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転生王女の進む道!〜彼女たちに出会って幸せになるまで〜  作者: 妃白
第一章 勇者集結編〜覚醒への一歩〜
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エピソード29:まだ見ぬ力

「さて、時間がとてもあるとは言えないから手短に説明するわね。質問は受け付けないわ」

「姫様かっこかわいいです!」

「レクレール、ロヴィーナ様から離れなさい」

「やー!かっこかわいい姫様がいけないんですー」

「ッ!いいから離れなさい!」


昨日の今日で集められたロヴィーナを除く勇者一同

昨日トネールに連れていかれたまま帰って帰ってこなかったモデルの姿もいたが疲れきった顔と目元のクマを見て気遣ったのかはたまたすぐに案内されて聞けなかったのか…

今となれば些細なことである


「ロヴィーナ様が迷惑してます」

「姫様は迷惑だと思ってません!」

「いえ、顔に出てないだけで迷惑だと思っています。なので早急に離れなさい」

「ははーんさては姫様に抱きついてる私が羨ましいんだー。ヤダヤダこれだからおばさんは」

「二人ともやめなさい」

「「は!申し訳ありません!」」


ロヴィーナはレクレールとアムールの喧嘩を止めて胸ポケットからチュッパチャプスを目にも止まらぬ速さで包装開けて咥える。包装はスキル『異次元空間』にいれる。

ロヴィーナの服装はいつもの軍服にフェリチタから貰ったチョーカーをつけていた

しかし先が赤い黒のリボンをつけツインテールにしていた

一名を除いて他の勇者はキャラの違うロヴィーナに戸惑っているが

除かれてる一名、プリュイはニヤけそうな顔を押さえつけている


「はぁ…時間取らせたわね…って時間がないわね。一分で済ませるわ、黙って聞きなさい。今からサンチード教会に行って神からの祝福が備わっている武器を授かるわ。神からの祝福は授かったものの戦闘スタイルに会った神の祝福が備わる。だからハズレなんてないし間違いなく私達を強化してくれるから安心しなさい。以上説明は終わり、さっさと外に出て用意された四人乗りの馬車に乗りなさい」


ふぅ…説明終わったわ

チュッパチャプス咥えながら喋るの久しぶりだから少し心配だったけど杞憂だったわね

それにしてもチュッパチャプスは相変わらず美味しいわ


「み、心夜くんちょっといいかな?」

「なにかしら?」


チュッパチャプスに集中してたいのだけど仕方ないわ

それにしてもどうして私に構うのかしら

自分で言うのもなんだけど私はかなり変な人間よ

男なのに女性キャラクターのコスプレして内面もなりきってこっちに来て女になって確かに驚きはあったけどどこかうれッ


「心夜くん!?大丈夫!?」

「「ロヴィーナ様!/姫様!」」

「…だ、大丈夫よ。それより早くしないと」


そう言って私は前に進む

どうして右目が痛み出したのかしら…

この目が神になにか関係があるから…それくらいしか考えられないわね


「心夜くん乗り物酔いとか大丈夫?」

「全然ダメね」

「そうなんだ!だからチュッパチャプス咥えてるの?」

「そういうことよ」


サンチード教会へ向かう馬車、ロヴィーナの隣に座るプリュイ

向かいの席で表情を崩してはいないが明らかに不服そうなアムール

アムールの隣に座るレクレールは顔をそっぽに向けながらプリュイを睨む

いつもはロヴィーナを巡っていがみ合ってる二人だから敵の敵は味方という言葉の通り


((この女…邪魔…))


考えていることは同じだった

ロヴィーナは車酔いならぬ馬車酔いをチュッパチャプスで抑えてはいるがとても気分がいい訳では無いので注意力が大幅に下がっていた


「もう終わりなの?」

「うん、チュッパチャプスなくなっちゃったしリボンはチュッパチャプス咥えるから気分でつけたら軍服と意外とマッチしててじゃあやっちゃおって感じだったから。それにやっぱり衣装が違うからいまいちなりきれなかったからね」

「そう?私は似てるな〜って思ったけど」

「ん?この作品知ってるんだ」

「え、えっとまぁ〜ね」


馬車に乗りサンチード教会へ向かい三十分

もちろん道中トラブルなどおきずに全員サンチード教会に着いた

モデル、レクレール、アムール以外は無事にたどりつけたことを当たり前のように思っているくらいに危機感がなかった。ロヴィーナは昔自分がやってきたことでその業界ではそれなりに名が通っていると思っているので自分を襲ってくるようなバカはいない、いたとしてもレクレールにアムールもいる現状で負けるわけが無いと考えていた


「勇者の皆様、よくぞお越しくださいました。よもや私が生きているうちに神に選ばれし皆様にお会い出来用とは…感激です。私はこの日を死ぬその時まで忘れぬでしょう」

「司祭さん。そろそろ自己紹介を」

「おお、ロヴィーナ様申し訳ございません。私としたことが皆様と一人もかけずにお目にかかったできたことに取り乱したようです。皆様申し訳ございません。私はこのサンチード教会司祭ルートアと申します。以後お見知りおきを」


全員馬車から降りるとサンチード教会から司祭が出てきたと思ったのもつかの間司祭は両膝を地につけ私たちを拝みながら涙を流し出した

この人は昔からそうだ、初めてあった時もそうやって私を拝みながら涙を流した挙句命を差し出そうとしてきやがった。しかも歳の割に強いし止めるのが大変だった


「姫様はこの人と知り合いですか?」

「昔にね。ちょうど一に力二に力って感じでとにかく力に執着してた時に武器を奪…授かりに来た時に無理だからどうか私の命で〜って感じになってね」


言い終わるとレクレールはこれでもかってほど司祭に冷たい視線を向けていた

その気持ちはわからなくもないけどそれは心の中に閉まっておこう


「懐かしいですな」

「しかも何故か力があの時の私より上で止めれなかったからね。ほんと何してたの?」

「なに、若い頃の私は英雄国家で冒険者をしてまして」

「へぇー」


レクレールとアムールの警戒が一気に上がる

そして二人ははいつでも剣を抜けれるようにしていた

私が生まれるかまからいることは知っているが生憎タイミングが悪すぎた

今この国は英雄国家から侵略行為を受けている


「二人とも、司祭の時点で英雄国家とは縁がほとんどないってわかるでしょ」

「「しかし!」」

「疑うのも無理ありません、しかし私はあの国に見切りをつけています。神に誓って」

「ほら、司祭が神に誓ったんだからわかったなら早く」


二人は渋々だか剣を離した

心配してくれるのは嬉しいけどたまに力みすぎることがあるからな〜

ここが課題かな?


「それでは皆様中へどうぞ。神託の間へご案内致します」


新しい力

この目のヒントが少しでもあるかもしれない

それと同時にあの時今から授かる力があればもしかしたら…そう思いながら私は一歩踏み出した






「申し訳ありません」

「ま、まさか謝られる立場に回るとは」

「申し訳ありません、自分が集中しすぎたあまりに」

「もういいよ、ほら立って」

「自分に誤ってる訳ではありません、同胞に誤っているのです」

「そ、そっか」

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