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神様の探し物  作者: すけ介
第六章 屋敷
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第97話 二人の過去

「ウィル、突然どうしたのよ、」

俺が墜ちていったエンドレスの所へ歩いていると、そう言ってミア達が走ってくる。

「いや、なんでもない」

「なんでもない分けないじゃない。ウィルがあそこまでするなんて」

「ふふふ、お嬢さん、それは私が教えてあげましょう」

そう言ってエンドレスは俺達の前に降り立つ。余談だが、神は空を飛べる。 

「ふっ、」

俺は喋ろうとしたエンドレスの腹を突き刺す。そして、

「真水魔法、水刺」

剣から水の長い刺が生えて、エンドレスの体を貫く。

「酷いですね、人の話を聞かないなんて」

エンドレスはなんでもないように刺を()()()()()()折る。

「、、、、、」

俺はそれを無視して剣を振りかざす。しかし、

「ほら、貴方は私を殺せないんですよ」

俺は奴の首、数mの所で刃を止めた。そうこうしていると、エンドレスは俺を蹴り飛ばす。俺はその方向にあった岩にぶつかり止まった。

「ウィル、大丈夫。」

ミアがそう言ってかけつけてくる。

「教えてあげましょう。絶対神ソリュートが私を殺せない理由を」

「お前、」

俺は剣を持って切りつけようとしたが、

「しつこいですよ、」

そう言って、全身を魔法で拘束されてしまう。

「その昔、私はもっと小さな存在だった。しかし、、絶対神はこの世に人間を創った。」

「しかしそれが問題だった。人間とはひたすらに欲を満たそうとする生物だったからだ」

「私は負の神。そんな欲まみれの生き物が存在すれば、私も当然強く、大きな存在になる。」

「この中で、、いや、それでも私の存在は安定しなかった。私は負の神だ。すなわち感情なのだ。だから安定した存在にはなれなかった。」

「その時、私はどうすればもっと大きな存在になれるのだろう。その結論がこれだ。」

「そう、、人間の肉体に入ること。」

「私はそうと決めたからには、一番いい肉体がよかった。そして見つけた。この肉体を」

「しかし、一つ問題があった。この肉体には、神が近くにいた。」

「その神が、今ここにいる男。絶対神ソリュートだ。」

「絶対神ソリュートは、人に化けていた。その理由は、、」

「誰が言う必要があるんだ」

「そうですか、」

エンドレスは、そう言うと、瞬く間に消えてミアの後ろにいくと拘束して首に刃をあてる。

「どうです、、」

「、、、」

「言いますか、」

「分かった、、」

「では改めて聞きます、絶対神ソリュート、貴方が人に化けていた理由は」

「人を知りたかったからだ」

「そう、それです。しかし人に化けて数百年。貴方は何をしていましたか」

「ずっとここにいた」

「間違いではない、貴方はある女性と一緒に暮らしていた。ずっとね、、けど貴方は神であり不死身だ。人と一緒にはいられない。」

「、、、」

「そこで、貴方はその女性にも不死身の術を掛けた。そしてその女性が、私の求めていた最高の肉体だ」

「、、、」

「そこで私は迷ったのだ。絶対神ソリュート。この世界でトップに立つ存在。そんな神が贔屓にしている人間を奪っていいのか」

「しかしそんな中、一つの出来事が起こった。それが私を大きく変えました。」

「それ以上はやめろ、」

俺は怒鳴ったが、エンドレスは続けた。

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