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【コント】先生とぼく

作者: オレカタ!
掲載日:2022/04/10

ぼく「体育の山本先生に呼び出されたよ。アノことがバレたのかなぁ。どうしよ?とりあえず流れにまかせるか。(コンコン)失礼します」


先生「おー、来たか。まあ座れ」


ぼく「はい」


先生「お前、何で呼び出されたかわかってるな?」


ぼく「いや、わかりません」


先生「なるほど、そういう態度か。だが反抗期特有のわかりませんは、わかっているということ。フフッ、飛んで火に入る夏の虫とはこのことだな」


ぼく「…もしかして、カンニングしたのがバレたんですか?」


先生「えっ、お前カンニングしたの?」


ぼく「はい、やってしまいました」


先生「お前、そういうことはなぁ、どんどんやったほうがいい!」


ぼく「えっ、いいんですか!?」


先生「やらないで後悔するより、やって後悔する!それが若さだ!」


ぼく「そうなんですか?」


先生「ところで、カンニングがバレたと言うことはまあ、停学か、お金で解決か、イエローカードだな」


ぼく「じゃあ…イエローカードで」


先生「ピピーッ!イエローカード!さて、呼び出した理由だが…」


ぼく「え、それだけ?そんなんでいいんですか?」


先生「さて、どうして呼び出されたのかってこと、わかってるんだろうな?」


ぼく「いやあ、わからないんですが」


先生「わからない?フッ、その手は桑名の焼きハマグリというわけか」


ぼく「ひょっとして、山川さんのブルマを盗んだのがバレたんですか?」


先生「えっ、お前ブルマ盗んだの?」


ぼく「はい、つい出来心で」


先生「ピピー!レッドカード!」


ぼく「えっレッドカード!もしかして、退学ですか!」


先生「レッドカードはイエローカード二枚分だ!覚えとけ!ところで…」


ぼく「それだけでいいの!ホントにそれだけでいいの!」


先生「ところでブルマを盗んだと言うことは、ルーズソックスも盗んだと言うことだな」


ぼく「なんでそうなるの!」


先生「靴下だけでなく、気も緩んでいたと言うわけか」


ぼく「靴下は盗んでないですって!」


先生「緩みついでに堅い口も開いたらどうだ?すべてお見通しだぞ!」


ぼく「ひょっとして、校舎裏でタバコ吸ったのがバレたんですか?」


先生「えっ、お前タバコ吸ったの?」


ぼく「はい。吸ってしまいました」


先生「お前、タバコなんて吸って!嫌がらせか!」


ぼく「は?」


先生「先生、禁煙中だぞ!クソッ!タバコの話すんなよ。そんなことより…」


ぼく「え、おとがめ無しですか!?タバコ吸ったんですよ!」


先生「タバコの話すんなって!」


ぼく「わ、わかりました」


先生「ったく、ストレス溜まるわ…ブゥ~」


ぼく「アレ?先生いまオナラ(笑)」


先生「おい、お前!なにがおかしい!真剣な話してる時に!」


ぼく「す、すみません」


先生「なにがおかしいって聞いてるんだ!」


ぼく「そ、それは…」


先生「先生がうんこ垂れたからか?」


ぼく「うんこ!いい歳してうんこ!なにを垂らしてんすか!」


先生「でもパンパース履いてるから大丈夫!」


ぼく「それはシャレになんないですよ!」


先生「先生は言ったぞ」


ぼく「え?」


先生「口に出すのも恥ずかしい、うんこを垂らした事を自分の口で言った。お前にも自分の口から言ってもらいたい。正直に言ってくれるな?」


ぼく「先生、そのためにわざとうんこを…。わかりましたアノことですね。そうです、大野君の給食費を盗んだのは僕なんです!それだけじゃありません。武田君のも、江藤君のも僕が盗ったんです!全部僕がやったことなんです!!」


先生「ドンマイ!」


ぼく「えっ、ドンマイ?給食費盗ったですよ!」


先生「フッ、地獄の沙汰も金しだいと言うわけか。やるな」


ぼく「むしろ褒められてる?」


先生「だが閻魔様に舌を抜かれる前に、正直に話したらどうなんだ!もっと大事な話があるだろ!」

ぼく「えっ、いや、もうこれ以上の話はないんですけど…」


先生「まだシラを切るつもりか?」


ぼく「いや、もうホントにないんですけど」


先生「そうか。お前の口から言ってほしかったんだがしょうがない。…お前、カンニングしただろ」


ぼく「え?」


先生「試験官の山本先生が見てたんだぞ!」


ぼく「最初に言いましたよ!」


先生「正直に言ってくれれば、大目に見てやろうと思ってたんだが」


ぼく「それ最初に言いましたって!」


先生「カンニングなんかしてどうなるかわかってるんだろうな!」


ぼく「勘弁してください!」


先生「ピピー!イエローカード!!帰って良し」


ぼく「結局それかよ!助かったぁ!」


【完】


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