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異世界転生した俺、欲望のままに生きたいので神になります

最近の悪役は生温いとよく聞く。

では『純粋』な悪とはなんだろう?

そんな想像から始まった物語。

––最初からクライマックス。

やっぱこういうのが良いなあ。


ぶっ飛んでいく聖女の首。

目なんか驚愕に見開いてる。


「貴様!何を?!」


そんな言葉も切り裂いて血飛沫飛べば、そうだやっと気持ちよくなってきた。



「…いっつも考えてたんだ。

悪いって何なんだ?それって神が勝手に決めた価値観のことか?


分からない…、

どうして俺達はそんな奴に従わなきゃいけないんだろうな?

欲望のままに生きることの何が悪いんだ?

どうして人間だけは動物らしく生きられない?

神だって差別をする『悪』じゃないか!


……だけどもういいさ、

今日からは俺が神様だ。

だから……俺は『善』だよな?」






タガ(理性)外せよ、動物(バケモノ)らしく踊ろうぜ?

––橘カイト、17歳。

異世界に召喚されたので思いの儘に生きたいと思います。

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