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30.女神様との再会

アキトは素早く状況判断をする。


「今回も死んだわけではないようですね。また何か用事で呼び出されたということでしょうか?」

「ええ、今回呼び出したのはアキトさんがこの村で暮らす選択を選ぶことにしたからです。私にとってはそれは非常に不都合なのです」


女神様はアキトの生き方にすら口出しするようだ。新天地で生き返らせてもらったようなものだ、多少は我慢するしかないだろう。


「そうです。アキトさんが生きているのは私のおかげなのです。ご自分の幸せを求めるのはいいですが、義務を果たしてもらわなければ権利も与えられないと言うものです」


義務とは人類圏の押し上げだろう。確かに村にいたのでは達成できない。


「そこで、アキトさんには2つの選択肢を与えましょう。

1.王都に向かい、神殿騎士団に入団してもらう。

2.ヤクトの街に向かい、冒険者として生活してもらう」

「2で!」


アキトは即答した。どう考えても1を選んだら籠の鳥人生になりそうだ。


「1を選ぶメリットはですね。ハーレムが簡単に持てますよ。レッツ種馬人生!」

「2で!」

「神殿騎士に守られながら安心安全Lv上げ!」

「ですから2で!」


女神様はなかなか話を聞いてくれない。ゲームのように1を選ぶまでループしそうなくらいグダグダだった。ぶーぶー言いながらも何とか認めてくれたようだ。アキトは選択権を勝ち取った。


「仕方ないですね。アキトさんに望まない生き方を強制し無気力になってしまわれるのはこちらも望んでいません。2は毎日頑張って鍛えないと死亡一直線のルートですよ。私も個人の未来まで見えないんですから」


心配してくれているようだ。アキトの安全より如何に役に立つかの心配なような気がするが。


「そうそう、女神様に1つ確認しておきたいことがあったんですよ。ピヨちゃんって女神様がよこしてくれたんですよね?」


ピヨちゃんは出会いから普段の振る舞いまで明らかに不自然だった。女神様の仕業に違いないと薄々考えていた。


「気づいていましたか。確かに私がアキトさんの進路上に卵を置きました。ただ、アキトさんが卵に触るかどうかはわかりませんでしたので、ピヨちゃんが傍にいるのはあなたの選択の結果です」


ということはやはり女神様が私の護衛兼監視として送ってきたということか。


「その通りです。ピヨちゃんを通してアキトさんの行動を私は見ることができます。育てば色々役に立つ子なので頑張って育ててください」


ピヨちゃんが死ねば女神様の監視から逃れられるってことか。


「あ、そうそう。ピヨちゃんが死ぬ時はアキトさんの死ぬ時ですから。アキトさんの命を吸って生きてますから」

「それは一体どういう――」

「それではまた」





アキトの視界は暗転した。知らない家で目が覚めた。

《名前》 アキト・ホウジョウ

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +10 +10 +8 +100% +100% +70% = 148

DEF 10 +12 +110% = 46

VIT 10 +10 +100% = 40

DEX 12 +9 +80% = 37

INT 13 +11 +100% = 48

MEN 12 +11 +100% = 46

SPP 10 +1 +10% = 12

SPD 12 +11 +100% = 46

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳士》Lv1《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1

     《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0

     《強槌士》Lv3《防将》Lv2

《特殊ジョブ》《魔物使い》

《熟練度》《格闘》Lv1《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10《槍》Lv8

     《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv7《小盾》Lv11

《スキル》《豪拳》Lv1《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1

     《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5

     《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv3

     《堅固》Lv2《遮断》Lv1

《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1

     《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1

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