38.初心者ダンジョンの勧め
アキトは目が覚めたときまだ外は真っ暗だったので2度寝した。
コンコン!ノックの音がする。目をこすりながら起きると明るくなっている。
「は~い、今あけるよ~!」
ドアを開けるとレンとヨンがいた。
「アキト君おはよ!ご飯食べにいこー、もう7時半過ぎだよ」
2人はアキトが起きるまでギリギリまで待っていてくれていたようだ。3人で朝食を食べに行く。舌鼓をうちながら朝からモリモリ食べていく。
「今日はどうする?ギルドで初めての依頼でも受けちゃう?それとも武器とか見に行く?村にあった装備だと初心者冒険者丸出しだよねー」
レンの言うとおり村では銅製とか木製の武器ばかりだった。ここなら凄い武器が売ってたりしそうだ。お金はまだ200万以上ある。そういえばリュックの中にオークの魔石があったことをアキトは思い出した。
「とりあえずオークの魔石換金しにギルドいこっか。ついでにどんな依頼があるか見てこよう」
朝食を食べ終え、早速ギルドに向かうことにした。昨日よりギルドは混雑している。だがあいかわらず昨日のおっちゃん受付のところだけ誰もいなかった。
避ける理由も声がきもい以外ないのでそこに行くことにした。
「おはようございます!オークの魔石換金したいのですがここで大丈夫ですか?」
「はい、魔石の買取りは受付で行っております。血などはしっかりと乾かしておくか洗っておいてください。他の素材はギルド裏手にある素材買取りカウンターまでお願いします。そのオークの魔石は昨日登録後に狩られたものでしょうか?」
「いえ、違います。数日前に森で狩ったオークのものです」
「それではギルドカードの魔石買取額の総合ポイントには反映されませんので、ご理解ください」
「わかりました。換金お願いします」
オークの魔石は全部で100万ポロンほどになった。村で同量の魔石を売った時の倍額になった。運送費用を考えても買い叩きすぎだろう。おのれ村の道具屋。アキトは心の中で村の道具屋に毒づいた。
「依頼を受けてみたいのですが、何かいい依頼ありますか?」
「アキトさんがたはGランクですね。Fランク昇格条件として初心者用ダンジョン攻略が必須となっております。こちらはいかがでしょうか?」
「そうですね。どういうダンジョンなのでしょう?」
「基本的に誰でも倒せるゴブリン、鬼面ウサギ、狂犬チワワ、毒ニワトリが出現するダンジョンです。1階しかありませんし、ゆっくり進行で奥まで2時間の往復4時間でいけるダンジョンです。最速レコードは40分ほどで往復走り抜けた人もいます」
「凄く簡単そうですね。それじゃとりあえずそこに行ってみることにします。どこに入り口があるか教えて貰えますか?」
「ギルドの建物内にあります。ギルド入り口から右手にしばらく進んでいきますと階段があります。近くにいる受付に声をかけてから入場ください」
「わかりましたー、レンさんヨンさんさっさとクリアしてこよう」
アキトたちは初心者ダンジョンに向かうのだった。
《名前》 アキト・ホウジョウ
《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)
《ステータス》
ATK 12 +10 +10 +10 +3 +100% +100% +100% +30% = 193
DEF 10 +12 +5 +110% +50% = 70
VIT 10 +10 +100% = 40
DEX 12 +9 +80% = 37
INT 13 +11 +100% = 48
MEN 12 +11 +100% = 46
SPP 10 +10 +100% = 40
SPD 12 +11 +100% = 46
HIT 11
《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)
《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1
《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0
《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌士》Lv3《強盾士》Lv0
《特殊ジョブ》《魔物使い》
《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10
《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10
《小盾》Lv11《大槌》Lv3《盾》Lv5
《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5
《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1
《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5
《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5
《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv3
《受流》Lv5
《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1
《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1
《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1




