表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/103

79.Lv5ダンジョン3

5月12日7時、アキトたちは先ほどアキトがロビーに開いたゲートを使用し、Lv5ダンジョンの攻略を昨日設置したダンジョン内1階ゲートより再開することにする。


「ピヨちゃん安全確認お願い」

「行ってくるでござる」


昨日のようにピヨちゃんにゲートの安全確認をしてもらい、その後全員でLv5ダンジョンに進入する。今日のアキトの武器は大槌だ。


「昨日ギルドで魔石の換金したんだけど、中型魔物の魔石の価値が1個200万ポロンもしたんだよね。だから地中で眠っているのか動かない魔物も探知して、叩き起こして倒そうと思う」

「倒すのはいいけどどうやって? 」

「俺が大槌スキルの城砕を地面に叩きつけて振動で起こすつもり」

「なるほどねー、砂まみれになりそうだからその間離れてるね! 」

「いいよ、俺も大盾で砂防御しながらやるかな」


アキトたちの今日の狙いは中型魔物に決定した。アキトが空間制御を地中半径50メートル知覚拡張に使用するのは昨日と同じだが、昨日は動くものだけ感知していたところを動くもの+5メートル以上の物体に変更し、昨日と同じように東の突き当たりを探すためにひたすら東に進みはじめた。


地中にはかなりの数のワームが眠っているようで、戦闘時間込みで30分に1回程度は城砕を使用してはワームを叩き起こし、アキトがおとりになりつつ他の人が倒すと言う戦闘方法で魔石の数を稼いでいく。


そんな戦い方をしていたからだろう、進む速度はかなりゆっくりだがアキトたちは12時になるころには接近してきた中型魔物のサンドスコーピオンの物を含め、中型魔石13個を荒稼ぎしていた。これだけで2000万ポロン以上の収入になる。アキトはあまりの高収入に高笑いが止まらなかった。


「そろそろ1回お昼食べに宿へ戻ろう」


昨日と同じようにアカリとヨンが簡易砦を作り、その中にアキトがゲートを作り全員で屋敷に戻る。当然安全のためにロビーのゲートはまた解除してある。昼食、簡単に風呂に入った後はまたロビーにゲートを開き、ピヨちゃんの安全確認後ダンジョンに進入し、簡易砦内のゲートを解除する。アキトたちはすでに誰が何をするか指示せずとも流れるような作業で行っている。


アキトたちは午後も午前と同じようにワームを叩き起こしながら3時間ほど東に向かって進んでいくとついに壁に到着した。


「この広い砂漠内で階段見つけるのはいくらなんでも無理だろうし、壁沿いに階段があると思うんだよね」

「前提としてダンジョンのクリアが出来るようにって考えられているなら壁沿いにあるようなきがするね」


アキトたちは方針が決まったので壁から10メートルほど離れた位置を壁沿いに時計回りに移動することにする。


「壁沿いに歩いていたら同じような考えの冒険者と遭遇するかな? 」

「入り口付近ならともかく砂漠内で会うのは奇跡みたいな可能性だけど、壁際なら普通にありえそう」

「というか、ふつうのぼうけんしゃ、さばくでねとまり、してるの? 」

「拙者たちがここまで来るのに1日以上かかっているでござるから、寝泊りしていないと壁に到達できないのでござるよ? 」

「入り口から別方向に行けば壁が近いって可能性もあるけどね」


アキトたちは雑談しつつもワームを叩き起こしつつ連戦を続けている。さらに2時間ほど探索を進め今日は屋敷に帰る事にした。ゲートから屋敷に戻った時には18時頃になっている。



《大槌将》ジョブLvが5に上がりました。ATK+15 城砕スキルLv5


《大槌将》ジョブが《大槌王》ジョブLv0に変化しました。


《大槌王》ジョブLvが1に上がりました。ATK+16 山砕スキルLv1


《大槌》熟練Lvが14に上がりました。 ATK+140%


《大盾将》ジョブLvが3に上がりました。DEF+13 防砦スキルLv3


《大盾》熟練Lvが12に上がりました。 DEF+120%



《山砕》は《城砕》の上位互換スキルらしい。


「ダスカー夕食頼む、アカリは風呂の用意」

「ようい、りょうかい」

「旦那様、先に食材の買出しをさせていただけないでしょうか?」

「ああ、よろしく頼む。10万ポロン預けておくから好きなタイミングで食材追加しておいてくれ」

「畏まりました、旦那様」


アカリとダスカーを除いたメンバーは乗り合い馬車でギルドに向かい、いつもの受付に行くことにする。


「魔石の換金お願いします。ポイントは3分割で」

「承りました、換金総額は5080万ポロンになります。ポイントは3分割しておきます」


昨日の稼ぎよりの2.5倍以上になっている。アキトはポーカーフェイスを崩さなかったが内心ガッツポーズしている。


アキトたちは受付さんから金を受け取り乗り合い馬車で屋敷に戻り、その後はいつものようにすごした。


明けて翌日5月13日そしてさらに翌日5月14日、アキトたちは12日午後の行動のようにゲートでLv5ダンジョンに進入、壁沿い10メートルほどを時計周りに歩きながらワーム探索を続け、ギルドで換金を行う日々を送っていたが未だに階段が見つかっていなかった。魔石の換金総額は13日が4852万、14日が5198万となっている。そしてアキトたちのジョブLvも大きく成長している。



《大槌王》ジョブLvが5に上がりました。ATK+20 山砕スキルLv5


《大槌王》ジョブが《大槌神》ジョブLv0に変化しました。


《大槌》熟練Lvが18に上がりました。 ATK+180%


《大盾将》ジョブLvが5に上がりました。DEF+15 防砦スキルLv5


《大盾将》ジョブが《大盾王》ジョブLv0に変化しました。


《大盾》熟練Lvが13に上がりました。 DEF+130%



アキトはついに大槌が5次職まで成長した。ついに名前に神がついたわけだがこれ以上の成長があるのだろうか。



明けて翌日5月15日8時、アキトたちがダンジョンに行こうとロビーに集合している時、屋敷の玄関がノックされた音が響いた。屋敷を購入して初めての来客があったようだ。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:C

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +15 +16 +10 +20 +130% +140% +100% +180% = 474

DEF 10 +12 +15 +15 +110% +130% +130% = 244

VIT 10 +15 +130% = 57

DEX 12 +15 +130% = 62

INT 13 +12 +15 +110% + 130% = 136

MEN 12 +12 +110% +130% = 81

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +12 +15 +100% +130% = 128

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv2《剣王》Lv0《白魔法》Lv2

     《黒魔法》Lv2《槍王》Lv0《斧王》Lv0《大剣王》Lv1

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌神》Lv0《盾王》Lv0

     《棒王》Lv0《大盾王》Lv0《司書長》Lv0

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

     《精霊使い》【地の大精霊】《空間使い》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv13《杖》Lv11

     《槍》Lv13《斧》Lv13《大剣》Lv14《槌》Lv18

     《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv13《棒》Lv13

     《大盾》Lv13《本》Lv13

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv2《上級攻撃魔法》Lv2

     《速突》Lv5《強突》Lv5《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv2《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

     《壁砕》Lv5《城砕》Lv5《防砦》Lv5《四連撃》Lv5

     《弾飛》Lv5《十字斬》Lv5《薙払》Lv5《地響》Lv5

     《執筆》Lv5《鑑定》Lv5《速読》Lv5《滅斬》Lv5

     《獄斬》Lv1《山砕》Lv5

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1

     《器用》Lv1《マジックオーラ》Lv1

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