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*人物紹介*

(小さい年齢順に紹介します)

『座右の銘』とは常に自分の心に留めておいて、戒めや励ましとする言葉。


野菊(のぎく) *歳:転生時、推定年齢5歳。5年目で10歳

   *髪:黒

   *瞳:黒

   *得意科目:書道

   *嫌いな食べ物:数の子

   *好きな食べ物:数の子以外(特に焼き饅頭)

   *苦手な物:怖い話とか怪談

   *座右の銘:私は大人・切磋琢磨

◎おやじさまに拾われて天月妓楼で働きだす。転生したらしいが以前の自分を全く覚えていない。性別は多分女?だったらしい。『大阪のおばちゃん』『飴ちゃん』とか結構どーでも良い事ばかり覚えている。以前の世界の知識はあるが、それに対して自分がどう感じたかも分からないので現在自分を作成中。天月では立派な“男芸者”を目指しているつもり。だが最近、似非紳士(おやじさま)に騙されている気がしてならないらしい。


蘭菊(らんぎく) *歳:初登場7歳。5年目では12歳   

   *髪:赤色短髪

   *瞳:赤黒い

   *得意科目:和歌

   *嫌いな食べ物:一応数の子(…らしい。)

   *好きな食べ物:胡瓜の漬物

   *苦手な物:野菊‼‼

   *座右の銘:善は急げ・当たって砕けろ

◎7歳から天月妓楼で禿をしていて、野菊とは半年差。右腕に兎の形をした火傷の跡があるが、詳細はまだ不明。言葉で馬鹿馬鹿言ってる割には何かと野菊を構ってる為、結構なツンデレだと野菊には認識されている。(やかま)しい代表。和歌が得意な理由は、宇治野の歌の響きが好きだったから理解しようと必死に勉強したゆえ。


秋水(しゅうすい) *歳:初登場8歳。5年目では13歳

   *髪:青

   *瞳:青

   *得意科目:舞技

   *嫌いな食べ物:好き嫌い特に無し

   *苦手な物:雷(?)

   *座右の銘:名を取るよりも実を取れ

◎7歳から天月妓楼で働いている。禿としては四人の中で一番の年長者。その為か下の面倒見が良い。しっかりしているが、蘭菊を笑いながら弄ったり相手が馬鹿な事を言うと冷ややかに軽ーく制裁を与える為、野菊は本能的に怒らせないようにしている。雷が苦手?なのか、天気の悪いそんな日は顔が能面のように固まり部屋で動けなくなる。最近は大丈夫になったみたいだが、雷自体が怖いのかは不明。


凪風(なぎかぜ) *歳:初登場8歳。5年目では13歳

   *髪:銀

   *瞳:灰色

   *得意科目:囲碁

   *嫌いな食べ物:油揚げ

   *好きな食べ物:特に無し

   *苦手な物:?

   *座右の銘:あだ花に身はならぬ・後悔先に立たず

◎秋水より数日遅れで天月妓楼に入った為、秋水とは同期。彼とは何かと二人でタッグを組むことが多い(主に蘭菊に対して)。囲碁が好きで得意な為か、頭が良く廻り、意外と策士タイプと言える。ターゲットをジワジワ追い詰めるタイプとも言えよう。

野菊に関しては何かと意見を委ねる事が多く、度々彼女を悩ませている。更に、もし(トイレ)に野菊が1日行かないと言ったら、笑顔で『じゃあ僕もね』と言い出す位。意外とチマいお仕置きをする。


清水(きよみず) *歳:初登場15歳。5年目では20歳

   *髪:黒。腰までの長髪。だが現在は肩程

   *瞳:黒

   *身長:178

   *得意科目:箏

   *嫌いな食べ物:練り物

   *好きな食べ物:○菊

   *苦手な物:無垢な子ども(あの子は別だよ)

   *座右の銘:嫣然一笑(えんぜんいっしょう)小事(しょうじ)は大事

◎天月妓楼の花魁。妓楼に入ったのは8歳。穏やかで物腰が柔らかく人気があるが、天月では密かに『閻魔(えんま)様』と皆に思われている。腹の大分下の方に横に沿った3つの線のような傷跡がある。触られたり、それについて何か言われたりすると相手に対して何故か拒否反応を起こしてしまう為、風呂では常に腰に布を巻きつけ目立たないようにしている。客と寝る時にどうしてるのかはまた後程。


