29.報告と宴会
アキトたちは村に着くなり、村長さん宅に報告に向かった。
「今日も森に入って駆除作業を進めていたのですが、結論から言いますとオークの集落を壊滅させてきました。集落の周りの掃除もしましたので、侵攻はもうないと思います」
挨拶もそこそこに報告したが、村長さんは呆けたような顔で固まった。顔の前で手を振っても反応がない。
「村長さーん、起きてください!」
レンが村長さんの顔を叩いた。衝撃でズラがずれた。村長さんは正気に返ったようでズラを戻しながら何事もなかったように話しはじめた。
「え?オーク200匹もいたんですよね?それを3人だけで駆除しちゃったんですか?」
アキトは笑っちゃいけないと我慢している。レンとヨンは我慢できず吹き出している。
「プッ、ええ、ブフッ、運が良かったのかオークも昨日森に逃げたゴブリン狩りに多くが出かけていたのか、集落外で少数ずつ相手どって倒せたんですよ。集落も広く、オークもばらけていたので大分数を減らせました。その後はまとめて魔法で削って倒しましたよ」
結局アキトも我慢できなかったようだ。村長さんの顔が赤くなってる。恥ずかしかったようだ。
「村長さんってズラ、いえ、何でも・・・。えっと、3人で頑張ったんですよ、アキト君いつも無茶するからついていくの大変なんです」
レンは村長さんにズラの指摘をしようとしたようだが般若の顔に変わった村長さんにひるんで会話を変えた。毛根ネタは禁句らしい。
「こちらが証拠のオークの魔石です。ご確認ください」
アキトはリュックに詰まった大量のオークの魔石を見せた。
「ありがとうございます!村の皆に知らせてこないと!皆不安だったんですよ。今日は精一杯のもてなしをさせてください」
村長さんは逃げるように知らせに走り出した。いたるところから歓声が上がりはじめた。
「今日は宴会じゃー、皆酒だ、酒もってこい!」
わらわらと村人たちが集まってくる。宴会が始まりそうだ。道具屋が今すぐ食べられる豆や干し肉、乾物を持ってきたのでそれをつまみに皆飲み始めた。
「アキト殿、ありがとうございます。ここ数日は生きた気がしなかった。これで妻と娘を呼び戻せます」
「アキト君、うちの娘を紹介するからこの村に住まないかい?親ばかかもしれないがうちのは結構なべっぴんさんなんだよ」
色んな人にかわるがわる酒を注がれながら、娘はどうだー、この村に住んだらどうだー、言われていた。アキトは初めての酒にすぐに酔っ払ってしまい、グダグダになっている。
「そうだよ。レンとヨンと一緒になればいいんじゃねぇか?いつも一緒にいたんだしお互い気に入ってるんだろ?」
門番のおっちゃんがいいこと言ったと言わんばかりにドヤ顔している。回りもやいのやいのと囃し立てた。
「もー、私たちにだって選ぶ権利あるんだからね!でもアキト君なら悪くないかも」
「そうだねー、一緒に貰って貰おうか?お姉ちゃん。そうすればピヨちゃんと一緒に暮らせるし!」
レンはまんざらでもなさそうだ。ヨンはピヨちゃんの方が大事みたいだが。アキトもそれも幸せな生き方かなと考えながらも飲みすぎたのか潰れてしまった。
気がついたら目の前に女神様がいた。
《名前》 アキト・ホウジョウ
《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)
《ステータス》
ATK 12 +10 +10 +8 +100% +100% +70% = 148
DEF 10 +12 +110% = 46
VIT 10 +10 +100% = 40
DEX 12 +9 +80% = 37
INT 13 +11 +100% = 48
MEN 12 +11 +100% = 46
SPP 10 +1 +10% = 12
SPD 12 +11 +100% = 46
HIT 11
《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)
《ジョブ》《拳士》Lv1《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1
《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0
《強槌士》Lv3《防将》Lv2
《特殊ジョブ》《魔物使い》
《熟練度》《格闘》Lv1《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10《槍》Lv8
《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv7《小盾》Lv11
《スキル》《豪拳》Lv1《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5
《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1
《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5
《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv3
《堅固》Lv2《遮断》Lv1
《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1
《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1




