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【短編集】はじめまして

物書きの夜【200文字小説】

作者: 山石尾花

 一日をリセットするには、シャワー程度じゃ物足りない。


 濡れた髪を拭きながら、濃いめのコーヒーを淹れる。


 ガラス棚から取り出したのはスコッチ・ウイスキーの瓶。


 ほんの気持ち、カップの中にとろりと垂らす。


 香りの波紋が広がり、狭い部屋を満たしていく。


 熱い液体を一口。


 頭は冴えるのに、体はほろ酔い。


 ゆるりと飲み干して、それからパソコンに向かうのがルーチン。


 ほぐれた体を椅子に預け、私は今日も文字の海へとダイブする。

※twitter診断メーカーよりお題

『コーヒー(hotでもcoldでも可)』と【ほろ酔い】

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― 新着の感想 ―
[良い点] 短い文字数でまとめられていながら、大人な雰囲気が出ていて良かったです。 仕事終わりはぐだっとしてしまうのですが、矢上さんの真似をして呑みたくなりました。ちなみに味はどんな感じなんでしょう?…
2016/09/03 18:08 退会済み
管理
[一言] 大人な雰囲気ですね~。 ゆったり流れる時間が出てて、引き込まれます。 アイリッシュ・コーヒーというのも、なかなかオシャレですね。 アイリッシュ・コーヒーであってますよね?
2016/08/30 20:25 退会済み
管理
[良い点] なるほど、洋風ですね? 日常生活を無事に終えて、残り少ない自分の時間をこういう具合に演出するのですか。いやぁ、大人ですね。 それにしても、せっかく気持ちよくなったのだから、字界めぐりをし…
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