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62.Lv4ダンジョン4

アキトたちは宿に戻った。


いつも通り風呂の予約を入れ、夕食をとる。


「今日はダンジョン行けなかったから経験値全然稼げなかったねー!」

「そだね。盗賊の経験値低かった」

「盗賊のLvが低いからなのか人を倒しても経験値は少ないのかどっちなんだろね」

「きっと、とうぞくのLvがひくかった」

「でもあのLvの盗賊10人にCランク冒険者3人が負けちゃうんだよね。普通のCランクってジョブLv私たちより低いのかもね」

「ていうかアキトが反則でしょ!3次職何個持ってるのって感じだし、すでに人間辞めちゃってるんじゃない?」

「そこまで強くないよ。まだまだLv上がるし剣なんてそろそろ4次職になるよ」

「アキト、はやすぎ。あがるの」


アキトたちはそんなくだらない雑談をしつつ、食事風呂勉強を終え、寝たのだった。明けて翌日いつも通りの準備をしてLv4ダンジョンに向かった。


アキトたちはダンジョンの中分岐1はすでに探索済みなので分岐2の方に進んでいく。今日のアキトの武器も剣だ、今日中に4次職も目指すつもりらしい。


アキト以外の皆は盗賊から奪った装備だ。レンは剣+盾装備、ヨンは杖と銃の使い分け、アカリはメガサンダーの魔本だ。


オーク20匹の群れとの集団戦闘で武器を試すことにした。


アカリの試し打ちしたメガサンダーは広範囲に広がりオークの半数を痺れさせ、期待以上だった。ヨンの使った銃は思ったほどの威力がなくオークに何発撃っても死ななかった、期待はずれもいいところだ。ていうかペチペチペチペチ音がする豆鉄砲みたいだった。完全にステ上げ用の死に武装だ。


ヨンの泣きそうな顔がかわいかったなぁとアキトは現実放棄したくなったがなんとか復帰して、弓より弱い銃という常識はずれな状況を何とか受け入れた。


そんなこんなで探索を続けること4時間、アキトたちはついに地下2階への階段を見つけることが出来た。早速下りていく。


アキトたちはテクテク進んでいく。ダンジョンタイプは1階と同じようだ。広場にいる魔物の数が多少増えている程度で1階とあまり変わりがないようだ。さらに進んでいくと広場に泉があった。


ここは休憩地点として利用しろということだろうか。泉の周りにはテントが2つあり、その近くにいる冒険者らしき人たちが3人で料理を作っていた。アキトは話しかけることにした。


「こんにちはー。料理中のところお邪魔してすいません!こちら休憩地点として皆さん利用されてる場所でしょうか?私たちも少しここで休憩させてください」

「どうもこんにちは。こういう休憩できる場所に来るのは初めてかい?」

「ええ、何かルールとかあるならよろしければご教示ください」

「ルールなー、暗黙の了解で戦闘行為は禁止だが、テントを張る場合は出来るだけ離れた場所に張ったほうがいい。最悪寝込みを襲撃してくるやつらいるからな。それと泉の水は汚さないことだ、中で体を洗うとかは禁止されてるな。見つかったら引きずり出されて殺されても文句言えねえ」

「どうもご丁寧にありがとうございます。皆さんたった3人でダンジョン攻略されてるので?」

「そんなわけあるかい。俺たちは奴隷よ奴隷。ご主人たちが狩りに出ている間に料理作って待ったり、帰り際に荷物持ちをするのが仕事よ。嬢ちゃんたちはたった4人でここまできたのかい?」

「ええ、皆さんは何人できたので?」

「うちは16人+俺たちの3人だ。良く4人でここまでこれたもんだ。嬢ちゃんたちはうちのご主人よりも手練れってことかい。見た目に反しておっかねえな」

「荒事には慣れてますもので。少し離れた場所で休憩させてもらいますね。では」


アキトたちは3人から離れた場所で休憩を取る事にした。


「私たちもテントの持ち込みしたほうがいいのかな?長時間探索するなら必要だよね」

「そだねー。でも見張りいなかったりしたら最悪テント持ってかれちゃうんじゃないかな」

「うーん、たしかにそうかも、奴隷追加で買う?」

「それもありかもね、ていうか今までアカリが奴隷だってこと忘れてたよ」

「わたし、どれい、やだ。かいほう、おねがい」

「え?ヤダよ。解放するメリット私にないじゃん」

「ううう、アキト、いじわるだ」

「別に奴隷扱いしてないからいいじゃん」

「ううう、きぶんてきに、やだ」


結局アキトは折れなかった。アカリが引き続き奴隷でいることが決定した瞬間だった。15分ほど休憩し、アキトたちは引き続き探索を続けた。さらに1時間ほど狩りを続けた時



《剣将》ジョブが《剣王》ジョブLv0に変化しました。


《剣》熟練Lvが13に上がりました。 ATK+130%



アキトの剣が4次職に上がった。


「お、剣王になったー!」

「はやーー!もうなの!3次職こっちなかなかLv上がんないよー」


そんなこんなでアキトは武器を槍に持ち替え、追加2時間ほど狩りをし続け、ダンジョンの外に向かうことにした。


ダンジョンから出たときには18時だった。懐中時計のお陰で正確な時間がわかって便利になった。



《強槍士》ジョブLvが5に上がりました。DEX+10 強突スキルLv5


《強槍士》ジョブが《槍将》ジョブLv0に変化しました。


《槍将》ジョブLvが2に上がりました。DEX+12 薙払スキルLv2


《槍》熟練Lvが10に上がりました。 DEX+100% 器用スキルLv1



《器用》Lv1は手先が1.2倍器用になるパッシブスキル、武器の扱いがうまくなるらしい。



アキトたちはギルドに向かって歩いていくのだった。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:D

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +15 +10 +10 +11 +130% +100% +100% +100% = 307

DEF 10 +12 +13 +12 +110% +120% +110% = 206

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +12 +100% = 48

INT 13 +12 +110% = 52

MEN 12 +12 +110% = 50

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +11 +12 +100% +110% = 108

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣王》Lv0《白魔法》Lv2

     《黒魔法》Lv2《槍将》Lv2《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌将》Lv1《盾将》Lv3

     《棒将》Lv2《大盾将》Lv2

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv13《杖》Lv11

     《槍》Lv10《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10

     《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv12《棒》Lv11

     《大盾》Lv11

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv2《上級攻撃魔法》Lv2

     《速突》Lv5《強突》Lv5《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

     《壁砕》Lv5《城砕》Lv1《防砦》Lv2《四連撃》Lv2

     《弾飛》Lv3《十字斬》Lv5《薙払》Lv2

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1

     《器用》Lv1

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