88.アキトパーティーvs魔物混成軍2万
アキトたちは第一防壁から下り堀のすぐ側まで移動する。
第一防壁と堀の間は約30メートルほどある。後ろでは第一防壁上から兵士が大声でアキトたちに声をかけている。魔物混成軍との距離はすでに1キロ切っている。進軍速度が速いからだろう、砂埃がものすごい立っている。これなら魔物混成軍の後ろにいるジェネラルオーガも何が前線でおきてもわからないだろうとアキトはほくそ笑んだ。
「おい!何やってんだお前ら!もうすぐそこまで魔物が来てるんだ、さっさと防壁上に上がれ!死にたいのか!! 」
「あいつら何がしたいんだ、自殺志願者か」
「ガキが調子に乗ってるんじゃねーか。あいつらが轢き殺される未来が見えるぜ」
後ろではアキトたちに向かって好き勝手言っているがアキトたちは完全に無視している。魔物軍がすぐ側まで来ているのだ、油断して矢でも食らったりしたらたまらない。さすがに大軍を前にたった5人+1羽で立ち向かうのだ、アキトたちにも緊張が見える。
アキトたちは北から10メートルにヨンとダスカー、30メートルにアキトとレン、55メートルにアカリとピヨちゃんが待機している。北から0から20メートルがヨン、20メートルから40メートルがアキト、40メートルから70メートルがアカリの狩場として考えている。アカリの受け持ち範囲が広いのはアカリのINTとMENが桁違いに高いからだ。
「最初はコボルト系6000、タイミング合わせてギガファイアLv5を50メートル弓なりに飛ばす。魔法を撃つ直前に耳栓も忘れずにな。アカリ、ミスるなよ! 」
「なんでいつもわたしだけ、しんようないの」
「お前が一番ミスしやすいからな・・、ダンジョン内での行動考えれば・・・わかるだろ? 」
「う・・・がんばる」
アキトとアカリがくだらないやり取りをしているうちにコボルト軍が100メートル圏内に入ってきた。1列70匹前後、30メートル幅にギガファイアが当たれば2000匹程度一気に倒せる計算だ。
「カウント、3、2、1、ギガファイアLv5! 」
アキトのカウントで3人分のギガファイアLv5が弓なりに飛んでいく。着弾と同時にものすごい爆発音と突風が少し遅れてやってくる。魔法を撃つ直前に耳栓をしていなければこの距離でも耳にダメージが来ていたかもしれない。
《光魔法》ジョブLvが1に上がりました。MEN+16 特級回復魔法Lv1
《闇魔法》ジョブLvが1に上がりました。INT+16 特級攻撃魔法Lv1
《杖》熟練Lvが14に上がりました。 INT+140% MEN+140%
経験値はこの一発でものすごい勢いで増えているが、コボルトの苦悶の声と後ろから兵士の歓声が聞こえてくるだけで砂埃が激しすぎて前が見えない。アキトは[知識の書]で素早く魔物の数を確認すると今の一撃で2000匹以上死んでいるのを確認する。目の前が見えないので[知識の書]で正確に魔物の位置を確認し再度指示を出した。
「次行くぞ!3、2、1、ギガファイアLv5! 」
コボルトたちは砂埃で前が見えず、足元には同胞の死体や重傷状態の者がいる。後ろからの圧力で前に押し出され死体や重傷のコボルトを踏み潰しながらゆっくり進軍しているところにアキトたちのギガファイアが再度着弾する。
《光魔法》ジョブLvが2に上がりました。MEN+17 特級回復魔法Lv2
《闇魔法》ジョブLvが2に上がりました。INT+17 特級攻撃魔法Lv2
《杖》熟練Lvが15に上がりました。 INT+150% MEN+150%
コボルトたちの進軍の足が鈍り密集していたからだろう、アキトが[知識の書]で確認すると3000匹以上死んでいる。もうコボルトは少ない、次はゴブリンのようだ。アキトは3発目は経験値少ないなとぼやいているが顔はあまりの効率の良さにニンマリと笑っている。
アキトたちは同様にMENポーションで補給をしながら3発、4発、5発と撃ちこみ、コボルトとゴブリンの殲滅に成功する。その間、わずか4分の出来事だった。
《光魔法》ジョブLvが3に上がりました。MEN+18 特級回復魔法Lv3
《闇魔法》ジョブLvが3に上がりました。INT+18 特級攻撃魔法Lv3
《杖》熟練Lvが16に上がりました。 INT+160% MEN+160%
一方その頃ジェネラルオーガは苛立っていた。砂埃で前が全く見えないのだが、何度も大きな爆発音が響き渡るたびに、砂埃がさらに舞い上がるのだ。前線の状況が全く見えないので判断も出来ず、嫌な予感がしながらも前進を続けることにする。この判断が自分の死刑執行書類に判を押す行動だとは気づかずに。
アキトたちはゴブリンが終わり、続いてオーク軍に向けてギガファイアを6発、7発と撃ちこんでいく。さすがにハイオークは即死はしていないが、続けて打ち込まれる魔法で死んでいく。
《光魔法》ジョブLvが4に上がりました。MEN+19 特級回復魔法Lv4
《闇魔法》ジョブLvが4に上がりました。INT+19 特級攻撃魔法Lv4
《杖》熟練Lvが17に上がりました。 INT+170% MEN+170%
ついにオーガ軍と瀕死のハイオークだけになる。アキトたちは8発目を撃ちこんだ。ハイオークとアカリの一撃を食らったオーガは今の1撃で死亡したがさすがに他のオーガは重傷まで行かないダメージで済んでいる。ジェネラルオーガに至ってはアキトのギガファイアで軽症で済んでいる。
《光魔法》ジョブLvが5に上がりました。MEN+20 特級回復魔法Lv5
《光魔法》ジョブが《神聖魔法》ジョブLv0に変化しました。
《闇魔法》ジョブLvが5に上がりました。INT+20 特級攻撃魔法Lv5
