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転生王女の進む道!〜彼女たちに出会って幸せになるまで〜  作者: 妃白
第一章 勇者集結編〜覚醒への一歩〜
32/41

エピソード28:間違った判断

お風呂を出て私とアムールは私の部屋に戻っている

お急ぎで頼んだから多分もう金色のカラコンは届いてると思う

こういう時やっぱり経験がものをいうな〜…って普通こんなことないな

今思い出してもあれは名作だったな〜

やっぱり映画での復活を劇場で見れなかったのは前世での失敗の一つかな〜

…現実逃避って効果ないんだね♪


「…ア、アムール?」

「はい、なんでしょうか?」

「ど、どうしたの?怒ってる?」

「怒ってませんよ」


…いや、絶対怒ってる!笑ってるけど目の当たりが暗い!

でも心当たりが無い、お風呂で体を洗ってもらった時のことは許してもらったし後は〜…ある程度動けるようになったこと黙ってたくらい?…それか

でもそれくらいでアムール怒るかな?何か変わったことなん…て…



まさか私…太った!?



…いや、大丈夫無駄な筋肉も無駄な脂肪もない


「どうしましたロヴィーナ様?お腹を触って?」

「ん、大丈夫なんでもない」

「朝食にはまだ少し時間がありますので軽食になりますが何か持ってきましょうか?」


やっぱりアムールは優し…い?ちょっとちょろい?

いや、やっぱり優しいな

さっきまで怒ってたのに今は表情が心配一色になってる


「本当に大丈夫だよ、ただ…その…ふ、太ったんじゃないかって…思っちゃって」

「私はぽっちゃりしたロヴィーナ様も可愛らしいと思いますよ」

「ん〜アムールがそう言うんなら〜ちょっと脂肪付けよっかな♪」


走行してる間に私の部屋の前に着いた

扉を開くと私の机の上には金色のカラーコンタクトレンズが置いてあった

天使さん…お急ぎなんかで頼んですみません

次からは余裕を持って頼んで遊べる時間増やします


「なんですかそれ?」

「カラーコンタクトレンズって言って目の色を変えられるの、これで色を失ったこの目を誤魔化す」


私は椅子に座り脚を組む

そのままカラーコンタクトレンズを開封してあの名作の主人公と同じようにかっこよくカラーコンタクトレンズをつける!私がやりたいことの一つ!


「どうしました?」

「いや、アニメと現実は違うんだなーって思っただけ」


うん!無理♪

初めてカラーコンタクトレンズつけるんだから手間取るし視覚を失っただけで涙とか痛覚はあるって言う状態だからちょっとつけるのが怖い

…うん、普通につけよう


「アムールどう?」

「はい、大丈夫です。いつも通りの目の色です」

「ん、よし。じゃあアムール座って紅茶入れるから。片目でどれくらいの紅茶を入れれるか試したいし」


私はスキル『異次元空間』から紅茶の茶葉とマリトッツォを取り出す

さすがに私も片目だから見映えは自信が無いからお皿に置くだけで綺麗に見えるマリトッツォにする

右目が見えなくなり視力がちょっと下がった位の感覚だからそこまで不自由なく紅茶を入れたけど感覚的にどこか物足りない気がする


「大丈夫ですか!姫様!」

「レクレール!?調査頼んでたけどどうしたの?」

「はい!姫様が倒れたと聞き急いで帰ってまいりました!」

「そっか、ここは公式な場じゃないからそんなかしこまらなくてもいいよ〜。結界もあるし、あっ!ドアちゃんと閉めてね」

「姫がそう言うならそうする!」


レクレールは今こそしっかりとした言葉使いができてるけど最初の頃はダメダメだったな

でもそこが妹キャラって感じで可愛いんだけど

でもまぁ〜私の方が年下だけど関係ないよね!


「ねぇねぇ姫大丈夫だった?倒れたって聞いて心配で心配で」

「大丈夫だよ、ありがとうねレクレール」


レクレールの方が身長は高いけど座り込んで私の胸に顔を埋めて甘えてくる

本当は年齢的に逆だと思うけど可愛いからよし!

