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96.ギルド本部と新しいカード

現在時刻は19時、アキトたちは中央地区にあるギルド本部に向かっている。


ギルドから届いた手紙にはギルド本部周辺の地図が同封されており、アキトたちの住んでいる元男爵屋敷から徒歩で20分ほどのところにある。


アキトたちが地図に従ってしばらく歩いているとギルド本部に到着した。ギルド本部は建坪100坪程度に石造りで2階建て、この世界では少し大きな一般家庭という規模でギルド西支部に比べるとかなり小さい建物だった。おそらく本部は各支部への指示出しをするブレーンなのだろう。建物の壁を良く見ると魔法陣のようなものが掘り込まれている、アキトの知覚感知が建物に通らないので魔法遮断効果があるのかもしれない。


アキトたちはギルド本部の入り口にある魔道自動ドアを通るとすぐに小さな受付窓口があった。受付窓口には30代らしき1人の女性が座って待機している。アキトは受付窓口に向かう。


「ギルド本部にようこそ。本日はどのようなご用件でしょうか? 」

「手紙で呼び出しがありましたアキトです」

「少々お待ちくださいませ」


アキトが受付にギルドカードを出すと、受付の30代女性はアキトのギルドカードを確認しながら通信の魔道具なのだろうか?小さなカードを耳に当て誰かと通話している。


「お待たせしました。ギルド長が2階でお待ちです。そちら右手方向に進んだ場所にある階段を上がり左手方面にお進みください。ギルド長執務室と書いてある扉をノックして入室ください」

「わかりました。魔石の換金はここでもできますか? 」

「いえ、魔石の換金は各支部でのみ行っております。支部で換金お願いいたします」

「わかりました」


アキトはここでは換金できないと知ったため、ヨンとレンに「先に帰って食事しててくれ」と指示を出してからギルド長の執務室へ向かい、ギルド長執務室と書かれた木製の扉をノックする。


「どうぞ」


アキトが部屋に入っていくと、50代のきっちりとした文官風の男が入り口近くに立っている。アキトは秘書かな?と思いながら周りを見回すがこの男しかいないようだ。どうやらこの男がギルドマスターらしい。


「初めまして、アキトです。本日はギルドカードの更新作業に参りました」

「ようこそアキト君。私が冒険者ギルド、ギルドマスターをしているディレドです。そちらの椅子にお座りください」

「ありがとうございます」


アキトはディレドと軽く握手をしてからディレドに勧められるまま椅子に座った。部屋の脇にある秘書室なのだろうか。そこから出てきた20代女性が2人分のお茶を机に置き、また秘書室に戻っていく。


「こちらが新しいギルドカードになります。使い方の説明はこの冊子を読んでください」

「はい」


ギルドカードの使い方が書いてあるのだろう、アキトはディレドから渡された薄い冊子をパラパラと軽く読んでいく。簡単に言えば、通話はギルドカードに魔力を10秒流すことでギルド本部にのみかけることができる。ギルド本部から通話を受ける時はギルドカードに魔力を1秒流すだけで通話可能。GPS機能については本当かどうかアキトにはわからないが、半径1キロ程度の精度でしかわからないので大体の位置しかギルド本部でも把握できないらしい。


「何かわからないところあるかな? 」

「いえ、大丈夫です」

「では次が特典についての説明になります。こちらの冊子を読んでください」

「はい」


アキトはまたディレドから渡された薄い冊子を読んでいく。特典内容について簡単にまとめる。

1.魔石の買取額及びギルドポイントが10%増加

2.領主への面会権

3.ヤルムの街にある全ての商店の優先利用権、例えば有名鍛冶師に依頼した場合1年待ちになるところを最優先で作成依頼可能等

4.他国への移動の際領主に許可を取るだけで他の審査不要、現在この国は長期にわたる戦争状態のため一般人の他国への移動がほぼ禁止されている。

5.ギルドにある書籍の閲覧権

基本的には上記5つで他はくだらない特典である。


「何かわからないところありますか? 」

「ギルドにある書籍の閲覧権とありますが、どんな書籍があるのですか? 」

「色々ありますが、冒険者として役に立つものは魔物の生態についてまとめた物や、現在把握されているジョブについてまとめた物、現在習得方法がわかっている特殊ジョブや特殊スキル上位スキルに進化した話等についてまとめた物などがあります」


アキトにとっては宝の山だった。めちゃくちゃ読みたいところである。


「どこへ行けば読めますか? 」

「ギルド本部地下にあります。閲覧可能時間は10時から17時となっているので1階受付で時間内に申請してください。持ち出しも禁止しています」

「わかりました」

「それ以外に質問はありますか? 」

「ありません」


アキトは明日にでもギルド本部の書籍閲覧を行うことに決めた。


「それでは最後に義務についての説明をさせてもらいます。君は今回の件で二つ名1人軍隊(ワンマンアーミー)を受けたわけですが、領主の守護するこのヤルムの街防衛戦への強制参加が義務付けられています。防衛戦とはこの街に侵攻してきた魔物の軍勢を門より先に進ませない、もしくは門を突破されてしまった場合の街中での戦闘のことをさします。前回のようにミスリル鉱山へのこちらからの侵攻は防衛戦には入りません。ここまでは理解できましたか? 」