《闇魔法》ジョブが《深淵魔法》ジョブLv0に変化しました。
《杖》熟練Lvが18に上がりました。 INT+180% MEN+180%
ことここに至ってやっとジェネラルオーガは自分の置かれている状況を悟った。数秒呆けていた後、素早く撤退を指示しようとしたがその判断は遅かったのだ。
アキトはアカリにテラファイアでジェネラルオーガを焼き尽くせと指示を出していたのだ。今回の蹂躙戦でアカリの特級攻撃魔法はLv5に上がり最大級のテラファイアLv5がジェネラルオーガを焼き尽くすことになった。そして残ったオーガも逃げる間もなくアキトとヨンのテラファイアによって残らず焼き尽くされたのだった。
《神聖魔法》ジョブLvが1に上がりました。MEN+22 蘇生魔法Lv1
《深淵魔法》ジョブLvが1に上がりました。INT+22 消滅魔法Lv1
《杖》熟練Lvが19に上がりました。 INT+190% MEN+190%
特級回復、攻撃魔法は各種テラ系の魔法が使えるようになる。テラヒールは部位欠損治療Lv上昇で治療可能な部位の大きさが増加する、テラキュアは全ての状態異常回復、各種テラ級攻撃魔法はギガの上位魔法である。
5次職からはステータスポイントのボーナスが1Lvごとに2ポイント上がるようだ。蘇生魔法は死亡してからLv×時間までの死体を蘇生可能。消滅魔法は触れた部分を消滅させる魔法でLvで大きさが上昇する。
「結局護衛すら必要なかったね! 」
「そうだね、でも経験値すごくおいしかったし安全だったのはいいことだよ」
アキトたちは呆然としながらアキトたちを見つめる兵士たちを無視しながら砦内に向かうのだった。
《名前》 アキト・ホウジョウ ギルドランク:C
《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)
《ステータス》
ATK 12 +15 +16 +10 +20 +130% +140% +100% +180% = 474
DEF 10 +12 +15 +15 +110% +130% +130% = 244
VIT 10 +15 +13 +130% +110% = 129
DEX 12 +15 +130% = 62
INT 13 +22 +15 +190% + 130% = 210
MEN 12 +22 +190% +130% = 142
SPP 10 +10 +5 +100% +50% = 62
SPD 12 +12 +15 +100% +130% = 128
HIT 11 +14 +120% = 55
《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)
《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv2《剣王》Lv0《神聖魔法》Lv1
《深淵魔法》Lv1《槍王》Lv0《斧王》Lv0《大剣王》Lv1
《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌神》Lv0《盾王》Lv0
《棒王》Lv0《大盾王》Lv0《司書長》Lv0
《大斧将》Lv3《弓将》Lv4
《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》
《精霊使い》【地の大精霊】《空間使い》
《生産ジョブ》《調薬士》Lv0
《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv13《杖》Lv19
《槍》Lv13《斧》Lv13《大剣》Lv14《槌》Lv18
《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv13《棒》Lv13
《大盾》Lv13《本》Lv13《薬》Lv5《大斧》Lv11
《弓》Lv12
《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5
《強斬》Lv5《特級回復魔法》Lv5《特級攻撃魔法》Lv5
《速突》Lv5《強突》Lv5《強撃》Lv5《爆撃》Lv5
《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5
《堅固》Lv2《遮断》Lv2《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5
《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5
《壁砕》Lv5《城砕》Lv5《防砦》Lv5《四連撃》Lv5
《弾飛》Lv5《十字斬》Lv5《薙払》Lv5《地響》Lv5
《執筆》Lv5《鑑定》Lv5《速読》Lv5《滅斬》Lv5
《獄斬》Lv1《山砕》Lv5《木撃》Lv5《岩撃》Lv5
《鉄撃》Lv3《速射》Lv5《三連射》Lv5《強射》Lv4
《蘇生魔法》Lv1《消滅魔法》Lv1
《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1
《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1
《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1
《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1
《器用》Lv1《マジックオーラ》Lv1《重増》Lv1
《集中》Lv1




