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私物語シリーズ

私と本当の私。

作者: クルム

みんな死んじゃえばいいのに。

最近私の中で生まれた言葉。


死んでくれれば、私はさみしくない。

その前にさみしいって言葉がなくなる。




みんな死んじゃったら、悲しいだけだよ。

そういってくれる人もいる。

だけど……そんなのただの同情心の言葉だ。


そんなの言葉はいらない。

同情心なんかいらない。

他人に、心配されたくない。




昔の私はみんなといたいと思っていた。

理由は簡単そっちの方が楽しいから。

でも、今思ってみると楽しくないね。


傷つけてしまうだけで、

楽しくないから、悲しいだけだから。

後悔するくらいなら……。



【自分が死ねばいいんだ】



でも、死ねなくて。

ナイフは私の手から落ちていき。

そのナイフを拾おうとする手が震えてナイフが取れない。

死ぬことに恐怖してるんだ。

これは普通なのかな?




死ねないなら、みんなに死んでもらおう。

ズルイね、ひどいね。

でも、これが私だ。

なんと言われようが、本当の私がこれだ。


心のどこかで、独りはさみしいよ……。

と言ってるけど、無視しよう。

そんな言葉、いつの間にかに消えて無くなるから。




さあ、誰から殺していきますか?

この私を認めてくれた人からですか?


やめとこう、私を認めてくれた人は、最後の最後で殺そう。

そっちの方がいいかもね。


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