85.任務内容と進軍開始
時刻は10時半、アキトは屋敷に帰宅した、ロビーにはクロエが待機していたようだ。
「おかえりなさいませ、アキト様。皆様アキト様のお帰りを食堂でお待ちしております」
「ただいま、すぐに食堂に向かうよ。クロエも一緒に食堂で話を聞いてくれ」
「畏まりました」
アキトはクロエを伴い食堂に向かう。食堂に入ってすぐに全員に話しかける。
「皆、またせてしまってすまないな」
「ゆっくりお茶飲みながら雑談してたから大丈夫ですよ」
「クロエさんが作ったブルーベリータルト凄いおいしかった! 」
「アキトのぶんも、のこってるよ」
「そうか、せっかくだから俺も頂こう」
アキトは椅子に座り全員に今日の依頼について話すことにする。ダスカーはアキトの前にブルーベリータルトと紅茶が用意する。
「今日領主様から呼び出された依頼について話をさせてくれ。ちなみに全員参加が決まったのできちんと理解しておいてくれ」
アキトは皆の顔を見てしっかり聞いてくれているようだと思えたので続きを話し始める。
「昨日考えていたとおりミスリル鉱山へのゲート開設任務だった。明日の8時に東門出発だ、まずこの地図を見てくれ」
アキトはアルバートに渡された依頼書に添付されていた地図を皆に見せる。
「東門から東に3キロほど平野が広がっている。そこから渓谷を通り10キロほど進むと渓谷が終わり今度は森が広がっている。森を開拓した道を2キロほど進むとミスリル鉱山がある。そのミスリル鉱山が魔物に占拠されているわけだが、渓谷の一番東側に砦を構築し、その中にゲートを作るのが俺たちの仕事だ」
「はいはい! 」
レンが質問をしたそうにしているのでアキトは許可を出す。
「渓谷の一番東端に砦を築くって言っても明日出発で明後日には完成してないといけないんだよね?時間的にも人数的にも無理じゃない?そこ横幅100メートルはあるよね 」
「明日出発するのは俺たち以外に騎士30名、魔法兵60名がいる。騎士は護衛や砦内部準備、魔法兵が砦構築を行う。ヨンとアカリも魔法兵に混じって砦構築をしてもらう、ダスカーとレンは護衛と一緒に動いてもらう」
「アキトは? 」
「俺はゲート作成してあまったMEN値で砦構築かな。森の中から出てくる魔物と戦いながらになるかもしれない。念のためMENポーションを大量に買っておこう。余っても構わないしクロエ1000万ポロン分買っておいてくれ」
「畏まりました、アキト様」
MENポーションは1本10万ポロンもする高級品であり、飲めばMEN値を最大値の50%回復する効果を持つ。アキトたちは普段のダンジョン攻略に数本持って行ってはいるが必要な状況が今までなかったので使用したことはない。腐るわけでもないのでこの機会に大量に常備しておくつもりだろう。
「あと全員に初級傷薬を20個ずつ渡しておく」
アキトは調薬で作った初級傷薬を全員に配る。初級傷薬はVIT5回復する傷薬である。アキトとダスカー以外VIT値が低いので十分使える性能だ。比較対象としてただの薬草がVIT値2、VITポーションが最大値の50%である。
「それじゃ今日は早めに昼を食べて、午後は明日に疲れを残さない程度に抑えてダンジョンでLv上げしよう。明日の任務に備えてダンジョン内のゲートは今日屋敷に戻り次第消してしまうけどいいかな? 」
「ちょっともったいないけど安全には変えられないね! 」
「数日分やりなおしになっちゃうけどしょうがないねー」
「もんだいない、ちか1かいのがらくでおいしい」
アキトたちは軽く昼食を食べ、Lv5ダンジョン地下2階を東に進行していく。アキトはMEN値を少しでも上げるためだろう、ずっと杖装備をしていた。結局今日も壁に到着することなく19時頃屋敷に戻ることにした。
《白魔法》ジョブLvが5に上がりました。MEN+15 上級回復魔法Lv5
《白魔法》ジョブが《光魔法》ジョブLv0に変化しました。
《黒魔法》ジョブLvが5に上がりました。INT+15 上級攻撃魔法Lv5
《黒魔法》ジョブが《闇魔法》ジョブLv0に変化しました。
《杖》熟練Lvが13に上がりました。 INT+130% MEN+130%
アキトたちが屋敷に戻り次第、アキトは遠隔でLv5ダンジョン地下2階にあるゲートを解除し、ロビーにあるゲートも解除した。
「次回からまたLv5ダンジョン最初からなのは残念だけど、明日の任務に気持ち切り替えて頑張ってこうか」
「「「了解!」」」
「畏まりました、旦那様」
アキトたちは食事を済ませ、クロエが購入しておいたMENポーションをダスカー以外の4人で分配し、風呂に入り各自の部屋に戻る。アキトは寝るまでの間今日も調薬を行い、明日に備えて少し早めに寝ることにした。
《見習い調薬士》ジョブLvが5に上がりました。SPP+5
《見習い調薬士》ジョブが《調薬士》ジョブLv0に変化しました。
《薬》熟練Lvが5に上がりました。SPP+50%
明けて翌日5月18日7時半、アキトたちは準備を済ませ、東門に来ていた。
西門側と違い東門の外は一面焼け野原状態だった。300人以上が明日使う物資の運搬をしているのだろう、東門から50メートルほどの場所に50メートル四方の砦が構築されており、その中にどんどん物資が運ばれていく。アキトが周りを眺めていると中年のフルプレートを着た男に話しかけられた。
「おはよう。君がアキト君か? 」
「ええ、そうですが。失礼ですがそちらは? 」
