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19.巨大ヒヨコとの出会い

ヨルムの家に招待してもらうことになった。アキトが家の中で事情説明を開始する。ゴブリン、オークの群れが進行していることは、[知識の書]で確認する限りエイム村方面への進行はないみたいだし言わなくてもいいだろう。


「ここから南に3キロほどにあったゴブリンの集落に討伐に向かった際に、捕らえられていたヨルムさんを発見して保護させて頂きました。回復魔法をかけて外傷は回復しましたが、ショックなことが起きたせいで気絶したようです」


おばちゃんは悲痛な顔でお礼を言った。


「助けて頂きありがとうございました。お礼と言いましても母子家庭でして、たいしたお礼はできませんがお許しください。今夜はこの家に泊まっていってください」


精一杯の誠意なのだろう。泊めてもらうことにした。


「それと、娘がゴブリンに捕まっていたということは内密にお願いします」


それは当然だろう。3人は無言でうなづいた。


さすがに疲労が限界なので食事を食べた後は倒れこむように眠った。起きた時にはヨルムも気が付いていたようだ。


「助けて頂きありがとうございました。あんな姿を見られた相手が女性でまだ良かったです」


暗い顔で苦笑いをしている。また女性と勘違いされているが、これは勘違いさせたままのがいいだろう。


「いえ、忘れるのは難しいでしょうがこれからまだまだいいことはきっとあります。このことは私たちとお母さんしか知りません。私たちは墓までこのことは黙っています。他人に気づかれると嫌な思いをするかもしれません。何もなかったと考えて振舞った方がきっと幸せになれます」

「そうですね。出来るだけ早く笑えるように頑張ってみます」


無理した笑顔だったが笑ってくれたようだ。レンとヨンに声をかけ、朝食を食べた後は道具屋に向かう。昨日拾った魔石を売却すると3万ポロンになった。3分割しようとしたら半分はアキトがもらっていいことになった。5000ポロンで槍を購入する。岩の上からの攻撃に使う予定だ。


「それじゃ今日も頑張っていきますかー!」

「「おー!」」


無理にでも元気を出して村を出た。


平原を森に向かっていくと何故か60cmもある卵が落ちてた。一体なんだとアキトが近づいていく。アキトが触れた瞬間ピシピシっという音がして卵が割れ、でかいヒヨコが出てきた。


「ピーッ」



《魔物使い》特殊ジョブを入手しました。



「え?」

「キャー、かわいい。何このおっきなヒヨコ。アキト君にすっごくなついてない!?羨ましい!」


普段無口なヨンが大はしゃぎしている。こんな満面の笑顔初めて見たかも。どうやらこのでかいヒヨコは魔物みたいだ。インプリンティングされてしまったのかアキトの後をついてくる。育てるなら一回村に戻って食べ物を買ってくるべきか。



仕方ないのでアキトたちはエイム村に戻った。

《名前》 アキト・ホウジョウ

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +10 +90% = 41

DEF 10

VIT 10

DEX 12 +3 +30% = 19

INT 13 +10 +90% = 43

MEN 12 +10 +90% = 41

SPP 10 +1 +10% = 12

SPD 12 +7 +60% = 30

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳士》Lv1《忍者》Lv2《剣将》Lv0《白魔法》Lv0

     《黒魔法》Lv0《槍士》Lv3

《特殊ジョブ》《魔物使い》

《熟練度》《格闘》Lv1《短剣》Lv6《剣》Lv9《杖》Lv9《槍》Lv3

《スキル》《豪拳》Lv1《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv2《速斬》Lv5

     《強斬》Lv5《中級回復魔法》Lv5《中級攻撃魔法》Lv5

     《速突》Lv3

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