表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/103

42.鑑定士と黒い棒

アキトたちはギルドの外に出た。


「アキト君、先に武器防具屋見てからお昼行かない?」


レンの勧めで武器防具屋を見に行くことになった。とりあえず近くにある武器防具屋の場所を[知識の書]で検索する。裏通りの方にあるようだ。


アキトたちはメインストリートから外れ、裏通りに入っていく。人通りが表に比べて大分少ない。夜中に来たら危険そうだ。テクテクと10分ほど歩くと武器防具屋についた。


店の中に入ると広い店内の壁際に大量の武器防具が並んでいるが、カウンターには誰もいなかった。


「すいませ~ん、どなたかいらっしゃいませんか?」


返事がない。仕方ないので入り口にある1本1万ポロンのジャンク品の中にいい物がないか探そうとする。



《鑑定士》特殊ジョブを入手しました。



「また特殊ジョブゲットしちゃったよ」


何で鑑定士取れたんだろう。薬草採取のときでも良かったはずだ。アキトは最終的にはアイテムの価値を本気で探ろうとしたのがトリガーだったのかもしれないと結論付けた。


「えーー!またー?アキト君何個特殊ジョブとれるんだろ。今度はなに?」


レンが興味津々に聞いてきた。アキトは[知識の書]を見ながら説明した。


「鑑定士らしい。私のスキルで確認したところ、スキルの鑑定は人のステータス確認しかできないらしいけど、このジョブは物の値段も見れるようになるらしいよ。掘り出し物探すのに使えそう」


アキトは早速ジャンク品をあさっていく。


「これは2000ポロン、これは2万ポロンちょっとお得だ、それは8000ポロン」


アキトは順番に値段を付けていく。その時直径20センチ長さ150センチほどの真っ黒な棒が目に入った。


「こ、これは・・・2億ポロンだ・・!」


本当に掘り出し物があったらしい。だがどう見てもただの黒い棒なのだ。鑑定スキルバグったかとアキトは疑問に思った。


「えー、ただの棒でしょそれ。嘘ついてるんでしょ?」


ヨンも信じてくれないようだ。アキトはうなりながら


「う~ん、とりあえず買って使ってみればわかるんじゃない?1万ポロンだしゴミでも捨てればいいよ」

「そだね。価値のあるものだったらラッキーだし!」


とりあえず棒は買うことにし、他のも鑑定したがろくなものがなかった。


「そのジャンクで2万の価値がある剣私が買うことにするよ」


レンは鉄の剣を買うことにしたようだ。しばらく待ってるとゴツイ髭面の爺ちゃんがやってきた。


「おう、待たせちまったようだな。欲しいもの何か決まったか?」

「この棒と剣買うことにします。他に大盾が欲しいんですけど置いてありますか?安い奴でいいです」

「あー、大盾なー。3万ポロンの鉄製のやつならあるぜ、こいつだ」

「それじゃそれもお願いします。他に私たち3人が装備できるような軽い防具とかないですか?」

「んー、お嬢ちゃんらでも装備できそうなのは、レザー系が無難だな。魔物素材で作ったものは素材持ち込みの特注でしかうちはやってないんだ」

「ではレザーアーマーを3つください」

「おう、1つ4万と言いたいところだが、3つで10万でいいぜ」

「ありがとうございます。では合計15万で」


アキトたちはお金を支払い、それぞれ装備した。村人Aから冒険者っぽい格好になった。


「お昼何食べたい?」

「んー、パスタ系がいいかな!村じゃほとんど食べられなかったの」

「じゃパスタ系で!」



アキトたちは適当にウロウロしながらそれっぽい店を探し、あの店ははずれだなーとか言いつつ西門に向かうのだった。

《名前》 アキト・ホウジョウ  ギルドランク:E

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +10 +10 +10 +3 +100% +100% +100% +30% = 193

DEF 10 +12 +10 +110% +100% = 99

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +9 +80% = 37

INT 13 +11 +100% = 48

MEN 12 +11 +100% = 46

SPP 10 +10 +100% = 40

SPD 12 +11 +100% = 46

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1

     《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌士》Lv3《盾将》Lv0

《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》

《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10

     《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10

     《小盾》Lv11《大槌》Lv3《盾》Lv10

《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1

     《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv3

     《受流》Lv5《庇う》Lv5

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

     《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