「このヤクトの街を守る騎士団の副団長をしている、トマス・ホランドだ。今回の前線砦構築の責任者として領主様から拝命されている。早速だがそこの物資搬入している砦内にゲートを作成してくれないか? 」
「わかりました」
アキトは今回の責任者が高圧的な男でないことにホッとしていた。アルバートの性格的に使えない者は送ってこないとは思っていたものの少しだけ不安があったのだ。アキトは指示通り物資搬入砦内にゲートを作成した。
「ほう、初めてゲートという物を見たが魔法陣なのか。ここに乗れば転移できるのかね? 」
「ええ、まだ1つしかゲートを作成しておりませんので転移できませんが、前線の砦に作成すれば転移できるようになります」
「なるほど、便利なものだな。君さえいれば兵糧不足で進軍の足が鈍ることもなければ負傷兵を素早く後方に護送することもできる。うちの騎士団に入らないかね? 」
「申し訳ございません、領主様からもお誘いをお受けしましたがお断りしました」
「そうか、残念だ。本当に残念だ」
トマスは本当に残念そうに呟いている、そんな話をしているうちに全員そろったようで茶髪のハーフプレートを着た20代男がトマスを呼びに来た。
「副団長、全員そろいました。そろそろ出発しましょう」
「わかった、すぐ行く。アキト君、早速だが皆に合流して出発しよう」
「わかりました」
アキトたちは騎士30名、魔法兵60名と共に東に向かって進軍を開始した。
《名前》 アキト・ホウジョウ ギルドランク:C
《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)
《ステータス》
ATK 12 +15 +16 +10 +20 +130% +140% +100% +180% = 474
DEF 10 +12 +15 +15 +110% +130% +130% = 244
VIT 10 +15 +13 +130% +110% = 129
DEX 12 +15 +130% = 62
INT 13 +15 +15 +130% + 130% = 154
MEN 12 +15 +130% +130% = 97
SPP 10 +10 +5 +100% +50% = 62
SPD 12 +12 +15 +100% +130% = 128
HIT 11 +14 +120% = 55
《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)
《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv2《剣王》Lv0《光魔法》Lv0
《闇魔法》Lv0《槍王》Lv0《斧王》Lv0《大剣王》Lv1
《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌神》Lv0《盾王》Lv0
《棒王》Lv0《大盾王》Lv0《司書長》Lv0
《大斧将》Lv3《弓将》Lv4
《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》
《精霊使い》【地の大精霊】《空間使い》
《生産ジョブ》《調薬士》Lv0
《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv13《杖》Lv13
《槍》Lv13《斧》Lv13《大剣》Lv14《槌》Lv18
《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv13《棒》Lv13
《大盾》Lv13《本》Lv13《薬》Lv5《大斧》Lv11
《弓》Lv12
《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5
《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv5《上級攻撃魔法》Lv5
《速突》Lv5《強突》Lv5《強撃》Lv5《爆撃》Lv5
《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5
《堅固》Lv2《遮断》Lv2《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5
《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5
《壁砕》Lv5《城砕》Lv5《防砦》Lv5《四連撃》Lv5
《弾飛》Lv5《十字斬》Lv5《薙払》Lv5《地響》Lv5
《執筆》Lv5《鑑定》Lv5《速読》Lv5《滅斬》Lv5
《獄斬》Lv1《山砕》Lv5《木撃》Lv5《岩撃》Lv5
《鉄撃》Lv3《速射》Lv5《三連射》Lv5《強射》Lv4
《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1
《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1
《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1
《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1
《器用》Lv1《マジックオーラ》Lv1《重増》Lv1
《集中》Lv1




