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チート魔女に召喚されました。  作者: 熾悠
第1章 チート魔女に召喚されました。
13/165

13. お酒と雨と紫色のジュースと。

 それからというもの、四人で採集や討伐、たまに教会に遊びに行ったりとそんな日々。

 そして、四月も下月(かげつ)に差し掛かった頃。


「さあ、今日は飲むわよ!」


 三人がランク5に昇格したということでロティアからお祝いの提案があった。既に俺の手に手錠をかけていて強制連行する気満々である。

 まあこんなこともあろうかと三人のポイントはあらかじめ確認しており、そろそろ昇格しそうだったのでルナには今日は遅くなるか帰れないかもしれないと伝えてある。


 というわけでギルド横の酒場……ではなく三人の家に連行され、ヴラーデが作った料理とロティアがどこからか仕入れた大量の酒が振る舞われる。


「なによぉー、私の酒が飲めないっての!?」


 ロティアがうざい。日本人の未成年としての意識があるので酒は断りたいとこだが……


「まあいいわ、ルナさんにも止められてるしー」


 助かった。いつ言い聞かせたのかは知らんがグッジョブだルナ。


「じゃあヴラーデ! 飲みなさい!」

「え!?」


 標的が自分に変わり驚くヴラーデ、一応この世界基準で成人している彼女だが、一歩を踏み出せないのかまだ飲んだことがないらしい。


「わ、私は……」

「じれったいわねぇ……ヨルトス、抑えなさい!」

「え、ちょっと……離し……」


 言われるなりヨルトスがヴラーデの後ろに回り羽交い絞め。ヴラーデも抵抗はしているが抜けれなさそうだな。

 因みにヨルトスも地味に飲んでいる酒の量が多いが、相変わらずのポーカーフェイス。こいつ苦手なものとかあるのだろうか。


「さーて……酔ったヴラーデちゃんはどうなるのかしら?」

「ひっ……やめっ……」


 そして強制的に口に注がれる酒。その結果――




「うふふ……ヨータ♪」


 いつもの強気な性格はどこへやら、満面の笑みで俺の腕に抱き付いて甘えてくる。

 最初こそ強制だったが、今は自分から飲んでいる。そんなに飲んで大丈夫か?


「あっあれ食べたい! あーんさせて?」


 ……可愛くてドキッとする。ヴラーデが示した料理を手に取り、


「あ、あーん」

「あーむ……うん、おいしっ♪」


 自分で作ったものだろうに。しかしこうして改めて見るとやっぱり顔立ちが整っていて、そんな人にこうされるとドキドキしてたまらない。


 ……落ち着け、こいつは酔ってるんだ、酔ったらこうなる奴なんだ。覚めればまたいつものヴラーデだ。


「んふふ……ヨータ♪」


 ……落ち着かない。


「いいぞー、もっとやれー」


 お前は黙ってろ。




 結局ロティアが寝るまで続き、空になった食器の片付けとかはヨルトスがやってくれた。俺はヴラーデのせいで動けないしな。


「そういえば俺はどこで寝ればいいんだ?」


 ロティアを部屋まで引きずりで運んで戻ってきたヨルトスに聞いたのだが、


「私と寝ましょっ!」

「……ヴラーデ? 落ち着け? 俺男、お前女、オーケー?」

「私がいいって言ってるのっ! ……それとも、私とじゃ嫌?」

「うっ……」


 涙目で見つめられると……


「……わかったよ」

「ありがとっ! じゃあ……」


 と立ち上がったところで倒れてしまった。危ない、女性と一緒に寝る度胸なんてありませんことよ?


 ヴラーデを二人で運んだ後、結局ヨルトスの部屋で寝た。




 翌日。案の定ヴラーデが頭痛に悩まされていると聞き、ヴラーデの部屋へ。

 犬とか猫とかのぬいぐるみがあったが意外と可愛い趣味してるのな。


 パジャマで髪も結んでないという珍しい姿なヴラーデの頭痛はルナ印のポーションを飲ませたらすぐ回復した。流石である。


「んん……ヨータ?」


 今までは苦しそうな声を上げていただけだったが、目の焦点が合ってきたっぽい。

 そして思考もはっきりしてきたのか、驚きの表情に変わっていく。


「なんでヨータがここに!?」

「……いやそれはないだろ、頭痛いって言うから来たのに」

「え!? ぅ……ごめんなさい」


 まあ大丈夫そうで何よりだ。


「そういえばなんでこうなったんだっけ?」


 ん? 嫌な予感が……


「昨日昇格祝いで料理作って、食べて、ロティアにお酒を飲まされて……」


 やめろ、それ以上は思い出さない方が……


「それから……それから……」


 顔が赤くなっていく。無事思い出してしまったようだ。

 キッと強く睨まれたので目を逸らす。いかん、俺も顔が熱くなってきた。


「忘れろ!!」

「ごぼっ!」


 目を逸らしたのがいけなかった。ヴラーデの強烈な一撃……あ、意識が……

 ていうか……なんで腹パン……?




