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エピソード15:進む道

フェリチタが失踪してから3日ロヴィーナは無限解析と判断速度上昇をフルで使いフェリチタを探していた


「ロヴィーナ様!休んでください!顔が真っ青です!」

「そんな暇わない!0.1秒無駄にできない!」

「しかし!」

「3日!3日たった!何一つ情報ひとつ無いまま!わかって…アムール…」


そう言ったロヴィーナはとても弱々しくしそて崩れそうだった


「それでもです、フェリチタ様が見つかった時ロヴィーナ様の今の姿を見てどう思いますか?」

「私のことはいい!勇者なんだから多少は頑丈にできてると思うから!」


そう言った瞬間アムールはロヴィーナの前に出て「パンッ!」と頬を叩いた

ロヴィーナは理解できないようだったが何よりアムールが自分の頬を叩くとは思っていなかった

そしてアムールは優しくロヴィーナを包み込むように抱く


「私はロヴィーナ様ではありません…なのでロヴィーナ様の苦しみも!悲しみも!分かりません…

しかし!私は!ロヴィーナ様が大切です、特別です、なので自分を軽く見ないでください」

「…僕は…失いたくない…また…失いたくないの…」


ギッ、ギギッギとロヴィーナの心では切れ掛けのチェーンが更にヒビが入る感覚がした


「…少し休憩しましょう、このままでは本当に倒れてしまいます」


アムールはそういうしか無かった


〜5時間後〜


ロヴィーナとアムールはフェリチタの捜索を再開した

しかし、いくら情報を集めようとも集まらない完璧な誘拐だった


「アムール…奥の手を使うわ」

「なんですか?なんですか?そrっっっ!」


その時のロヴィーナは兄、ヴィティムを殺した時のような酷く冷たく惹き付けられるような目をしていた


「私…やっぱり甘かった…覚悟はとうにできてると思った…でも…ダメだった

だから私は…今度こそ完全に甘さを捨てる…行こう、アムール」

「仰せのままに」

「それでは行きましょうか」


そこからのロヴィーナは正しく悪魔だった

裏稼業の者を捜し出してはフェリチタについての情報をはかせた

その結果何とかフェリチタを誘拐したもの達の1人を何とか見つけた、その名をピード。

しかし情報はなかなか吐かなかった


〜王城・地下牢〜

「それじゃ拷問を始めましょう、それとお父様…邪魔はしないでください」

「わかった」

「へっ!必死にあのガキ探してんのか〜ご苦労なことで」

「そうだね…大変だよ、また失うんじゃないかって…だから情報吐いてよ」

「そうだな〜じゃぁ〜特別に教えてやるよ、今頃あのガキは女としての尊厳をめちゃくちゃにされてるだろーよ

へっ!いい気味だぜ」


そう言われたロヴィーナは一切表情を変えなかった

最初の

兄、ヴィティムを殺した時と同じ顔をしていた


「そっか…じゃぁ次行こうか」

「は?やさ何言ってんだお、まぁ、え…」

「だーいへん!こんなところに2人の女性が!」


そういいロヴィーナは通信魔法を発動させた

そしてそこに映ったのは2人の女性だった


「な、なんで…ど、どうして!?」

「ん〜?さぁ〜なんでだろうね?」


そこに映っていたのは縛られていたピードの妻と娘だった


「お、おい…まさか…そ、そんなことしねぇーよな!?な!?」

「そーれーはー…君次第かな?」

「や、やめてくれ!頼む!やめてくれよ!」

「あー喋ってる間に魔物来たよ〜おっ!ゴブリンじゃん久しぶりに見たな」


そしてピードの顔は青ざめた

ゴブリンは知能が高い訳では無いので頭にあることは3つ

食と睡眠…そして女である


「わ〜たいへ〜ん!このままじゃ犯されちゃうかもね」

「わ、わかった!なんでも話す!だから…妻と娘は…助けてくれ…」

「それは君次第かなー?」

「この誘拐の主犯はストゥーピドってやつだ!」

「へーなるほど」


平然を装っていたロヴィーナだったが内心では怒りが込み上げていた

ピシッとヒビが増すほど…


「で〜場所は?」

「それはストゥーピドの屋敷だ!」

「ふーん…馬鹿だと思ってたけどここまでとは…」

「は、話すことは話した!もういいだろう!妻と娘を解放してくれ!」

「さっきさ〜今頃女としての尊厳をどうたらって言ってなかった?」


そう言われた瞬間ピードの顔は青ざめ絶望という2文字に染まった


「や、やめ…た、頼む!」

「じゃぁ…楽しんでね♪」

「頼む!やめてくれよ!やめてくれ!やめろー!」

「バイバイ♪」


そういうとロヴィーナは部屋から出る

そこには待ち構えていた父様とアムールがいた、そしてそのまま父様に頬をはたかれる


「ロヴィーナ!どう見てもやりすぎだ!あそこまでする必要は無い!」

「父様…それを決めるのは父様ではありません」

「やはり、甘やかしず来たのか…これは私の責に…「違います」…なに?」

「父様の責任ではありません。甘やかしすぎたのは本当ですが…あそこまでしたのは私の意思です、それにあの方に妻も娘もいませんよ」


そういうと父様とアムールの顔は固まった

まるで理解が追いついて行けない、そう語るように


「あのような方は家族がいないことが多いのです。このような時に弱点になりますから」

「そ、それではあれは?」

「あれはですね、通信魔法と偽装魔法と改竄魔法の応用です。偽装魔法と改竄魔法で記憶をいじり妻と娘がいることにし通信魔法と偽装魔法を組み合わせてあの映像を作り出しました。」

「そ、そうだったのか」


父様は複雑だがホッとしているような表情になっていた

娘があのようなことをしたことが事実ではないと知り安心したのだろう

しかしやはりあそこまでした事は納得することはできないのだろう

アムールはあの時から覚悟はできていたのだがやはり少し心配な表情をしていた


「それよりも…私は行ってきます」

「少し待て今軍を…「待てません」

「今この間にもフェリチタが…」

「しかし」

「私一人で十分です」


この時のロヴィーナはまだ知らない…本当の絶望を








今日はダメみたい…

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