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女神様の娘になりました。  作者: 峠岬 嶺
第6章─賑やかにレッツゴー♪ 街中散策も、楽しいイベントでっす!
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お父さんと街中散策~♪ の前に、朝のびっくり一騒動です。

戻りました~♪

けど、ストックは殆んど増やせなかった…。

なので、今回もギリギリ投稿の予感。


いえいえ、頑張りますよ?

いつも通り、7話前後は偶数日投稿で頑張りまっす!

……力尽きたら、スミマセン。

 ()ぁ~()ぃ~!

 都市です! ラディオールの街です!

 1ヶ月(30日)振りに、農産の街にやって来ました。

 2回目の街には、お父さんとお兄さんズ、レグルス達にお姉ちゃん達と、大人数での散策です♪


 お父さんと一緒のお出掛けは、今日が初めて!

 この一月は、粗々(ほぼほぼ)お姉ちゃん達と総当たり的に過ごしてたので、お父さんと暮らし始めてからも、生活のリズムは変わらなくて、お父さんとは家以外では別行動だったんですよね。

 なので、今日は初めての体験、“お父さんとお出掛け”です♪


 私がこんなに興奮気味なのは、今日は朝から嬉しい事が天こ盛りだったからです!



 *~*~*~*~*



「ぉはよぉ~ごじゃぃましゅ」


 寝惚(ねぼ)(まなこ)で、ダイニングへ向かったら、そこにはいつもと違う風景が……。


 温かい湯気が立ち上る、出来立ての朝ご飯が、既にテーブルに用意されていて、摘まみ食い狙いのアルタイルを、レグルスが牽制していました。

 キッチンでは、リュニベール姉様とラメル姉さんが、デザートを仕上げています。


「ベルねぇしゃま!? ラりゅねぇしゃんも!?」


「「おはよう、ユナ。ただいま♪」」


「おかえりなしゃい!」


 笑顔で挨拶してくれた2人に、勢い良く飛び付いて、歓迎の意思を示します!

 昨日までは、フォーレお姉ちゃんだけだったのに!


 お姉ちゃん達が、クラウディアに居られるのは、1ヶ月に1度、5日間(転移体使用時(・・・)限定です)が限度なのです。

 3人揃って賑やかに帰るより、私を1人にしない為に、期間をずらして帰って来るって言ってたのに……。


 フォーレお姉ちゃんも、まだ神域(仕事場)に戻るまで日にちがあるので、お姉ちゃん達3人が揃って家に居る。

 これを喜ばずして、何を喜ぶんでしょうか!

 うわぁ~い♪


「ねぇしゃまたち、どうちたの? おしごと、おわっちゃの?」


「どうしたも、こうしたも、無いだろ?」


「…ユナ、犯罪者を捕獲…した…。…知らない所で、ユナに危険が及ぶのは…嫌…」


 ぁ、忘れてました。

 そう言えば、昨日は色々ありましたね。


 称号の効果を確認しに、お姉ちゃんと森に行って。

 小さい動物さん達と交流して。

 食屍鬼(グール)さんと遭遇して、それをレグルス達が瞬殺。

 リム(ドラゴンさん)の救援要請をキャッチして、なんとか助けて。

 悪者さん達の処遇に悩んで、連れ帰って。

 お父さんに怒られながら、少な目ご飯を食べた後。

 皆でお揃いのアニマルウェアで、お休みしました。


 思い出せば出す程、昨日は色々あったんですねぇ。

 どおりで、今朝は眠気が抜けません。

 身支度を調えた後なのに、寝惚け眼と噛み噛みが直らない。


 普段ならもうちょっと綺麗に喋れる様になってたのにぃっ!

 焦ったり、眠気に襲われると、呂律が覚束無くなるなぁ。

 早く直んないかなぁ…はぁ…。


 本日のご飯は、クリームデニッシュ。

 サクサクの歯触りと、ほんのり甘いカスタードクリーム。

 ポーチドエッグに、細切りカリカリベーコンとクルトンを散らしたグリーンサラダ。

 トマトのスープと、辛味を抑えたハニーマスタードチキン。


 朝から確りメニューなのは、お兄さんズの腹具合を考えてかな?

 私の分は、一人前の半分ですね。

 うん。

 このメニューを一人前食べるのは、3歳児には無理ですね♪


 ところで、悪者さん達の朝ご飯は、どうしましょうか?



 *~*~*~*~*



「さて、準備は出来たかな?」


「できたぁ~♪」「出来たわ」「出来たぞ」「…出来た…」


「じゃ、出発しようか。───…ぁ、アレ、持ってかなきゃ」


 お父さんの呼び掛けに、お姉ちゃん達と元気に応える。

 楽しい気分に後押しされて、身振り手振りが大袈裟です♪

 元気なお返事に釣られて、両手が万歳の形に上がってました。

 無意識って恐いねぇ。


 両手を上げた私を、にこやかに微笑むお父さんが、なんの前置きもなく、さらりと抱き上げてくれました。

 左腕に座る様な形で、抱っこされてます。


 ふと、お父さんが何かを思い出して、ピタリと停止しました。


「「「──アレ?」」」


 ふおっ!

 お姉ちゃん達、流石三つ子。

 タイミングがぴったりな上に、仕草まで揃ってるよ!


「あはは。皆、忘れてるね。アレだよ、アレ」


 お父さんが指差した先には、蔦植物。

 蔦の先には───


 ………。

 ぁ、悪者さん達…。

 朝ご飯をあげてから、すっかり忘れてました。

 うわぁ、ごめんなさい。


 悪者さん達は、只今絶賛“浮遊中”です!


 お父さんが、魔法で重力を制御しているらしく、悪者さん達はぐるぐる巻きのまま、プカプカと空に浮いてるんです。

 アルタイルが、面白がって、たまに悪者さん達を突っついてます。

 良いのかなぁ、あれ…。

 いやいや、駄目でしょう!


 私は一応(いさ)めましたが、他は誰も止めません。

 無抵抗の人を、甚振(いたぶ)ってはいけません!

 アルタイル~、メッです!

新しい章は、街中が中心です。

楽しいと良いなぁ。

♪ヽ(´▽`)/


他人事の様ですが、読者様に気に入って貰えるよう、頑張りますね♪

応援、ヨロシク~。

(*・∀・*)ノ

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