私もついついレクレールのふわっとしたボブヘアのレクレールの頭に手を乗せて撫でる

そうしてレクレールは決まってアムールに視線を移すけどなんでだろう?

そして


「レクレール」

「なに?」

「離れなさい」

「嫌だ」


決まってアムールはレクレールに冷たく接する

レクレールはまだまだ幼いけれどもスキルを使った時の強さは私に匹敵するから今はあの国との国境辺りにいてもらってるから会う機会も少なくなったから甘えてくるとついつい許してしまう


「アムール、レクレールはなかなか会えないから私は全然いいよ」

「姫〜ありがとう!大好き!」

「ロヴィーナ様…レクレールに甘いですね」

「そう?アムールもいつでも来ていいよ」


レクレールを撫でていた手を離して両手を広げる

アムールは何故かそっぽを向いて頬を赤く染め、「結構です」と言った

レクレールは撫でていた手を離したからなのか頬を膨らませてムスッとしている


「姫!今は私だけ見てください!」

「ごめんね、それはちょっと無理かな」


『異次元空間』から岩を出して構成魔法で椅子にする


「ほら、レクレール。そろそろおしまい」

「ムゥ…わかりました」

「いい子いい子…さてとほかの勇者のことだけど〜迷ってるんだよね。力を先にするか覚悟を先にするか」


先程までの空気とは裏腹に場の空気は一変する

レクレールも真面目な表情になり成長を感じた


「私は力だと思います。現状使えない勇者のために時間を割くよりも団長の強化を優先するべきだと思います」

「それだけ今の状況が危ういってことか」

「はい、今は落ち着いていて我々以外でも対処出来ていますがこれがいつまで続くかは…」


確かにレクレールが言っていることは一理あっている

この国最強の私は片目を失った

私のスキル的に視界が広ければ広いほどいい

それを少しでもカバー出来る力が必要になるのも事実だ


「私は覚悟だと思います」

「なんで?」

「時間をかけずに終わらせれた場合戦力は格段に上がります」

「それも一理あるんだよね…」


私の弱体化をカバーするための力も必要だが力を持ったあの馬鹿どもが何するかわかったものでは無い

もっともあっては行けないのは覚悟もないのに戦場に出てしまうこと…

それならアムールの考えは今の状況にあっている

しかしすぐに終わらせようとするのはデメリットも出る…

デメリットを削るレクレールとデメリットが出ないことにかけるアムール

どっちの言い分も今の状況にあっている


「…覚悟を作りに行こう。アムールが言ったようにすぐに終わらせるように考える」

「しかし」

「レクレールの言い分もわかるけど見所のあるやつもいるから私はそいつらに抑えてもらおうと思う」

「わかりました、団長がそうおっしゃるのなら例え地獄でもついて行きます」

「ありがとうレクレール」


真面目な場の空気になったため誰も私の入れた紅茶に口をつけない

紅茶が冷めてしまうと美味しさが落ちるからそろそろ飲まないとやばいかな


「さて!堅苦しいのは終わり!ほらほらー紅茶飲んで!冷めたら美味しさが落ちるんだから」

「大丈夫だよ姫!姫の作ったものならなんでも私大好き!」

「…黙って味わいなさい」

「いいよアムール、気にしないで。レクレールもありがとうね」


久しぶりに私とアムールとレクレールが集まって、一緒に私が入れた紅茶を飲んで美味しいスイーツを食べて他愛もない話をしていっぱい甘えられて私たち三人の幸せな時間が続く

こんな時間を二度と奪わせないと日々違う私…

しかしこの判断は私の二度目の大きな失敗だった






「…お兄ちゃん…なんで…なんで…」


雨の中行われた葬式レクレールが泣いている

私はそんなレクレールをただただ見守ることしか出来ない…

黒百合騎士団初の死人は全て私の…私の判断のせいだった

私が殺したのだ…レクレールのたった一人の家族を…沢山の誰かの大切な人を…

全員私が!!!!

殺してしまった…





聖なる夜の今日この日ブックマークが50になり感謝でいっぱいです

1人前まで折り返しまで到着

最初の頃の自分は想像もしてませんでした

最後のは書く気はなく謎のまま進める予定でしたが自分からの本当にちょっとしたプレゼントと思ってください

いつもありがとございます

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