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女神様の娘になりました。  作者: 峠岬 嶺
第3章─びっくりがいっぱい! 私の家族は楽しいです♪
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お夕飯を作ります♪ 賑やかな食卓には、美味しいご飯が定番だよね!

ただいま戻りました♪

投稿再開です。

 ラメル姉さんがお土産に、大量の新鮮魚介類をくれたので、本日の晩ご飯は、白米を主食にお刺身・天ぷら・漬け物各種と、“ザ・和食!”なお品書きとなりました!


 ………。

 あれ?

 天ぷらって和食?

 なんか(いわ)れがあった気が…。

 まぁいいか。

 私にとっては和食です、和食!



 そう言えば、お母さんが用意してくれた食材は、量の少ない物、高価で貴重な物や、調味料なんかは、保存用の容器自体が魔道具(マジックアイテム)になってて、1度で使い切らない限り、常に容器いっぱいに補充(増幅?)され続けてます。

 なので、買い出しなんかは最小限で済みそうな予感が…。

 ぁ、主食に使う小麦やお米も、私の背丈と同じくらいの麻袋(目が細かい確りした作りの物)に入ってて、これも“状態保存”と“増幅”効果のある魔道具だったから、減らないよ?


 お母さんてば、過保護デスカ?

 使い切れない程の財産に、至れり尽くせりの生活空間、その上食材まで…。

 衣・食・住、全てが整えられてます。

 固有技能(ユニークスキル)の【無限収納】の中身と一緒で、魔道具に関しても、加減や自重なんか無視する気満々デスネ…。

 私は助かるけど、甘やかし過ぎですよ!?


 怠慢で傲慢で我儘な“悪女”にならないように、自分で気を付けるべきでしょうか…。

 ぁ、でも、駄目なときは「駄目よ?」と、ちゃんと注意はしてくれてましたし、フォーレお姉ちゃんが「フェリシア様は、怒ると怖いのよ…」って、黄昏ていたので、大丈夫なのかな?

 まぁ、自分を律する事は大切だと思うので、甘えるべきは甘えさせてもらいつつ、“酷い我儘”は言わない様に気を付けましょう♪


 っと、話が逸れました。

 今は晩ご飯の準備です!



 そう!

 先ずは、お米ですね♪

 ふっくら艶々、炊きたてご飯。

 炊飯器(魔道具)さん、宜しくお願いしますね(頑張ってください♪)

 私はご飯が大好きです!

 白米、雑穀、餅米と、どのお米も美味しいのです♪

 勿論、パンも麺類も好きですよ?



 お刺身の主賓は、赤身と白身と、銀背の青魚。

 次いで雲丹(うに)帆立(ほたて)に、海老(えび)烏賊(いか)(かに)と、(たこ)穴子(あなご)

 お~♪ 河豚(ふぐ)もありますね~。

 各種新鮮魚介類を、彩り豊かに大皿に盛り付けます♪


 魔法があるから、河豚みたいな特殊な食材だって、美味しく調理が可能です!

 毒のある材料でも、魔法で解毒や浄化が可能なんですよ♪

 やっぱり、魔法って凄いですね。


 しかも!

 毒だけを分離させることも可能な上、分離させた毒素は薬の材料として使用可能なんだって。

 ラメル姉さんが教えてくれました。

 魚介の持つ毒は、神経毒が多いそうで、麻痺や呼吸器異常なんかの治療薬や、怪我の治療時の麻酔なんかが創れるらしいです。



 天ぷらにするのは、魚介類以外に各種新鮮野菜も。

 お野菜は、元々あったものだけじゃなく、収穫したばかりの(お庭の畑に“旬を無視して”沢山()ってた…)物も、じゃんじゃん揚げます!


 南瓜(かぼちゃ)薩摩芋(さつまいも)蓮根(れんこん)獅子唐(ししとう)茄子(なす)・オクラ。

 大葉(おおば)紫蘇(しそ)(よもぎ)春菊(しゅんぎく)

 玉葱、いんげん、(たけのこ)、かき揚げ各種♪

 山菜は、ラメル姉さんに張り合ったフォーレお姉ちゃんの提供で。

 …ぁ…もしかして…。

 味覚も3歳児のそれ(・・)だから、山菜の独特の苦味は…ダメ…かな?

