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44.Lv2ダンジョン1

アキトたちはLv2ダンジョンに入場した。


道はとても広いようだ。8mほどもある。戦闘するには十分だろう。


アキトたちはテクテク進んでいく。前方に何人か歩いているが、近づいて揉めるのは嫌なので基本追い越ししないようにした。魔物は出てこない。


100mほど歩いた時道が右、前、左斜め後ろと分岐した。アキトは困った。初心者ダンジョンのときは分岐もなく困ることもなかったが、今後何度も分岐があるなら迷ってしまうだろう。その時ヨンがドヤ顔しているのに気づいた。


「こんなこともあろうかと!コンパスと筆記具、紙束を持ってきていたのです!!」


ドヤーとしていた。すっごいドヤ顔だった。アキトはちょっと悔しくなった。


「ヨンさんはすごいね、私はそんなこと考えもつかなかったよ」


アキトは悔しさを顔に出さずにヨンを褒めた。ヨンの鼻がどんどん伸びているように見えた。しかも変なポーズも取り出した。アキトはあの面はたいてやりたい!と心の中で思った。


「じゃあヨンさんにマッピングをお願いして進もうか。まずは右から行ってみよう」


アキトたちはテクテクまた歩き始めた。その時茶色の狼っぽいものが3匹ほど前方に見えた。凄い勢いでアキトたちに向かってくる。


アキトは無言で群れに突っ込んでいく。すれ違いざまに黒い棒で狼を吹き飛ばす。1匹を巻き込み吹っ飛んでいった、その隙にアキトに噛み付こうとしたもう1匹をレンが剣で切りつけ倒した。巻き込まれた狼は立ち上がる瞬間ヨンが弓で射殺した。


「強さはゴブリン以上オーク以下だね」


魔石を取るのを2人に任せ、アキトは魔物の名前を[知識の書]で調べた。茶色狼と言うらしい。


「そういえばここどんな魔物がいるのか聞くの忘れてた。受付のおっちゃんなら知ってたかな」


そんなことを考えながら進んでいく。分岐では出来るだけ迷わないように全て一番右を選択した。


途中では50センチくらいの大きさのレッサースパイダーの群れに襲われピヨちゃんが蜘蛛の巣だらけになったり、エリマキガエルの群れをピヨちゃんがトレインして大量につれてきたり、ゴブリンレアに向かってジャッキ○ばりに羽左右4連+ピヨちゃんキックしたりとピヨちゃんがここぞとアピールしていた。


ぶっちゃけ最後のはキックだけで最初の4発意味なかったんじゃね、とアキトは思いつつ最近ピヨちゃん影薄かったし気にしてたんだろうなとかわいそうな子を見る目を向けた。


3時間くらい探索しただろうか。全く終わりが見えない。そろそろ戻らないと夕飯時に間に合わないので今日は帰ることにした。


その時アキトの肩の後ろに矢が刺さった。


「ぐっ」


アキトは痛みに顔をしかめた。


「アキト君!」


レンとヨンは周囲を警戒すると、5人の男たちが襲撃をかけてきた。盗賊か!レンは急いでアキトの肩から矢を抜くとアキトにヒールをかけた。


「くそ!油断してた!」


アキトは痛みをこらえながら迎撃する。盗賊が切り掛かってきたが、横にかわし黒い棒で顔面を叩きつける。次いでさらにもう1人が切り掛かってきたが、かがんで避け、足を払い、股間を蹴り潰した。


レンも1人切り殺したようだ。その時レンに向かって矢が飛んできた。後方にもう1人いたようだ。アキトは大盾を持ち《庇う》《受流》を連続で使用し、矢を受け流したが、そこにまた1人が切り込んできた。大盾でガードし、力づくで相手の剣を弾き飛ばし、大盾を捨てて棒で殴り殺した。


残り1人はピヨちゃんが股間を潰していたようだ。弓を持った盗賊が逃げていく。逃がさん!アキトは全力で追いかけ、盗賊に追い討ちをかけようとした。だが、アキトはこけた。こけてしまったのだ。


その時棒を前に出してしまったために盗賊の尻に刺さってしまったのだ。


「アーーーーーーーーーーーーーッ」


盗賊の絶叫が響き渡った。


「アーーーーーーーーーーーーーッ」


アキトも叫んだ。急いでケツから棒を引き抜く。う○こと血がついていた。別の意味でもアーーーーッだった。むかついたので生き残りの盗賊もう○このついた棒で殴り殺した。アキトは棒を捨てたくなったが、高価値の物かもしれないので仕方なくウォーターで念入りに放水して洗い流した。



《棒士》ジョブを入手しました。


《棒士》ジョブLvが5に上がりました。SPD+5 連撃スキルLv5


《棒士》ジョブが《強棒士》ジョブLv0に変化しました。


《強棒士》ジョブLvが5に上がりました。SPD+10 三連撃スキルLv5


《強棒士》ジョブが《棒将》ジョブLv0に変化しました。


《棒》熟練Lvが10に上がりました。 SPD+100% スピードオーラスキルLv1



《スピードオーラ》Lv1は10分間INTを半分にし、SPDを倍にするスキルのようだ。



レンとヨンはアキトを慰めながら白熊亭に帰っていった。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:E

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +10 +10 +10 +3 +100% +100% +100% +30% = 193

DEF 10 +12 +10 +110% +100% = 99

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +9 +80% = 37

INT 13 +11 +100% = 48

MEN 12 +11 +100% = 46

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +11 +10 +100% +100% = 99

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1

     《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌士》Lv3《盾将》Lv0

     《棒将》Lv0

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10

     《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10

     《小盾》Lv11《大槌》Lv3《盾》Lv10《棒》Lv10

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1

     《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv3

     《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

     《スピードオーラ》Lv1

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