Border
先輩が卒業するから卒業をテーマに作ってくれ!と依頼され書きました。
「お前の立ち位置なんやねん」と言われボツになりました。
毎回求められているものと違うものを書いちゃうのは中二だったからでしょうか。
今もそうなのでこれはもう性分ですね。
1.意味もないのにやけに騒いだりしたりして
人の気を惹こうとして失敗してみたりして
意味がないようにしか思えないその行動を
本気でやっていたあのころ微かにうろ覚え
何かと色々なこと考え付いたりして
すぐに違う事に興味を持って忘れたりして
そしてよく食べ、よく寝て、よく遊んで 笑って
メイワクやオセジなんて言葉は知らなかった
その中には大人になるにつれて忘れてゆく大事なことも
沢山あった でも思い出せない
色々な事がありすぎて
※もう少し早く気が付けば良かったね、と
大人と子供の間の境界線
何をやっても許された時代 今はもう影の中
アルバムを見ても何も思い出せないだろう
2.大人に対してやけに反抗したりして
冷たい態度とって弱い自分隠したりして
だらしないようにしか思えないその格好を
格好いいと言って町を出歩いてみたりして
何かと生意気なこと言ってその都度怒られて
その度に悪口吐いて家を飛び出して
また夜になるといつの間にか家に帰ってて
少し気まずいなりにも謝る素振りを見せて
やり場のない複雑なこの気持ち 隠せられないこの気持ち
表せられない でも表したい
このままじゃ誤解されたままだから
※もう少し早く気が付けば良かったね、と
大人と子供の間の境界線
何をやっても許された時代 今はもう影の中
アルバムを見ても何も思い出せない
※あの頃の記憶の中の浅はかな言動も
今となってはキラキラ光る大事な宝物
手と手を取り合うことさえ出来なかったあの青春
いつか絶対誰もが越えなきゃいけない境界線
いつか分かる時がくるのを信じている
その時は君は僕に微笑みかけてくれ