Q,美人で色っぽい、綺麗なお姉さんは好きですか? A,勿論、大好きです!
うわぁ~ん。
ストック完全に切れました!
超ギリギリ投稿なので、何時も以上に短いです。
ごめんなさい!
m(。≧Д≦。)m
「女将さん、御無沙汰しています。御元気そうで何よりです」
おや?
この美人さんは、お父さんの知り合いなんですね。
お母さんより、ちょっと歳上かな?
色っぽくて、しっとりした黒髪美人です。
「お久し振りねぇ。ふふ。あれ以来、調子も良いわ。出歩いても、大丈夫なくらいにね」
「それは良かった。妻も心配していましたから」
お姉さんが艶やかに微笑んで、お父さんも苦笑しながら、安堵の吐息を溢します。
何だか含みのある会話だったので、疑問を抱えていたら、お父さんの肩に留まってたアルタイルが、こっそり教えてくれました。
どうやら、この美人さん、以前大病を患っていて、偶然お母さんと知り合えた事で、一命を取り留めたんだそう。
綺麗なお姉さん達が、お酒の相手をしてくれるお店の店主さんで、裏組織である闇組合のマスターでもあるんだって。
ぁ、でも、闇ギルドのマスターは、一切姿を見せない謎の人物で通っていて、美人さんがマスターなのは、極秘中の極秘です!
アルタイルは、お母さん経由で知ったらしいです。
「今日は、シアちゃんは?」
「先月初めに、外出時間を使ってしまって、次に郷を出て来れるのは、来年になりそうです」
「そう、残念だわ。会いたかったけど…」
「祭りには連れ出すつもりなので、年が明けたら揃って挨拶に伺いますよ♪」
「有難う。楽しみにしてるわね。…ところで、そのお嬢さん達は?」
このお姉さんも、お母さんの事が大好きなんですね。
会えない事に落ち込んで、会える約束に嬉しそうに笑ってますから。
ぁ、目が合った……。
お父さんの腕から、お姉さんを見上げていたら、目が合っちゃいました。
はじめまして~♪
第一印象は大切ですね! 笑顔を心掛けましょう♪
「あぁ、すみません。紹介が遅れましたが、娘達です。男ふたりは、弟子ですよ」
「え!? あら、まぁ! じゃあ、シアちゃんの娘さんでもあるのね!
あらあら、まぁまぁ! はじめまして♪」
私達を放置して、頭の上で交わされていた会話が途切れ、まとめて簡単に紹介されました。
「ええ。右腕にいるのがベル、左腕のが末っ子のユナ。
シアと同じ色と質の髪の子がフォル、私と同じく左右で色の違う瞳の子がラルといいます。可愛いでしょう?」
お父さんが抱っこしたまま、私達を紹介してくれます。
名前を呼ばれるタイミングで、軽く持ち上げられたり、顔を向けられるので、ベル姉様の真似っこをして、会釈をしておきましょう。
「ええ、ええ。皆、可愛いわ♪ ユナちゃんなんて、シアちゃんを小さくしたみたい。
私は、サラン・バーレイ。お酒のお店を経営してるおばさんよ♪
サランって呼ぶか、お父さんみたいに、女将さんて呼んでね」
お姉さん改め、サランさんは、艶やかさを消して、屈託のない無邪気な笑顔を見せてくれます。
「ふふ。ユナは、髪質以外は完全に母親似ですから」
「今から将来が楽しみねぇ。撫でても良いかしら?」
目線を合わせて、聞かれたので、コクコクと頭を縦に振って了承します。
きちんと確認をとってくれたのは、サランさんが初めてです。
皆さん遠慮無く頭を撫でてくれますし、私も嬉しいので気にしてませんでしたが、相手が成人していたら、許可無く頭を撫でるのは、失礼以外の何物でもありませんよね。
それも、初対面の見知らぬ大人なら、尚更。
お兄さんズやレグルス達も、ちゃんと紹介されて、こちらにはサランさんは艶やかな笑顔を見せます。
お兄さんズは、2人揃ってうっすら頬を染め、しどろもどろになりながらも、挨拶を返してますね。
レグルス達は、それぞれ紹介に合わせて、一声鳴いてご挨拶。
「サランママぁ~、女将さぁ~ん」
「あら? 呼ばれちゃった…。それじゃ、またね。
次は“祭りで”かしらね。いつか皆で、お店の方にも遊びにいらっしゃいな」
一通りお喋りをして、サランさんとお別れです。
今日はお店を完全休業にして、お店で働くお姉さん達とお買い物に来ていたらしく、別のお姉さんに呼ばれて、サラッとお別れ。
艶やかで色っぽいお姉さんなのに、気っ風の良さは、そこらの男の人より、ずっと格好良いです。
お母さんみたいに、優しくて暖かい雰囲気が一番好きですが、サランさんみたいな格好良い女性にも憧れますね。
サランさんみたいな女性が、世間一般に知られる“いい女”ってモノなのかも知れません。
サランさんは、遊郭妓楼の花魁のイメージな外見です。
中身は居酒屋の女将さんか、BARのママ?
口が堅くて世話好きで、情に厚くて気っ風の良い姐御肌。
いずれは肝っ玉母さん…みたいな…。
峠岬(作者)の文章力だと、『いい女』を描くのは難しいですね。
今回、前書きにも書いたみたいに、短いです。
2000文字に足りてません。
申し訳ありませんが、本当にギリギリ投稿です。
後一回投稿したら、またお休みを貰います。