「うぅ……」

「おはよう、ヨータ」

「……何か言うことは?」

「……ごめんなさい」


 しれっと挨拶しやがったヴラーデをお腹をさすりながら睨んだら目を逸らしながらも謝ってくれた。

 ヴラーデの部屋じゃないってことは運んでくれたんだろうな。


「……昨日の昇格祝い覚えてる?」

「ん? 飲み食いして……あれ、どうなったっけ。っていうか頭痛いんだが」

「え? えーと……そう! 途中で頭打って気絶しちゃったのよ!」

「そうだったのか、すまんな」

「い、いいのよ」


 嘘つけ。そんな都合よく忘れられるわけがない。ちゃんとあの甘え様は覚えている。

 というか最初起きたときは痛くなかったんだからその前に頭打ってるわけないだろうが。明らかに考えてる間があったし。

 おそらく気絶してる俺の頭を叩きまくったんだろう。それを繰り返されたくなかったから俺も覚えてないふりをしたわけだ。


「で、今日はどうするの?」


 本日は生憎の雨。滅多に雨が降らないこの世界だが降るときは降る。

 一応この世界にも傘――これも以前の勇者が広めたらしい――はあるので雨の中外に出ることは別に問題ではないが、当然採集や討伐は効率が悪くなるので多くの冒険者は家や宿から出てこない。俺たちもそうだ。

 店とかも開いてたり開いてなかったりだが、やはり賑わいはしない。

 そんな雨の日は討伐演習前ならルナが一日訓練してくれたが、今は勇者の訓練で忙しいだろうし、そもそもここはルナの家じゃない。

またラーサムにいるときに雨が降ってきたらどこかに泊まってもいいとルナから事前に言われているので帰る必要もない。


 つまり、暇だ。


「あれ、そういえばロティアとヨルトスは?」

「買い物に行くって」

「ふーん」


 わざわざ雨の中何を買うんだろうか。


「……どうしよっか」

「……私が聞いたんだけど」


 だよな。さてホントにどうし――

 きゅるる~。


「……まずご飯ね」

「……すまん」




 時間を確認したらとっくに昼食の時間は過ぎていて、三人はもう食べた後だった。

 しばらくしてヴラーデが料理を持ってきたので食べていると、続けてコップを二つとビンを持ってきた。ビンの中身は濃い紫色だが……


「それは?」

「ロティアが書き置きを残してて、これを二人で飲んでてだって」


 ヴラーデから紙を受け取り内容を確認すると、


『買い物に行ってる間に二人でこれでも飲んでて! とってもおいしいよ♪』


 という文と、サインの代わりなのかデフォルメされたロティアの顔の絵がウインクして星を飛ばしている。……怪しさが限界突破なんだが。


「……これ、怪しくないか?」

「そう?」


 もう飲んでるし! お前もうちょっとロティアを疑え! 今までのあいつの行動を思い返せ!


「普通に美味しいわよ?」

「え? ……なんともないのか?」

「ヨータ、ロティアを疑いすぎよ? 確かにあんな性格だけど、こういうので何かされたことはないんだから」


 いや知らんけども。前例がないだけでやりそうだと思うんだが? 気付いてないだけの可能性もあるぞ?


「ほら、ヨータも飲んでみなさいって。美味しいから」


 コップに注いで渡してくれたが……ヴラーデには悪いがもう少し逃げて様子を見よう。


「……先にご飯だけ食べさせてくれ」

「……仕方ないわね。早くしないと全部飲んじゃうわよ?」




 ご飯を食べ終わったが、ヴラーデに異変はない。大丈夫そうだな。

 というわけでまず一口。葡萄の味が口の中に広がる。ただのグレープジュースだ、ホッとする。


「どう?」


 片付けから戻ってきたヴラーデが勝ち誇った顔で聞いてくる。なんか悔しいな。


「……美味しいです」

「でしょ? だから言ったじゃない!」


 すまんロティア、お前のこと疑いすぎてたよ。




「そういえばなんだけど、ヨータの剣ってどうなってるの?」


 暇だからか、ヴラーデが話を切り出してきたので実物を取り出して答える。


「以前も説明したけど、魔力を与えると刃を出せて、ボタンで【火魔法】とかの刃になり飛ばすこともできる」


 もちろんここでは飛ばさないが。


「そうじゃなくて、その仕組みよ」

「あー……別に俺が作ったんじゃないからな」

「何よつまんないわね」


 そう言われてもな……


「ま、いいわ。ヨータ、それ貸して」

「ん?」


 特に貸すつもりはなかったのだが、剣を持った右手が勝手にヴラーデに伸ばされる。


「ん、ありがと」


 剣を受け取ったヴラーデが刃を出したり消したりしている。え? 今……


「うーん、これ結構魔力持ってかれるわね。ヨータって実は魔力量多かったり……?」


 そうなのか。他と比較することなかったからな。


 ……いや、そうじゃなくて。今右手が勝手に動いたのはどういうことだ? まさかヴラーデには人に命令できるスキルでも持ってたのか?

