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65.Lv4ダンジョン5

アキトたちは宿に帰った。現在時刻は14時半だ。


「ダスカー、俺たちは明日からダンジョンに潜る。魔法の鞄を渡すから、テントを3つ、5人+ピヨちゃんの分の食料を3日分、食器や調理器具など必要そうなものをこの金で買ってきてくれ。料理は問題なく作れるな?」

「料理はプロには負けますが自信はあります。買出し任務確かに承りました。行ってまいります」


アキトはダスカーに10万ポロン渡した。早速ダスカーは買出しに向かった。


「今日は久々の休日にしたが、休んでいるのも暇だなー」


この世界に来てからアキトは駆け足で生きてきた。そしてそれを普通のことだと思っている。普通の冒険者は1週間のうち半分は休日に当てるという。それを考えれば毎日戦い続けるアキトたちは異常だろう。勤勉なザ・日本人の典型だった。この世界の住人のレンやヨンの頑張りが理解できるだろう。


アキトはこの世界には娯楽が足りないと思った。あるのは酒と女くらいか?だがどちらもアキトは好まない。暇だーっとピヨちゃんのおなかに顔をうずめて足をバタバタしているとダスカーが帰ってきた。アキトは顔をキリっと変え姿勢を正した。主人の面目を保つのは大変だ。


「ただいま帰りました。こちら購入した物品の明細とお釣りになります」


ダスカーは買ったものの代金を書きだした紙とお釣りをアキトに渡した。お釣りを誤魔化すつもりはないようだ。


「ダスカー、茶をいれろ、その後は休んでいていい」

「承りました。旦那様」


アキトはダスカーと同室にしたことを後悔していた。部屋でだらけることが出来ない!あの時同室にしちゃった俺のばかばか!と心の中で過去の自分と喧嘩をしていた。殴りあい、取っ組み合い、なんでもありのバーリトゥードだ。アキトは主人の面目を保つのに必死だったので顔には全く出さない、根性だった。


そんなこんなで時間を潰し、風呂飯勉強を終え寝ることにした。明けて翌日朝食の席のこと


「アキト、きのうは、おたのしみだった?」


アカリがニヤニヤしながら腐ったことを言い出したのでアキトはお茶を吹き出した。こいつ、反応したら調子に乗りそうだとアキトは思ったので無視することにした。その後もアキトの顔を覗き込んでニヤニヤしているのでアキトはアカリの頭を引っぱたいた。アカリは泣きそうになった、いい気味だ。


そんなこんなで準備をして宿で10日分の料金を追加で払い、今日もLv4ダンジョンに入っていった。今日のアキトの装備は棒だ。


「ダスカー、今日は皆との連携の確認をしつつ進んでいくぞ。基本は俺、ダスカー、レンが前衛だ。ヨンとアカリが後衛をしているが、時々俺も後衛に回ることがある。俺のスキルで敵の位置は大体わかるから、ヨンとアカリが敵の数を減らした後前衛組みが前進し残りを叩く。絶対に後ろには敵をいかせるなよ」

「はっ。畏まりました。旦那様」


最初のオークとの戦闘では連携に問題なかった。問題があるとすれば、ダスカーが気負いすぎで一番前に出ていることだろうか。慣れれば解消できるだろう。


「ダスカー、次からは前に出すぎるな。前衛の俺とレンは守らなくていい」

「はっ。申し訳ございません。旦那様」


次の戦闘ではまだ硬さが残っていたが進んでいくうちに硬さはとれていった。そんなこんなで3時間ほど進んだとき、地下2階の階段に到着した。


「今日は一昨日見つけた泉の場所でベースキャンプをする予定だ。そこまで進んで少し昼休憩後、そこを基点にマップを埋めよう」


テクテクと30分ほど進むと泉に到着した。テントが5つある。そのうち2つは一昨日の奴隷パーティーのものだ。アキトは奴隷に声をかけた。


「こんにちはー、まだこちらにいらっしゃったんですね。何日目ですか?」

「おう、一昨日きた嬢ちゃんたちじゃないか。潜ってから4日目だな。ご主人たちはまだ地下3階への階段見つけられないらしい」

「そうなんですかー、広いんですね。でも他にも冒険者さんがいるなら地図の共有とかすれば早く進めるのでは?」

「うーん、冒険者はお互いライバルみたいなものみたいだしなぁ。あんまり地図の共有って話は聞いたことがないな。ここまでこれるのは大抵大所帯だ。ていうことは意見統一が難しいってことだ。地図の情報の多い少ないでもめるよりは互いに不干渉がいいってことになるんじゃないか?」

