は訝しそうに言った。


「遅れてすみません。〈のりしお〉です」

「SNSで約束した、〈コンソメ〉です」


「何言ってんの」柏木はちょっとうろたえた。「だってその二人はもうここに来て、もうとっくに台本通りに動き始めているのよん?」


「そう言われましても」片方がスマホを取り出し、SNSの画面を見せてきた。「この通り、〈のりしお〉は僕ですよ?」

 もう片方も続いた。「見てください。僕こそが〈ハッピー番長〉さんのフォロワーの〈コンソメ〉です」

 

 とたんに柏木の顔が青ざめた。それでは、と考え俺も血の気が引いた。


 それでは今、月島・マルメ組と対決しているあいつらは――。

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