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50.Lv2ダンジョン終

アキトたちはギルドにやってきた。いつも空いてる受付に行く。


「魔石の換金お願いします。後ギルドポイントの更新も昨日の分とあわせてお願いします。今回も3分割で」

「承りました。換金額は今回38万ポロンになります。皆さん毎日頑張っていらっしゃいますね」


受付のおっちゃん?はアキトたちのことを覚えてくれたようだ。さすがに連日来ているだけある。


「ええ、今は強くなるために頑張ってるところですから。それではまた来ます」


アキトたちはギルドから出て宿に向かった。いつものように風呂の予約、夕食、入浴と済ませ、アカリに言語を教えて就寝した。明けて翌日、アキトたちは準備してLv2ダンジョンに向かっている。


「そういえば昨日受付の人に聞いたんだけど、Lv2ダンジョンって地下2階で終わりで奥にガーディアンがいるらしいよ」

「地下2階で終わりなのか、今日中にクリアできればいいな。1階魔石もスルーして走りぬけようか?ガーディアンってどんな奴出るか聞いた?」

「マッドゴーレムらしい!運が良ければ倒したときマジックアイテム落とすらしいよ」

「マジかー。マジックアイテム欲しいね。まだ見たことないし」

「今度魔道具屋行って見に行こうか?いいものあるかも」


アキトたちはそんな話をしながらテクテクとLv2ダンジョンの受付をし、中に入っていった。アキトは今日は黒い棒装備だ、地下2階までは魔物を蹴散らしながら魔石も拾わず1時間ほどで踏破した。


今日はクリア優先でコボルトを見かけても捕まえなかった。アキトは不満そうだ。コボルトの良さをコンコンと説明している。皆は本気でアキトのことをうざいと思った。パーティー崩壊の足音が聞こえた。しかし、アキトは広場で買っておいたデザートを皆に進呈することで崩壊を回避した。アキトが空気の読める子でよかった。


そんなこんなで4時間ほど探索していくと、ダンジョン内ではじめて扉を見かけた。ザ、ボス部屋と言う感じだった。


「ここがボス部屋かな?準備はいいか?」

「うん!マッドゴーレムなんてさくっと蹴散らしちゃおう!」

「だねだね。マッドゴーレムってただの泥ゴーレムでしょ?楽勝だよきっと」

「ピッピィー」

「てき、よわい、きっと」


アキトたちはギギギギーっと扉をあけて入っていった。中に入ると何かの研究室みたいだった。ぐるっと周りと確認すると、一番奥にフラスコを持ち白衣を着たゴーレムがいた。


「マッドってマッドサイエンティストのマッドなの!?」


ヨンはつい突っ込みを入れてしまった。ボスに気づかれてしまったようだ。フラスコを投げてきた。やばい気がする。


「全員回避!」


全員バラバラに回避した。フラスコが接地すると同時に凄い爆発をした。メガファイアクラスの威力だ。


「皆無事か!?」


アキトが全員の安否を確認しているうちに、ゴーレムは机にあるフラスコを掴み、再度投擲姿勢に入っていた。投げさせるわけにはいかない!アキトが動き出そうとした時ピヨちゃんが突っ込んでいった。


「ピッピィィィィ!」


ピヨちゃんがゴーレムの体勢を崩し、フラスコはその場に落ちてしまった。ズガガガガーン!ピヨちゃんとゴーレムは机にあった全部のフラスコごと爆発に巻き込まれてしまった。モクモクとした煙で前が見えない。


「ピヨちゃあああああああああああああん」


ヨンの絶叫が響きわたった。


「ウインドLv5!ピヨちゃん無事か!」


アキトは急いでウインドを使い、視界を確保する。ゴーレムは粉々になっていたがピヨちゃんは全くの無傷だった。さすが女神様の用意した護衛だ。


「ピッピー!」


ピヨちゃんは元気そうだ。研究室のあった機材はゴーレムが死んだと同時に消えてしまった。ダンジョンのギミックだったようだ。


結局アキトたちはボスに攻撃することもなくLv2ダンジョンをクリアしてしまったのだった。アイテムドロップもなかった。



《棒将》ジョブLvが2に上がりました。SPD+12 四連撃スキルLv2


《棒》熟練Lvが11に上がりました。SPD+110%



アキトたちは何か納得できない気分になりながら、ギルドに向かうのだった。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:E

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +10 +10 +10 +11 +100% +100% +100% +100% = 265

DEF 10 +12 +10 +12 +110% +100% +110% = 184

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +9 +80% = 37

INT 13 +11 +100% = 48

MEN 12 +11 +100% = 46

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +11 +12 +100% +110% = 108

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1

     《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌将》Lv1《盾将》Lv0

     《棒将》Lv2《大盾将》Lv2

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10

     《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10

     《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv10《棒》Lv11

     《大盾》Lv11

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1

     《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

     《壁砕》Lv5《城砕》Lv1《防砦》Lv2《四連撃》Lv2

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1《ガードオーラ》Lv1

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