「はい」

「この義務を怠った場合、ギルドからの強制脱退もしくはギルドランクに応じた罰金刑となります。君は現在Bランクなわけですが罰金刑は8000万ポロンになります。もしAランクに上がった場合は8億ポロン。ギルドランク昇格条件に必要な額の8割が罰金額になります」

「はい」


罰金刑のことを考えるならあまりランクを上げるのも良くないのかもしれない。今のBランクなら支払っても全く問題がない。だがランクを上げれば上げるほど上位ダンジョンでの収入も増えるので迷うところである。


「この義務が免除される場合もあります。君たちが他国や他領に移動しており、こちらが移動時間も考えて間に合わない、もしくは必要ないと判断した場合です」

「必要ないと判断した場合とは? 」

「強制参加が義務付けられているとは言え、報酬が出ないわけではないです。強制参加が確定した場合、ギルドランク昇格条件に必要な額の5%が支払われます。Bランクなら500万ポロン、Aランクなら5000万ポロンです、AAランクなら5億ポロンにもなります。そのため、高ランクの二つ名持ちを強制参加で呼ぶ場合費用が問題になるわけです」

「なるほど」


確かに魔物戦力が低い時に高ランクの二つ名持ちを呼んでも赤字にしかならないだろう。


「他には質問はないですか? 」

「いえ、大丈夫です。ありがとうございました」

「それではこの2つの冊子は持ち帰ってください」

「はい、では失礼します」


アキトはディレドに挨拶し、屋敷に帰宅した。すでに皆食事は終わっているのだろう、アキトはダスカー給仕で1人寂しく食事を取った後、風呂に入り寝るまで錬金を続ける。今日は6割ほど弱VITポーションを完成させることができたようだ。



《見習い錬金士》ジョブLvが3に上がりました。MEN+3


《錬金》熟練Lvが3に上がりました。INT+30% MEN+30%



アキトは明日はギルド本部で特殊ジョブ取得できるかなーとワクワクしながら寝るのだった。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:B

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +15 +16 +10 +20 +130% +140% +100% +180% = 474

DEF 10 +12 +15 +15 +110% +130% +130% = 244

VIT 10 +15 +13 +130% +110% = 129

DEX 12 +15 +130% = 62

INT 13 +22 +15 +190% + 130% +30% = 225

MEN 12 +22 +3 +190% +130% +30% = 166

SPP 10 +17 +6 +150% +60% = 102

SPD 12 +12 +15 +100% +130% = 128

HIT 11 +18 +11 +160% +100% = 144

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳王》Lv2《上忍》Lv2《剣王》Lv0《神聖魔法》Lv1

     《深淵魔法》Lv1《槍王》Lv0《斧王》Lv0《大剣王》Lv1

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌神》Lv0《盾王》Lv0

     《棒王》Lv0《大盾王》Lv0《司書長》Lv0

     《大斧将》Lv3《弓王》Lv3《銃将》Lv1

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

     《精霊使い》【地の大精霊】《空間使い》

《生産ジョブ》《調薬士》Lv1《見習い錬金士》Lv3

《熟練度》《格闘》Lv15《短剣》Lv10《剣》Lv13《杖》Lv19

     《槍》Lv13《斧》Lv13《大剣》Lv14《槌》Lv18

     《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv13《棒》Lv13

     《大盾》Lv13《本》Lv13《薬》Lv6《大斧》Lv11

     《弓》Lv16《銃》Lv10《錬金》Lv3

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《特級回復魔法》Lv5《特級攻撃魔法》Lv5

     《速突》Lv5《強突》Lv5《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv2《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

     《壁砕》Lv5《城砕》Lv5《防砦》Lv5《四連撃》Lv5

     《弾飛》Lv5《十字斬》Lv5《薙払》Lv5《地響》Lv5

     《執筆》Lv5《鑑定》Lv5《速読》Lv5《滅斬》Lv5

     《獄斬》Lv1《山砕》Lv5《木撃》Lv5《岩撃》Lv5

     《鉄撃》Lv3《速射》Lv5《三連射》Lv5《強射》Lv5

     《蘇生魔法》Lv1《消滅魔法》Lv1《強気》Lv2

     《大回転》Lv1《貯射》Lv3

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1

     《器用》Lv1《マジックオーラ》Lv1《重増》Lv1

     《集中》Lv1《ヒットオーラ》Lv1

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