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女神様の娘になりました。  作者: 峠岬 嶺
第5章─森のお友達♪ もふもふ、スベスベ、どんとこいです!
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何と無く打ち解けた悪者さん? まだまだ笑顔なお父さんと、蚊帳の外な私。

間に合った~。

ギリギリなので、ちょっと短い上に、説明文が大量……。

相変わらず、お馬鹿仕様でスミマセン。


コレでも頑張ってますので、許してください~。

m(。≧Д≦。)m

 結論。

 魔法操作は難しい!


 カトラリーに魔法をかけて、あ~んとお口を開けた人に、シチューを運んでもらうのは、雛鳥の餌やりを彷彿させます。

 バターロールは小さめに千切って、シチューの合間に魔法で、お兄さん達の口元へと運びます。

 生春巻は、一口サイズで作ったので、これもパンと同じ様に、魔法で運ぶ。


 魔法操作を駆使して、4人分を別々のタイミングで行うのは、思ったよりも難しく、魔法操作だけでなく、魔力制御の練習──制御を失すると、ちょっとした惨事。口じゃなく鼻に食べさせたり、口に詰め過ぎて窒息とか(…拷問?)──にもなりそうです。


「おにぃさん、ごめんなしゃい…。じょうずにできなくて…」


 何度か失敗して、悪者さん達の口に目一杯詰めちゃったり、狙いが外れて溢したり、食べさせられる方にしてみれば、悲劇的な晩ご飯になっちゃった…。


「い~って、旨かったし。

 お前等くらいのガキが相手じゃ、失敗するのは予測済み。

 お前の姉ちゃんよりゃ、マシだしな…」


 私が担当した4人のお兄さん達は、こくこくと頷いて、私の失敗を赦してくれました。

 お父さんが入口でにこやかに見張っているせいか、悪者さん達は思いの外素直です。


「お前の姉ちゃんは…容赦ねぇなぁ」


 既に食べ終わって、ぐったりしている他の4人を見て、最後の一口を食べ終えたお兄さんが、フォーレお姉ちゃんの所行に、畏れ戦く勢いで引いてます。


 お姉ちゃんてば、悪者さん達の口に、食べ物を次々と詰め込んで、味わうどころじゃない早食いを強要してましたから……。

 私は魔法操作や魔力制御が甘いので、慎重に“食べさせること”を優先してました。



 *~*~*~*~*



「さて、食事も終わった様だし、君達のやった事について、少々お話をしようかな?

 ユナ達は、そろそろお風呂に行きなさい。

 シアが待ってるだろうし、これ以上遅くなると、お話出来ずに寝ることになるよ?」


 悪者さん達の晩ご飯の後片付けを終えたら、お父さんから注意が飛んできます。

 周辺温度は少し回復してますが、まだまだ冷気が漂ってますね。


 にっこり笑顔が恐いのは、我が家の常識となりつつあります。

 私の家族は、一様にして、怒ると笑顔が輝きます。

 見惚れるくらいに綺麗な笑顔なのに…。

 ただし、臨界点を突破すると、表情が抜け落ちる。

 美形の無表情は、人形みたいで、恐いんですよ!


 まぁ、話を戻しまして、確かに。

 今日は、なんだかバタバタしてた印象が強いし、いつもより疲れている気もします。


 午前中は家事に勤しみ、お昼ご飯を挟む森の中ピクニック。

 途中、アンデッドさんに遭遇した筈なのに、レグルス達が速やかに圧勝。

 ボール代わりにして遊んじゃってたし。

 一連の騒動が終わったと思えば、リムからの救助要請。

 これまた、あっさりレグルス達が鎮圧。

 けど、捕まえた悪者さん達の処遇に困って、お姉ちゃんが魔法で投げたり………。


 …なんだろう…。

 思い返すと、凄く濃い1日だった気がしますよ?

 途端にどっと疲れが押し寄せて来ます。


「そだね。お風呂に行こうか、ユナ」


「シリウスとアルタイルも、2人と一緒に行ってくれるかな?

 彼等の“お話”は、私とレグルスとで聞いておくから」


 今日の事を思い出して、少し呆けていた私を、お姉ちゃんが心配そうに誘います。

 お父さんに言われて、シリウスとアルタイルが近付いて来ました。

 ずっと一緒に居てくれてたのですが、扉近くで見張り役の様に佇んでいたので、ずっと静かだったんです。


 お兄ちゃん達は、先にお風呂に入って、既にお部屋に引っ込んでます。

 悪者さん達のご飯の準備中に、お兄ちゃん達にも手伝ってもらえるのかと聞いたんですが、エディ兄さん曰く、「師匠がいるのに、俺達がいても逆に邪魔だろ?」との事で、早々に寝る準備を始めてましたからね。


 クリスお兄ちゃんも、「手伝いたいけど、人数が多すぎるよ? 流石にお客さん(・・・・)を入れて人族が11人、レグルス達までいるんじゃ、ユナとフォルが小さくても、動きにくいからね」と、困った様に笑ってました。


 そうですね。

 確かにちょっと動きにくかったです。

 まぁ、私達がお風呂に行けば、少しは広くなるはずなので、悪者さん達には、今夜一晩我慢してもらいましょう。

 ぐるぐる巻きのままなので動けませんし、動かないなら、倉庫とはいえ、割りと広くはなってますからね。


 ぁ、でも、お手洗いとかはどうしましょう?

 疑問が浮かんだので、シリウスに聞いてみれば、その辺はお父さんとレグルスが、どうにかしてくれるそうです。

 心配しなくて大丈夫だと、アルタイルも同意してくれたので、私は関知しない事にします。

 大の大人が、3歳児に世話を焼かれ過ぎても、あまり気分の良いものでも無いと思いますし…。


 取り敢えず、私はさっさとお風呂に入りましょう♪

 お母さんが待ってます♪

ストック無しは厳しいですね…。

途中で投稿が止まる可能性を、先に宣言しておこう……。


後ろ向き作者に、広き慈悲の心を以て、「しょうがないなぁ」と、許してやってください…。

(-""-;)


一応、頑張ってるつもりなのに…。

ストックが貯まらず、ギリギリ投稿中です。

途中で力尽きても、打ち切りでは無く、いつもの投稿休止でありたいと思ってます。

急に投稿が止まっても、ゆったりお待ち頂けたら幸いです。

σ( ̄∇ ̄;)


取り敢えず、もうちょい頑張りま~す!

ε- (´ー`*)

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