 む~。


 気を取り直して。

 天ぷらで1番好きなのは、かき揚げですね~♪

 玉葱、人参、御坊(ごぼう)、枝豆、薩摩芋などの野菜かき揚げ。

 海老、烏賊、小魚などの魚介かき揚げ。

 勿論、変わり種だって大好きです!

 わ~い、美味しそう~♪



 漬け物は、“浅漬け”を選択。

 ぁ、“漬け物が入ってる小坪(これ)”も魔道具だ。


 美味しいし、お茶請けにもなるし、白米の相方として欠かせない小粋な「脇役(ヤツ)」。それが漬け物。

 や、「準主役」か?


 まぁ、ソコは置いといて。

 気になったのは、漬け物の種類の多さ。

 何故だか色んな漬け物が揃ってた…。

 いや、美味しいよ? 美味しいんだけどさ…。

 浅漬けに始まり、(ぬか)漬けに酢漬けは、まぁ分かるよ? うん。

 けど、何だろう…。

 他にもいっぱい、色んな漬け物が揃ってますよ?

 ぁ、味噌(みそ)漬けもあった…。


 ………。

 うん、よしっ!

 美味しく食べられれば、何でも良いよね♪

 考えても分かんない事は「考えずに、在るがまま」受け入れましょう!


 美味しいご飯の為ならば、多少の不思議には目を瞑るのが「吉」だと、私の勘が告げてます。

 分からない(こと)は、分からないんです!

 良いじゃないですか!

 美味しいは正義です!

 美味しい物があれば、大抵の事は許せる(流せる?)のですよ!



 あとは…汁物ですね!

 和食の汁物…御御御付(おみおつけ)? お吸い物?

 ん~。あ、海藻。

 ………よしっ! 御御御付にしましょう!

 嬉しい事に、お母さんの用意してくれてた食材には、加工食品もあるんです♪

 な・の・で、若布(わかめ)豆腐(とうふ)の御御御付にしようと思います!



 ───

 …作り過ぎました…。


 お姉ちゃん達とお料理♪

 お姉ちゃん達のお土産♪

 5日(1週間)も一緒に居られる!

 と、嬉しさに振り回されて、加減を忘れました…。


 ダイニングのテーブルを埋め尽くす、勢いで作り終えた料理のあまりの大量さに、一瞬考える事を放棄しましたよ…。


 ふ…ふふふ…。

 まぁ、良いです。

 食べ切れない量なのは確かですから、お皿を分けて別の日のご飯にすれば大丈夫。

 状態保存の魔法がありますし、冷蔵庫(魔道具)(正確には小型保存庫?)や【無限収納】に仕舞っておけます!

 冷めない内に、いただきましょう♪


 様々な食材を用意してくれたお母さん。

 沢山のお土産をくれたラメル姉さん。

 お料理を手伝ってくれたフォーレお姉ちゃん。

 食卓の準備をしてくれたシリウス達。

 そして、糧と成って私達の命を繋いでくれる食材と、料理と成って昇華されるだろう私達が奪う命に。

 統べての事柄に感謝を込めて。

「いただきます!」

………。

ユナちゃん!?

台詞どこ行った!?


日常を覗きに行ったはずなのに、調理中のやり取りよりも、ユナちゃんの考え事に引っ張られた峠岬(作者)のへなちょこ探索により、投稿再開1話目は台詞が行方不明となりました。

申し訳ありません。


こんなんでも、赦していただければ、幸いです。

暇潰し、空き時間のおまけに、ユナちゃんの日常を。


ヘタレ作者に、感想(応援)をくださった読者(慈愛深き神)様、ありがとうございます。

不安に押し潰されながらも、なんとか投稿を続けられるのは、読者の皆様のおかげです。


ストックは、やっぱり少ないですが、また7話くらいは、偶数日投稿を続けます。

宜しくお付き合い下さいませ♪

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