「あー、そういうことなんですね。メリットよりもライバル心が優先されると」

「ダンジョンの稼ぎのほとんどは魔石だしな。Lvいくつまでのダンジョンをクリアしたかって言うのが冒険者にとっての一種のステータスみたいなものになっているらしいぞ」

「色々教えてくれてありがとうございました」

「おう、いいって。奴隷にこんなに丁寧に話しかけてくれる人なんて稀だからな。俺たちも気分よく話せるってもんだよ」


アキトたちはテントからしばらく離れて休憩を始めた。ダスカーに昼食の用意をさせる。現在12時だ。


「今日はここに泊まるんだよね?もうテント作るの?」

「いや、寝る前にテントを設置して起きたらまた撤去するよ。他のパーティーもそうしてるんじゃないか?今あるテントは全部奴隷用だよ。そうじゃないとテントとパーティー人数があわない」

「あー、さっきの奴隷さんパーティーも冒険者は16人って言ってたもんね。そうした方が安全かー」


アキトたちが休憩を入れていると、美味しそうな匂いがしてくる。それから少しして


「旦那様、お食事のご用意ができました」


ダスカーが全員に食事の配膳をした。そのまま給仕をするつもりのようだ。


「ダスカー、座ってお前も一緒に食事を取れ。ダンジョン内では給仕は必要ない、時間の無駄だ」

「畏まりました。旦那様」

「ダスカーさんすっごい真面目だよね!疲れないのか心配だよ」

「だねー。なんかアキトとダスカーさん2人の間だけ違う世界に見えるときがあるよ」

「アキト、ダスカーさん、ふたりのせかいいい。ごはんがおいしい」


アキトはいい加減腐った頭のアカリがうざくなってきたので教育的指導を入れることにした。ケツ叩き+ヒール繰り返し10連発だ。無言で繰り返すと、アカリはひんひん言いながら泣き出した。


「アカリ、今度腐ったこと言い出したらまたやるからな?」

「うぅ、ぐすっ、わがったがら、もう、やめで、ぐすっ」


アキトの容赦なさにレンとヨンは絶対にアキトとダスカーさんのカップリング話はしないと心に誓った。ダスカーは我関せずだ、主人のやることに意見等言わないのだろう。心を折られたアカリの腐った頭は治ったのかはまだ誰にもわからない。


そんなくだらないやり取りをしつつ、食事を終え探索を続けることにした。ダスカーさんの料理は超絶美味だった。昨日食べた高級料理よりもアキトたちの口に合っていた。食べる人の舌にあわせた調理なのだろう。


7時間ほど地下2階の探索を続けただろうか、今日は地下3階の階段を見つけることが出来なかったが、魔石はかなり稼げたので泉に戻ることにしたのだった。



《棒将》ジョブLvが5に上がりました。SPD+15 四連撃スキルLv5


《棒将》ジョブが《棒王》ジョブLv0に変化しました。


《棒》熟練Lvが13に上がりました。SPD+130%

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:D

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +15 +10 +10 +11 +130% +100% +100% +100% = 307

DEF 10 +12 +13 +12 +110% +120% +110% = 206

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +12 +100% = 48

INT 13 +12 +110% = 52

MEN 12 +12 +110% = 50

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +11 +15 +100% +130% = 125

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣王》Lv0《白魔法》Lv2

     《黒魔法》Lv2《槍将》Lv2《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌将》Lv1《盾将》Lv3

     《棒王》Lv0《大盾将》Lv2

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv13《杖》Lv11

     《槍》Lv10《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10

     《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv12《棒》Lv13

     《大盾》Lv11

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv2《上級攻撃魔法》Lv2

     《速突》Lv5《強突》Lv5《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

     《壁砕》Lv5《城砕》Lv1《防砦》Lv2《四連撃》Lv5

     《弾飛》Lv3《十字斬》Lv5《薙払》Lv2

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1

     《器用》Lv1

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