無題
懲りずに「冬のラブソングを作ってくれ」と頼まれて懲りずに書きました。
「恋愛ちゃうやんけ!」「なにがじゃ恋愛やんけ!」
やっぱりボツになりました。
1.車のヘッドライトに合わせネオンが揺れるのに気付いた
どれくらい経っただろう 真夜中の公園
いつの間にか雨は白い雪に変わっていた
思いは涙となり冷たい風に晒され
白い羽は地上に降り淡く切なくとけゆく
それは静かな訪れ 春はまだ夢の中
※夜空は黒く胸に響き たまに星が見え隠れする
雨は静かに路上で輝き 何故か心に残る
君に会いたいなんてことは恥ずかしくて言えないけれど
それでもいいよ まだ何も知らない もう届かない恋
2.君と交わした言葉なんて 大したものではないけれど
あれはかけがえのない 大切な思い出
ふさぎ込んだ心優しくとけゆくように
心の傷の隙間 君という欠けた欠片
それは1人きりのWinter song
口ずさんで夢の中 また春が来るように
※寒さは今日も心を通り 考える事を凍らせた
街路樹の葉は全て落ち去り 空は高く影は薄い
涙は頬を伝うことを忘れてただぼんやりとする
この悲しさは季節柄なのか 落ち葉についた霜の跡