 だが、そうだとしたら今まで隠しきれるわけがない。そういうの苦手そうだしな。もしそこまで含めて演技だったら俺は人が信じられなくなるぞ。

 だとすれば……一つ試してみるか。


「ヴラーデ」

「何?」

「それ返してくれないか?」

「え? まだ借りたばっか……じゃない……」


 言いながら剣を持った右手をこちらに伸ばしたので剣を受け取る。

 その反応からするにヴラーデも同じ状態らしい。となれば怪しいのは一つ。


「え? 何、なんで?」

「あのジュースだろうな、またロティアにしてやられたんだよ」

「あ……」

「暴発させるわけにもいかないしロティアたちが帰ってくるまで黙ってよう」

「そ、そうね」


 そして沈黙の時間。正直気不味い。

 ……美人が多い異世界人の例に漏れずヴラーデも美人なんだよな。今なら美人(こいつ)を言いなりにでき……いややめておこう。今度は腹じゃ済まない、絶対殺される。

 ヴラーデも似たようなことを考えているのか、時々顔を赤くしてちらちらとこっちを見てくる。逆に俺はイケメンでもないので、男女二人きりで思うところがあるのだろう。


 しかしどうすればいいんだ。せめてどのくらいで効果がなくなるのかが分かればいい……というかロティアたちが帰ってくるまでになくなってくれればいいんだが。

 そんなことを考えたのがいけなかったのか、ドアが開く音がした。


「ただいまーっ!」


 その瞬間、ヴラーデと息を合わせてロティアを捕まえようとするが、


「二人とも動かないで」


 その一言で動けなくなる。くそっ、まだ効果が残ってるのか。

 体を動かそうとしても動かないように力が入ってしまう感じだ。心の奥底で『動いてはいけない』と勝手に思ってしまうような……ってそんなこと考えてる場合じゃない。

 そのまま得意気な顔でロティアがネタばらしを始める。


「あなたたちが飲んだのは【精神魔法】の支配系魔法の効果があるジュースよ。といってもできるのは主に行動で、多少は思考くらいも大丈夫だけど感情とか深くは無理だし、命に関わることもさせられないけど。これでも超レアな魔法道具(マジックアイテム)なんだから。手に入れるの苦労したのよ?」


 完全に悪役と化したロティアだがそんなものを飲ませて俺たちに何をさせようというのか。


「これを飲んで『美味しい』って言うと発動するの。それにしても、もっと欲望を出してあんなことやこんなことになるのを期待してたのに黙っちゃうなんて……残念」


 あんなことやこんなことって……それより、こいつ今までどこかで見てたのか? ……悔しいがあり得る、【察知】を使わなければ気付かないからな。


「さて、どうしようかしら……♪」


 くっ、こいつの命令とか嫌な予感しかしないんだが誰かこいつを止めてくれないだろうか。


「そうね……ヨータ、何も考えないで」

「なっ……」


 反射的に声を出すも、すぐに頭がぼーっと……


「ヨータの反応も見たかったけど、本気を出されて破られても困るし、それに……虚ろな表情っていうのもアリね」

「……ロティア、どうする気なの!?」

「ふふ……ヨータ、ヴラーデにキスして?」

「なっ!? えっ、嘘……やっ、来ないで……」

「何を言ってるの? これがしたかったんでしょ?」

「ちが……」

「そうそう、そのまま……」

「……い、いやぁっ!」

「だっ!」


 胸と尻の痛みと共に頭がすっきりする。ぼーっとしてた間の記憶がないが体勢的にもヴラーデに突き飛ばされたといったところか? というかヴラーデの顔が真っ赤……ん? 思考力が戻ってる?


