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11.ゴブリン虐殺2

前方から来るゴブリンを杖で蹴散らしながら薬草地帯を目指して走り続ける。[知識の書]で確認したゴブリンの分布図には先ほど魔法を使用した地点の近くにゴブリンの集落の1つがあった。あの集落のゴブリンの半分が来てしまった場合200匹ほどとの連戦になってしまう。さすがにゴブリンが弱いといっても嬲り殺しにされてしまう。


今まで戦った傾向からゴブリンは錆びた剣や木の棒を持っていたり素手で攻撃してくるだけで、槍や弓、魔法等を使える個体はいないようだ。魔法や弓持ちが大量にいたら詰んでしまう可能性があるが巨岩の上にのって上から魔法と杖で一方的に攻撃するしかこのピンチを逃れる方法が思いつかなかった。


必死に走り巨岩にしがみつき、上に登る。ゴブリンは背丈が低い。これで攻撃が届かないはずだ。岩に登られないように気をつけながら魔法を固まっている場所に打ち込む。


「ファイアLv5!」


5匹ほどが吹き飛びまわりを巻き込んだ。囲まれないうちにステータス魔法でMEN値を調べる。MEN値が8ポイント減っていた。すでにファイアLv5を2発、ウォーターLv5を一発使用し、自然回復量のことを考えたとしても消費は1発MEN4あたりだろうか。魔法の連発をしたらすぐガス欠になりそうだ。


そんなことを考えているうちに回りはゴブリンで囲まれていた。冷や汗が出てくる。100匹以上のゴブリンに囲まれるのは気が気でない。


だがどうやらゴブリンは知能が低いのか届かないのにぴょんぴょんとジャンプして攻撃しようとしてくる。凄い馬鹿だった。かわいそうな子を見るような視線でジャンプしてるゴブリンを杖で撲殺する。


30匹ほどのゴブリンを撲殺しただろうか。徐々に死体が積み重なってそろそろ巨岩に登れそうになってきた。そこで魔法で死体を吹き飛ばすことにする。


「ウインドLv5!」


自分を中心に強風が吹いた。あまりの強風に囲んでいたゴブリン含めて死体もろとも10mほど吹き飛んだ。だが、たいしたダメージはないようだ。


杖で撲殺、魔法で死体吹き飛ばし。それを繰り返しながら2時間ほど戦闘をしていたところ、ゴブリンの数は10匹ほどになっていた。死体の数は300ほどだろうか。残りのゴブリンも杖で撲殺しようと巨岩から降り、2匹ほど倒した時ついに杖が折れてしまった。さすがに撲殺しすぎたようだ。残りは短剣で刺し殺した。



《白魔術》ジョブLvが3に上がりました。MEN+8 中級回復魔法Lv3


《黒魔術》ジョブLvが3に上がりました。INT+8 中級攻撃魔法Lv3


《杖》熟練Lvが7に上がりました。INT+70% MEN+70%



ジョブも3つ、杖は2つLvが上がったようだ。中級回復魔法は《メガヒール》《メガキュア》、中級攻撃魔法は《メガファイア》《メガウォーター》《メガアース》《メガウインド》それぞれの上位魔法を覚えたようだ。


攻撃魔法で倒しても杖を使用しているからだろう白魔も同時に上がっている。白魔と黒魔両方持ちのメリットだろう。



今日はすでに80個ほどゴブリンの魔石を拾っていたこともあり、300以上の大量のゴブリンの死体から魔石を取る気力もなかったので、そのままにして村に帰ることにした。

《名前》 アキト・ホウジョウ

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +6 +60% = 28

DEF 10

VIT 10

DEX 12

INT 13 +8 +70% = 35

MEN 12 +8 +70% = 34

SPP 10 +1 +10% = 12

SPD 12 +7 +60% = 30

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳士》Lv1《忍者》Lv2《強剣士》Lv1《白魔術》Lv3

     《黒魔術》Lv3

《熟練度》《格闘》Lv1《短剣》Lv6《剣》Lv6《杖》Lv7

《スキル》《豪拳》Lv1《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv2《速斬》Lv5

     《強斬》Lv1《中級回復魔法》Lv3《中級攻撃魔法》Lv3

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