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女神様の娘になりました。  作者: 峠岬 嶺
第4章─初めまして! お父さん?
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お風呂上がりは、やっぱりコレだね♪ お兄さん達、どのお部屋を使います?

戻りましたぁ~。

なんとか、投稿予告を破らずに済みました。

でも、ストックはほぼ無いです。

何時もより、少ない投稿になるかもです。

でも、頑張る~。

ので、お暇な時間に、読んでやってください。

宜しくです。

 ───ゴッゴッゴッゴッ………ぷはぁ~。


 お風呂も上がって、ほっこほこの身体に、お水が美味し~ぃ♪

 お風呂上がりのイッキ飲み、冷たい飲み物だとお腹を壊しそうなので、常温に戻しておいたのです!

 うん。私、偉い♪

 お風呂上がりは、こうでなくては!


 勿論、皆にも配りますよ?

 水分補給は大切です。

 お風呂前に泣いちゃったので、入る前にもお水は取らされましたけどね?


「…ユナ…牛乳は?」


「のむ~♪ 今日はバナナミルクがい~ぃ♪」


 常温水で水分補給をした後で、リュニベール姉様が冷蔵庫を覗いてました。

 お風呂上がりの乳製品が、定番になりつつありますね♪

 皆でそれぞれリクエストです。


『僕、林檎ミルク~♪』


『ふむ。今日は牛乳で』


『私は、苺牛乳をいただきます』


「…ぼくは…抹茶ミルク…」


 アルタイルは林檎ミルクがお気に入りだねぇ。

 レグルスは牛乳と珈琲牛乳を1日置きに。

 シリウスは選り好みせずに日替わりで。

 姉様は最初から抹茶ミルク一択ですね。


「ベル、何があるんだい? あ、麦酒発見♪」


 ぁ、麦酒(ビール)はお父さん用でしたか……。

 お母さんがしてくれた準備は、お父さん込みの物だったみたいですね。

 なんで教えてくれなかったのかな?


「わ、凄いね。牛乳系が大量だ。ぁ、お茶もある。僕は緑茶を貰おうかな」


「ん~、こん中なら、珈琲牛乳かな」


 クリスさんは乳製品よりお茶派で、エディさんはレグルスと同じく甘い物は敬遠気味かな?


 皆でゆったりのんびり美味しい飲み物を味わいました。

 バナナミルクは、まったりジューシーな味わいでした♪

 お母さんが用意してくれてた牛乳系は、どれもとっても美味しいです♪



 *~*~*~*~*



『ところで~、ラズヴェルト様達はどの部屋使う~?』


 飲み物を飲み終えて、ふと空気が弛んだところで、アルタイルが疑問を投げ掛けました。


『一応フェリシア様の考えとしては、この家の右奥、いつもユナが使っているホストルームと、その隣のゲストルームが家族で使う部屋で、左側のゲストルーム2つが客室なのだが…』


『そうですね。ホストルームはフェリシア様とラズヴェルト様御夫婦とまだ幼いユナの部屋。

 隣がフォーレ様、ラメル様、リュニベール様の子供部屋。

 客室は、一応男性と女性どちらでも使えるように、内装を調えてくださったみたいですよ?

 どちらの客室も、2人部屋ですけど、長期使用するなら、プライベートの確保も必要かも知れませんし…』


 レグルスとシリウスが、お母さんが考えてた部屋割りを教えてくれた。


 成る程、今は私が姉様と寝ているベッドは、お母さんとお父さんのベッドな訳ですね。

 私は未だちっちゃいので、両親と一緒に寝られるんだ。

 わぁ。自分より歳上の大人と一緒に寝るのは、初めてだぁ。

 ちょっとわくわくする♪


 お隣のナチュラルな感じのゲストルームは、子供部屋だったんだね。

 確かに、私達が使ってるホストルームは、ちょっと豪華な雰囲気だけど、お隣は木目を活かした優しい雰囲気で、ベッドカバーやクッションなんかもキルトで出来た暖かい感じでした。

 天蓋も草木染めの様に柔らかな色合いでしたしね♪


 お父さんは私と姉様と一緒に寝るとして、取り敢えずお兄さん達に、どのお部屋を使うのか決めてもらいましょう。


「おへや(部屋)、どうする?」


「ん? 部屋が無いなら、俺達は外でいいぜ?」


「ええ。野営には慣れてますから、大丈夫ですよ?」


 主語が抜けた私の質問に、エディさんとクリスさんから、不思議な返事が返ってきました。


 ?

 いえいえ、お部屋はありますよ?

 何故に野営?


「ぷ、ふははっ。ちがっ、違うよ」


 疑問を浮かべたままの私と、不思議な返事を返したお兄さん達を見ながら、お父さんがクスクス笑ってます。


 例えお部屋が無かったとしても、居間にはソファがあったんだけどなぁ。

 なんで出て行く選択肢?


「客室は2人部屋が2部屋あるんだ。

 2人で1部屋使うか、それぞれで1部屋ずつ使うかって事だよ。

 まぁ、内装の好みもあるだろうし、見てから決めるかい?」


「はい」「応っ!」


 お父さんの説明に、お兄さん達がお互いに苦笑しつつも、元気な返事を返してました。


 ふむふむ。了解です。

 お部屋へご案内しますよ~♪



 *~*~*~*~*



「……可愛らしいですが……」


「落ち着かねぇ…」


 2つ目のゲストルームを見た2人の反応は……微妙。

 それはそうですね。

 こちらは、最初のお部屋と違って、女性が好みそうなフリルやレース、暖色系のギンガムチェックや、甘めの色の家具で纏められたお部屋です。

 男性が使うには、ちょっと勇気がいるかもですね。

 いえ、可愛いのがお好きなら、止めませんよ?


「じゃ、こっちを2人で使うかい?」


 2人の反応に、お父さんが苦笑しながら、階段の目の前のお部屋を示します。

 そちらは、濃いめの色の家具と、寒色系のシックな雰囲気で調えられたお部屋なので、お兄さん達はお互いに顔を合わせて、1つ頷き決めた様です。


「そうします」「それが無難だな」


 1部屋空いてしまいますが、落ち着かないお部屋を使うよりは、良い選択なのでしょうね。

 これから暫く暮らす事になる場所が決まったのなら、そろそろ寝ましょうか。


 私はそろそろ眠いです。

 ぁ、勿論、お母さんと話すのは忘れてませんし、止めませんよ?

 お父さん、抱っこで運んでくれたのは助かりましたが、そろそろ下ろしてください。

 お父さんの温かさと、一定のリズムの心音は、お風呂上がりでほこほこしてる私を、眠りの海に誘うのですよ?

 私はお部屋に戻って、お母さんに色々報告したいのです。

 寝落ちする前に、誰か私をお部屋へ運んで~。

お風呂実況は、お父さんが暴走しそうなので、止めました。

いや、娘溺愛のあまり、弟子に幼女愛好者(ロリコン)の評価を押し付けかねない状態でして…。


うん。

作者でも、あの人は止められなさそうなので、逃げました。

スミマセン、ゴメンナサイ。


今月は奇数日で終わりますが、『女神様の娘に…』は、偶数日投稿で続けます。

なので、次回は6月2日。

3日後になっちゃいますが、その後は2日に1度の投稿予定です。

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