「……え?」

「あれ?」


 ロティアとヴラーデも何が起きたのかといった様子だ。


「まさか……時間切れ?」


 ロティアのその言葉を聞きヴラーデと頷き合うと、一瞬でロティアを確保し椅子に縛り付ける。


「ヨルトス……お前も協力してくれるよなぁ?」


 ロティアと一緒に帰ってきてたが影が薄かったヨルトスにそう言う。

 ヨルトスは俺とヴラーデ、ロティアを交互に見て少し葛藤を見せていたがこちら側についた。


「う、裏切り者ぉ……!」


 涙目で訴えるロティアの拘束が【土魔法】で強くなった。




 そのまま夕食である。動けないロティアの前で三人でご飯を食べる。もう諦めたのかロティアの目に生気がない。

 食べ終わった頃、口から魂が出てきてこんにちはをし始めたように見えるロティアにヴラーデが料理を持ってくると希望を見たのか魂が引っ込み表情が明るくなる。

 まあそれもすぐに絶望に変わるのだろうが。……おっといかん、頬が緩みかけてた、悟られないようにせねば。

 そしてヴラーデが食べさせると、魂が出ていた影響で思考力が落ちていたのか感想がそのまま口から出る。


「ん~やっぱりヴラーデの料理は美味しいわね♪」

「……言ったな?」

「え?」


 笑顔のままこちらを見たロティアの目には俺とヴラーデが悪い笑みを浮かべているように映ったことだろう。


「……はっ、まさか!」

「そのまさかだ」


 まあ簡単なことだ。ジュースがまだ少しだけ残っていたのでロティア用の料理に混ぜてもらっただけである。

 実はどう言わせるか悩んでいたのであっさり自滅するとは思わず少し困惑したのだが。


「罪には罰を。だったよなぁ?」

「そうね。さあ、どうしてくれようかしら……」

「ひっ……!」




 相談(じゃんけん)の結果、ヴラーデが先になった。ロティアは動かないよう指示した後拘束を解いてある。


「じゃあ……」


 ヴラーデは何をさせるのか。ロティアはもちろん、俺までドキドキする。


「犬の鳴き真似をして!」

「わんっ!」


 顔を赤くしてロティアが吠える。可愛い。というか行動の支配には言葉も含まれるのか。


 そのまま動物の物真似オンパレードが披露された。スマホがあれば動画を撮っていたんだが……残念だ。

 ヴラーデは最後に、


「この後は語尾に『にゃ』を付けて喋りなさい。もちろん黙り込んじゃダメよ、思ったことはちゃんと口に出しなさい」

「にゃっ!?」


 そう指示して満面の笑みで俺にバトンタッチ。動物好きなのかなこいつ。

 ていうか日本語じゃないはずなんだが、この世界の言葉にも語尾に付けるとかあるのか。


「うぅ……恥ずかしいにゃ……はっ、ダメにゃ、何も考えないようにしないとにゃ……」


 にゃーにゃー言いながら必死に自分を抑えようとしているロティアの前に立つ。


「あっ、まだヨータがいたにゃ……ヨータは何をさせるつもりなのかにゃ?」


 物真似が恥ずかしかったからか俺のことを忘れていたようだ。

 せっかく繋いでくれたヴラーデには悪いが俺の指示はもう決めてある。以前の報復をするのだ。


「自分の体を全力でくすぐれ」

「にゃっ!? それだけは――にゃははははははっ!」


 否定の意を示そうとしたようだが、手が服の下に入ると笑い声を上げる。すぐに立っていられなくなり床に倒れるがくすぐりは続く。

 あの時もそうだったなー。しばらく笑ってて、気が付いたら意識が飛んで……そうだ。


「理性とか意識は飛ばすなよ。ちゃんと自我を保って、ジュースの効果がなくなるまでくすぐり続けろ」


 ロティアが笑いながら目を見開く。その方がつらいだろう。行動の支配に含まれるかちょっと心配だが。


 しばらくして笑い声はなくなったが、


「んっ……もうやめ……にゃぁっ……!」


 喘ぎ始めた。体も痙攣し始め涙を流し息も荒くなっている。

 え、何、こんなことになっちゃうの? 自分をくすぐってるだけだよね? いや服の下でやってるからどうくすぐってるかは見えないんだけどさ。


「おねが……んん……ゆるし……にゃぅっ……」


 色々と危ないしなんか罪悪感が出てきたんだけどどうしようこれ。


「……ヨータ」

「そうだな、そろそろ――」


 ヴラーデに話しかけられ俺も止めようと思ったが、服の下で動いていたロティアの手が止まり、声も発さなくなった。時間切れか。

 ロティアの体はまだ痙攣しているが、涙を流したままの目が完全に死んでいる。服は着たままなのに襲われた後にしか見えない。


「おーい、生きてるかー?」


 手を振って問いかけるとしばらくしてから、


「……にゃー?」


 ……ダメだこりゃ。しばらく反応を促したが『にゃー』と『にゃー?』しか言わない。

 記憶がないだけで俺も似たことになってたと思うと怖いんだけど。




 テンションが下がりきった俺たちはロティアを部屋へ運んだ後、雨の音の中何も話さずそのまま寝ることにした。

次回予告


陽太  「そういえばあのジュースどこで手に入れたんだ?」

ヨルトス「……オークション、ダンジョンで出てきたアイテムらしい」

陽太  「ふーん、ダンジョンねえ……」

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