羅紋(らもん) *歳:初登場17歳。5年目では22歳

   *髪:緑。肩位だったが今は背中程

   *瞳:黒。垂れ目で右下には泣き黒子

   *身長:178

   *得意科目:三味線

   *嫌いな食べ物:茸

   *好きな食べ物:甘い物

   *苦手な物:茸以外に特に無し

   *座右の銘:押して駄目なら押し倒せ

◎天月妓楼の花魁。妓楼に入ったのは7歳。同じく花魁の清水や宇治野とは仲がとても良い。言葉遣いは少々荒いが兄貴肌の為、他の遊男とも上下関係無く親しくしている。楽しいことが好きで、暑い夏の時季になると皆を集めて怪談話大会を開く等、一部の者には傍迷惑な行動を起こす。装飾品を沢山つけていて、両耳には耳飾りを付ける為の穴を針で2つあけている。


宇治野(うじの) *歳:初登場20。5年目では25歳

    *髪:紫。現在は肩程

    *瞳:黒。ちょっとつり目

    *身長:180

    *得意科目:和歌

    *嫌いな食べ物:好き嫌い無し

    *苦手な物:無し

    *座右の銘:仏の顔も三度まで

◎天月妓楼の花魁。妓楼に入ったのは8歳。花魁の中ではキャリアトップで、本編ではまだ語られていないが、実質天月の頂点に君臨している。

基本誰に対しても敬語。多分キレても敬語。

野菊からは『お母さんみたいな人』だと思われている。野菊達小さい禿が良いことしたり、稽古で良い出来を披露すると『飴ちゃん』をあげる習性がある。たまに思った事をズバッと言うので、少々つり目のせいかキツく見えてしまう事あり。


十義(じゅうぎ) *歳:初登場32歳。5年目では37歳

   *髪:水色。短髪→ミディ→短髪の繰返し

   *瞳:蒼。目尻には笑い皺

   *身長:185

   *得意科目:舞技

   *嫌いな食べ物:無し

   *好きな食べ物:金平糖

   *苦手な物:ある意味女

   *座右の銘:一期一会・笑う門には福来たる

◎天月妓楼の遊男。入ったのは13歳。器量良しだが年齢が高かった為、花魁の教育は受けられ無かった。なのでお金をそれほど持っていない客にとっては、お金を花魁程払わなくても、とても良い男の一夜を買えると言う事で引っ張りだこだったという。年季明け近くになっても逞しい体つきに、大人の色気が増して35になるその時まで客足は絶えなかった。遊男を辞めてからは、天月の飯炊きとして働いている。人をからかうのが大層好きだが、自分がからかわれている時はその自覚無し。初恋は20歳。

妹がいたと最初の方で語っている。


おやじさま *歳:初登場48歳。5年目では53歳

      *髪:灰色(しらがじゃね?)

      *瞳:黒

      *座右の銘:可愛い子には旅をさせよ

◎天月の楼主(忘八とも)。野菊を拾った人。器量の良い野菊を見て『色を売らない花魁も良いかもー』と(いき)なんだか馬鹿なんだかよく分からない考えをする人。彼女の名付け親になり、野菊が大きくなるにつれて親心が出てきたのか最近では、20で年季明けを勧めたり、次の楼主にならないかとジョブチェンジを勧めたりと、度々野菊を自分の領域に持っていきたがる。野菊からは『詐欺師(うそつきおやじ)』と認識されているも本人は知らない。

本当は野菊を自分の子供にしても良いとは思っているのだが、出来ない理由はこの世界の吉原の『ある』規則に引っ掛かる為。

妻がいる。子どもはいない。

『切磋琢磨』

学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。また、友人どうしで励まし合い競い合って向上すること。


『善は急げ』

良いと思ったことは、ためらわずただちに実行するべきだということ。


『名を取るよりも実を取れ』

実益を伴なわない、表面上の名声を得るより、実質的な利益を得る方が良い。


『あだ花に身はならぬ』

見かけは立派でも、実質が伴ってない場合には、よい結果が得られない、ということ。


『後悔先に立たず』

すでに終わったことを、いくら後で悔やんでも取り返しがつかないということ。


『小事は大事』

些細な事が大事を引き起こす例は少なくない。小事だといって、物事をおろそかにしてはいけない。


『嫣然一笑』

にこやかに笑う。(嫣然は艶やかに笑う様子。一笑は一度だけ笑うこと)


『押して駄目なら押し倒せ』

そのまんま。


『仏の顔も三度』

どんなに慈悲深い人でも、無法なことをたびたびされると怒ること。


『一期一会』

一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。


『笑う門には福来たる』

明るく朗らかにいれば幸せがやってくるという意味。


『可愛い子には旅をさせよ』

子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよいということ。

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