39.受付とランプ
アキトたちは初心者ダンジョン受付に来ていた。
「初心者ダンジョンにようこそ!あなたたちにやってもらうことは一番奥にあるダンジョンコアにタッチして帰ってくることです。触ったかどうかはダンジョンコアに記録されるから忘れずに触ってきてね。10万人に1人くらいの確率だけど特殊ジョブのダンジョンマスターをゲットできちゃうかも!」
アキトたちはそんな低確率のダンジョンマスターはとれないだろうと聞き流した。
「ダンジョンコアって見てすぐわかるものなのでしょうか?」
「見た目は50センチ位の大きな水晶球みたいなものよ、壁にうまってるわ。壊すとダンジョンが消滅しちゃうから、管理ダンジョンのコア破壊は重罪になってるの。どんな理由があっても壊したら死刑になるからそこだけは気をつけてね」
コアを触る時は十分に気をつけよう。
「ありがとうございます、それじゃ行って来ますね」
アキトたちはお礼を言って早速中に入ろうとした。
「ちょ、ちょーっと待ったー!あなたたち、ランプは持ってる?中は真っ暗だからランプがないと進めないわよ」
「あ、持ってないです。買ってこないとまずいですね」
「そんなあなたに、まぁほぉおぉのぉらぁんぅぷぅー!!」
ドラ○もんか!受付嬢は服の中から魔法のランプを取り出した。
「そんなお困りのあなたに、この魔法のランプがですよ。な、なんと!今なら19万8000ポロン!19万8000ポロンでご提供です。さらに!今なら同じものがもう1つついてきます。買うならーー今でしょ!!」
ハイテンションで勧めてきた。ジャパネ○トと林○が混ざったような言い方で勧めてくる。ちょ、顔近い、近いって、そして息臭い。
アキトは顔を背けながら考えた。明らかに地球の文化こっちの世界に入ってるよな。女神様は確かに私だけをこちらに送ったとは言っていなかった。他にも何人もいるのかもしれない。
《アキトはフラグを立てた》
アキトの頭の中に声が響いた。女神様私いじって遊んでるよな。絶対・・。そのうち私以外の地球人にも会うことになるのだろうか。
「アキト君、ランプ買うか悩んでるの?やめたほうがいいよ。高いし2個も同じものいらないって」
ヨンはアキトが購入で悩んでると思ったのか騙されちゃダメよ、と言わんばかりに心配そうだ。受付嬢はこれ幸いとどんどん押し売りしてくる。ていうかマジ邪魔、この人首にしろよ。アキトは心の中で罵った。
「買う気はないですよ。もっと安い普通のランプないんですか?ないなら他で買ってきます」
受付嬢は冷たい目で見てきた。ケッ貧乏人かよっという心の声が聞こえた。アキトは悲しい気分になった。
「普通のランプですかー、こちらの1000ポロンの物があるよ。これ買う?買っちゃう?魔法のランプのが性能いいんだけど」
「じゃそれ1つお願いします」
相手にしていると疲れるのでアキトたちはさっさと買ってダンジョン内に入った。
《名前》 アキト・ホウジョウ
《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)
《ステータス》
ATK 12 +10 +10 +10 +3 +100% +100% +100% +30% = 193
DEF 10 +12 +5 +110% +50% = 70
VIT 10 +10 +100% = 40
DEX 12 +9 +80% = 37
INT 13 +11 +100% = 48
MEN 12 +11 +100% = 46
SPP 10 +10 +100% = 40
SPD 12 +11 +100% = 46
HIT 11
《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)
《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1
《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0
《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌士》Lv3《強盾士》Lv0
《特殊ジョブ》《魔物使い》
《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10
《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10
《小盾》Lv11《大槌》Lv3《盾》Lv5
《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5
《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1
《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5
《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5
《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv3
《受流》Lv5
《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1
《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1
《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1




