人斬りの鬼
中学で教頭先生から受けた道徳の授業で差別がテーマになった時に思いついた曲ですね。
教頭先生は歴史が好きだったのでそっちにからめて授業したやつです。
内容は忘れましたが先生の名前は馨♂でした。かおるちゃんって呼んでました。無礼。
1.古の時を奏でよう
これはお話 だけど真実
還らずの歌を言葉にしよう
さあ語り始めよう
昔々ある時代ある国ある場所に
平安の名を持つ都がありました
夜な夜な鬼が出るという噂がありました
だけどそれは誰もが知ってました
鬼たちは辻に立ち 通りを行く者に目を光らせ
爪を持たぬ代わりに得物を腰にさげてました
※忌み嫌われるが故に闇に身を潜めて生きる
その者たちの呼び名は「人斬りの鬼」
無実の罪を償うため咎人を屠る
赤い髪を風に靡かせて
2.それはそれは残酷な怪物のお話
人々に厄災を運ぶという噂
だけどある少女は真実を知ってました
鬼は優しい目をしてるのです
今日もまた全てを受け入れ
生きることだけを望みとして
愛されぬ代わりに優しさを胸に抱いて
※人々と異なる外面の姿を持つ
舶来の記憶は遠く血は既に薄く
されど言葉も心も通い合うことはなく
蒼い瞳を曇らせる
※忌み嫌われるが故に闇に身を潜めて生きる
その者たちの呼び名は「人斬りの鬼」
赤い髪を風に靡かせて目を閉じる
思いおこすのは母の微笑み
※人々と異なる外面の姿を持つ
故に恐れられ呼ばれる「人斬りの鬼」と
生きる事さえ罪を歌われるが故に都を守ることを贖罪とする
かつて古のとある国では人の世に鬼が住んでいました
これはお話 古の奏で
綺麗な瞳の鬼の物語




