表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/103

51.魔道具屋と値切り

アキトたちはギルドにやってきた。


早速換金&ポイント登録してもらった。ボスの魔石も拾えず行きは走り抜けたので18万ポロンだった。


「そういえば良心的な魔道具屋ってどこかご存知ないですか?」

「そうですね。ここから歩いて15分ほどのところにありますよ。地図を描きますので少々お待ちください」


アキトたちは親切な受付さんにお礼を言って魔道具屋に向かった。結構大きな店舗だなと思いながら扉を開き、中に入るとヤ○ダ電気のような内装のお店だった。アキトたちは物色し始めた。良心的と言われるだけあって鑑定結果と値段では大差ないようだ。


「魔道洗濯機が150万、魔道冷蔵庫が280万、魔道掃除機が90万、魔法のランプが5万。ってちょっと待て、ギルドの初心者ダンジョンの受付2つで19万8000っていってたな。ひどいぼったくりだ」


アキトはダンジョン受付に殺意を覚えた。とりあえず明日首にしてくれるよう匿名で嘆願書を出そう。アキトは決意した。


「それにしてもまんま電気屋だなー、でも値段がどれも高い」

「アキト君、魔本売ってるよ。これじゃない?武器の本って」


ヨンが呼んだのでアキトはそちらに向かった。


「本当だ、えーとこれはサンダーの魔本か。あっちにあるのはアイスの魔本みたいだ。1つ50万ポロンか。買うか悩む値段だね」

「お客様、魔本をお選びですか?」


すかさず店員がやってきた。


「当店のお勧めの魔本はこちらメガサンダーの魔本200万ポロンになります」

「すいません、予算オーバーです。50万のも悩んでいるくらいなので」

「そうですか、50万前後ですとこちらのサンダー、アイス、レイ、ダークの4つですね。魔本は誰でも魔法が使えるようになりますのでとっても便利です、1人1つは持たないといけませんよ!」


割りと押しの強い店員だ。アキトは値切ることにした。


「そうですかー、2つで60万なら買ってもいいんですけどね」

「さすがにその値段は無理ですよ。精一杯勉強させて頂いて2つで80万です」

「こちらも予算ぎりぎりなんですよね、2つで65万で」

「さらに勉強させて頂いて75万です。こちらも限界鼻血でそうです」

「じゃ70万でいいですよ」

「うーむ、わかりました。70万でお譲りしましょう。その代わりまた当店をご利用ください」


アキトは70万でアイスとサンダーを購入し、ヨンとアカリに渡した。他に何かいい物ないかなと物色しているとレンに呼ばれた。


「魔法の鞄だって!」


容量拡張でもついてるのかな?と言うことは空間魔法も存在するってことかな。そんな感じでマジマジと見てるとまたさっきの店員がやってきた。


「お客様、魔法の鞄をお探しですか?」

「ええ、というかこれって容量が多く入るとかそういう奴ですよね?」

「ええ、そちらの鞄は64立方メートルほど入る鞄ですね。しかも重量軽減までついています。お値段の方も200万ポロンとお安くなっております」

「ちょっと高すぎますね、仲間と相談してみますよ。お値段当然勉強してくれるんですよね?」

「そ、そうですね。お手柔らかにお願いします」


とりあえず皆で相談することにした。


「ダンジョン潜るなら欲しいよね、魔石だけならなんとか普通のリュックでも足りてるけど今後素材拾うこと考えるとさ」

「ですねー、でも200万だと財布大分寂しくなっちゃいますよ」

「そこはほら、アキト君が値切りでがんばるってことで!」

「かばん、わたし、ほしい。」


買うこと決定したので値切り交渉を開始した。


「100万くらいになりませんかね?」

「ええ、いくらなんでもそれは。勉強したとしても1割引いて180万ですよ」

「全員でお金あわせても180万だと買えないんですよね。残念だ。今回は諦めることにしますよ」

「そうですか。それなら頑張って160万まで下げますよ。ええ、今回限りですけど」

「うーん、まだ買えないなぁ。もう一声お願いしますよ」

「150万!150万で!」

「150万だと明日からの生活費が厳しいですよ。120万でお願いします」

「140万で・・・」

「じゃあ130万で買いますよ」


アキトは有無を言わせずお金を払った。


「う、はい。130万ポロンでいいです」

「ありがとうございました。また買いに来ますね」



アキトたちはいい笑顔で店員さんに挨拶をして宿に戻るのだった。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:E

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +10 +10 +10 +11 +100% +100% +100% +100% = 265

DEF 10 +12 +10 +12 +110% +100% +110% = 184

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +9 +80% = 37

INT 13 +11 +100% = 48

MEN 12 +11 +100% = 46

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +11 +12 +100% +110% = 108

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1

     《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌将》Lv1《盾将》Lv0

     《棒将》Lv2《大盾将》Lv2

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10

     《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10

     《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv10《棒》Lv11

     《大盾》Lv11

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1

     《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

     《壁砕》Lv5《城砕》Lv1《防砦》Lv2《四連撃》Lv2

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