お夕飯を作ります♪ 賑やかな食卓には、美味しいご飯が定番だよね!
ただいま戻りました♪
投稿再開です。
ラメル姉さんがお土産に、大量の新鮮魚介類をくれたので、本日の晩ご飯は、白米を主食にお刺身・天ぷら・漬け物各種と、“ザ・和食!”なお品書きとなりました!
………。
あれ?
天ぷらって和食?
なんか謂れがあった気が…。
まぁいいか。
私にとっては和食です、和食!
そう言えば、お母さんが用意してくれた食材は、量の少ない物、高価で貴重な物や、調味料なんかは、保存用の容器自体が魔道具になってて、1度で使い切らない限り、常に容器いっぱいに補充(増幅?)され続けてます。
なので、買い出しなんかは最小限で済みそうな予感が…。
ぁ、主食に使う小麦やお米も、私の背丈と同じくらいの麻袋(目が細かい確りした作りの物)に入ってて、これも“状態保存”と“増幅”効果のある魔道具だったから、減らないよ?
お母さんてば、過保護デスカ?
使い切れない程の財産に、至れり尽くせりの生活空間、その上食材まで…。
衣・食・住、全てが整えられてます。
固有技能の【無限収納】の中身と一緒で、魔道具に関しても、加減や自重なんか無視する気満々デスネ…。
私は助かるけど、甘やかし過ぎですよ!?
怠慢で傲慢で我儘な“悪女”にならないように、自分で気を付けるべきでしょうか…。
ぁ、でも、駄目なときは「駄目よ?」と、ちゃんと注意はしてくれてましたし、フォーレお姉ちゃんが「フェリシア様は、怒ると怖いのよ…」って、黄昏ていたので、大丈夫なのかな?
まぁ、自分を律する事は大切だと思うので、甘えるべきは甘えさせてもらいつつ、“酷い我儘”は言わない様に気を付けましょう♪
っと、話が逸れました。
今は晩ご飯の準備です!
そう!
先ずは、お米ですね♪
ふっくら艶々、炊きたてご飯。
炊飯器さん、宜しくお願いしますね。
私はご飯が大好きです!
白米、雑穀、餅米と、どのお米も美味しいのです♪
勿論、パンも麺類も好きですよ?
お刺身の主賓は、赤身と白身と、銀背の青魚。
次いで雲丹に帆立に、海老・烏賊・蟹と、鮹・穴子。
お~♪ 河豚もありますね~。
各種新鮮魚介類を、彩り豊かに大皿に盛り付けます♪
魔法があるから、河豚みたいな特殊な食材だって、美味しく調理が可能です!
毒のある材料でも、魔法で解毒や浄化が可能なんですよ♪
やっぱり、魔法って凄いですね。
しかも!
毒だけを分離させることも可能な上、分離させた毒素は薬の材料として使用可能なんだって。
ラメル姉さんが教えてくれました。
魚介の持つ毒は、神経毒が多いそうで、麻痺や呼吸器異常なんかの治療薬や、怪我の治療時の麻酔なんかが創れるらしいです。
天ぷらにするのは、魚介類以外に各種新鮮野菜も。
お野菜は、元々あったものだけじゃなく、収穫したばかりの(お庭の畑に“旬を無視して”沢山生ってた…)物も、じゃんじゃん揚げます!
南瓜に薩摩芋、蓮根・獅子唐・茄子・オクラ。
大葉に紫蘇に蓬、春菊。
玉葱、いんげん、筍、かき揚げ各種♪
山菜は、ラメル姉さんに張り合ったフォーレお姉ちゃんの提供で。
…ぁ…もしかして…。
味覚も3歳児のそれだから、山菜の独特の苦味は…ダメ…かな?
む~。
気を取り直して。
天ぷらで1番好きなのは、かき揚げですね~♪
玉葱、人参、御坊、枝豆、薩摩芋などの野菜かき揚げ。
海老、烏賊、小魚などの魚介かき揚げ。
勿論、変わり種だって大好きです!
わ~い、美味しそう~♪
漬け物は、“浅漬け”を選択。
ぁ、“漬け物が入ってる小坪”も魔道具だ。
美味しいし、お茶請けにもなるし、白米の相方として欠かせない小粋な「脇役」。それが漬け物。
や、「準主役」か?
まぁ、ソコは置いといて。
気になったのは、漬け物の種類の多さ。
何故だか色んな漬け物が揃ってた…。
いや、美味しいよ? 美味しいんだけどさ…。
浅漬けに始まり、糠漬けに酢漬けは、まぁ分かるよ? うん。
けど、何だろう…。
他にもいっぱい、色んな漬け物が揃ってますよ?
ぁ、味噌漬けもあった…。
………。
うん、よしっ!
美味しく食べられれば、何でも良いよね♪
考えても分かんない事は「考えずに、在るがまま」受け入れましょう!
美味しいご飯の為ならば、多少の不思議には目を瞑るのが「吉」だと、私の勘が告げてます。
分からない物は、分からないんです!
良いじゃないですか!
美味しいは正義です!
美味しい物があれば、大抵の事は許せる(流せる?)のですよ!
あとは…汁物ですね!
和食の汁物…御御御付? お吸い物?
ん~。あ、海藻。
………よしっ! 御御御付にしましょう!
嬉しい事に、お母さんの用意してくれてた食材には、加工食品もあるんです♪
な・の・で、若布と豆腐の御御御付にしようと思います!
───
…作り過ぎました…。
お姉ちゃん達とお料理♪
お姉ちゃん達のお土産♪
5日(1週間)も一緒に居られる!
と、嬉しさに振り回されて、加減を忘れました…。
ダイニングのテーブルを埋め尽くす、勢いで作り終えた料理のあまりの大量さに、一瞬考える事を放棄しましたよ…。
ふ…ふふふ…。
まぁ、良いです。
食べ切れない量なのは確かですから、お皿を分けて別の日のご飯にすれば大丈夫。
状態保存の魔法がありますし、冷蔵庫(正確には小型保存庫?)や【無限収納】に仕舞っておけます!
冷めない内に、いただきましょう♪
様々な食材を用意してくれたお母さん。
沢山のお土産をくれたラメル姉さん。
お料理を手伝ってくれたフォーレお姉ちゃん。
食卓の準備をしてくれたシリウス達。
そして、糧と成って私達の命を繋いでくれる食材と、料理と成って昇華されるだろう私達が奪う命に。
統べての事柄に感謝を込めて。
「いただきます!」
………。
ユナちゃん!?
台詞どこ行った!?
日常を覗きに行ったはずなのに、調理中のやり取りよりも、ユナちゃんの考え事に引っ張られた峠岬(作者)のへなちょこ探索により、投稿再開1話目は台詞が行方不明となりました。
申し訳ありません。
こんなんでも、赦していただければ、幸いです。
暇潰し、空き時間のおまけに、ユナちゃんの日常を。
ヘタレ作者に、感想をくださった読者様、ありがとうございます。
不安に押し潰されながらも、なんとか投稿を続けられるのは、読者の皆様のおかげです。
ストックは、やっぱり少ないですが、また7話くらいは、偶数日投稿を続けます。
宜しくお付き合い下さいませ♪