戦中の主な航空機②
戦中の主な航空機②
彗星。
九九艦爆の後継機で、少し防弾を気にしている。
やはり急降下爆撃の被弾率が高く損耗が激しい事と、運用できる空母が限られる事から、第一次マリアナ沖海戦以降は陸上運用された。
天山。
九七艦攻の後継機。
防弾は気にしてはいたが、やはりまだまだだった。
流星が完成したら対潜哨戒任務が主な仕事となった。
海軍屠龍。
上20ミリ斜銃2挺で爆撃機迎撃で活躍。
電探を早期から導入し、夜間戦闘に備えていた。
海軍鍾馗。
海軍が鍾馗を採用するに当たって、20ミリ機銃4挺にしろと無茶を言い出し、中島飛行機を困らせた。
泣く泣く設計しなおし、主に翼の改修で20ミリ機銃を載せたところ、当然ながら速度性能が落ち、海軍から性能向上を求められた。
そこで計画されていたハ45誉エンジンへの換装を前倒しし機体を完成させたところ、迎撃機として優秀ながらも、一撃離脱戦法に徹すれば非常に高性能な高速戦闘機が誕生した。
後に陸軍からも12.7ミリ機関砲のホ103から20ミリ機関砲のホ5に変えてくれとの要望が来て、海軍の要求の経験があったので、同様にハ45搭載で、20ミリ機関砲のホ5を装備した機体を納入した。
本土防空戦が始まると、防空戦で活躍した。
一撃離脱戦法を使い、米ソの高性能戦闘機とも渡り合った。
また連合軍にとっては、日本軍最強のレシプロ戦闘機と評価されている。
しかし日本の戦闘機乗りからは賛否両論だったようだ。
二式飛行艇。
索敵、対潜哨戒、不時着水者救助などで活躍。
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