Page. 30 今年観て感動した映画 2020年
こんにちは。
今日は、一昨年・昨年に引き続き、私が今年観た映画の中で『これは!』と思った作品をご紹介したいと思います。
これはシリーズ化してもいいのでは? と思い、今年も認めることにしました。
というか、シリーズ化しましょう!
普段交流して下さっているお気に入りユーザの方々の中には、知って下さっている方も多いかとは思いますが、私はかなり映画好きなんです。
今までに観た映画は、映画館で観た作品、TVのロードショーやDVDを購入して観た作品を合わせると1000本くらいにはなっていると思います。
新しいものだけではありませんよ。リバイバルの映画を観に行ったりもしますし。生まれるずっと前の映画なんかも観たりします。
これはきっと母の影響かな、なんて思います。
子供の頃から、母が観た映画の話や俳優の話などをよく聞いたりしていましたから。
というようなことは昨年も書きましたが、1年経っているのでまた書いちゃいました。
さて。一昨年はヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『THE GREATEST SHOWMAN』(グレイテスト・ショーマン)をご紹介しました。
そして昨年は『天気の子』音楽:RADWIMPS、新海誠監督のアニメ映画をご紹介しましたね。
今年は何だと思いますか?
今年は時節柄あまり映画館に足を運ぶ機会がありませんでしたが、それでも数作品は観に行くことができました。前後左右1席ずつ空けられた座席でソーシャルディスタンスを保たれた状態で観ることができたので、ゆっくり映画を楽しむ事ができました。
今回は2作品で悩みました。今も上映中の『鬼滅の刃』(アニメ)も凄く良かったのですが、今も上映中ということなので、ネタバレを含むのもどうかな、と思い、もうひとつの作品をご紹介したいと思います。
劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(アニメ)
この映画は知っている方も多いと思いますが、京都アニメーションの作品ですね。
昨年から前評判も良く、気になっていました。
しかし一度公開が延期され、いつ公開するのだろう? と漠然と思っていたのですがたまたま公開するという記事を目にしまして観に行きました。
感想としては「良かった」の一言に尽きるのですが、それでは伝わらないのでもう少しお話をしたいと思います。
といっても、実は私、この作品のことは全く知らなくて、評判が良かったのと宣伝動画が美しかったのにひかれて、軽い気持ちで観に行ったのです。
TVアニメとして放送されていたようですが、私はそれを観たことがないので、今回は映画の部分についてだけ触れたいと思います。
このタイトルが意味するところも知りませんでしたので、それも気になっていたのですが、主人公の名前だと映画を観て知りました。
祖母が亡くなった後、祖母宅で大切に保管されていた古い手紙を見つけ、その時はじめて自動手記人形の存在を知った少女。そこで祖母の母が若くして亡くなるときに、まだ幼かった祖母宛に手紙を託したと知る。その手紙は祖母の母が亡くなってから、祖母が誕生日を迎える度に祖母の元へと届けられ、何十年にもわたって祖母を励まし続けた。その手紙を代筆したのが「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という女性。
彼女はその「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という女性についてどのような人物かを知るためにライデンという場所を訪れるところから物語は始まります。
物語の大半は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の生い立ちから、心情の変化を中心に描かれています。
ある出来事があってから感情を表には出さないヴァイオレットですが、その心はどこまでも優しく思いやりに溢れていると感じました。
一人の青年が彼女に伝えた言葉の意味を、彼女なりに考え学んでいく――そしてついに……。
戦争が絡んでいて、テーマが重く、しかも重厚な作品でした。
沢山の人の人生を描いた作品でもあります。
この作品は淡々としたセリフにも、遠ざける言い回しにも、相手を思いやる気持ちが溢れていると感じました。
人の想いはままならないというか、心の葛藤の描写が涙を誘います。
強く願えば、いつか想いは通じる。願いは叶う。
そこが本作のテーマなのかな、と思いました。
そして一番大きなテーマは「愛」だと感じました。
結構初めの方から終わりまで、ずっと泣いていたようなww
そして作画が美しかった。
人物も、背景も。
また素敵な作品に出会えるように、これからも映画を観続けたいと思います。
以前観て良かった映画も追々ご紹介できればな、と去年も言いましたが、来年こそは!
映画の話は長くなっちゃいますので、どの程度お伝えするのかが悩むところですね。
でも、このエッセイを楽しみにして下さる方がいらしたら、それはとても嬉しいことですので、
これからも良い映画を沢山観て、心の栄養を補給して、また皆さんにご紹介できればと思います。
お読み下さりありがとうございました。
また遊びに来て下さいね♪