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神様の探し物  作者: すけ介
第六章 屋敷
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第96話 エンドレスの登場

「片付いたか」

「うん、」

ミアが指を指す方向を見ると、体に風穴があいて、体中、矢で針鼠みたいになった魔 人が倒れ伏していた。

「そうか、まあいい。とりあえず敵の本拠地に向かうか」

「うん、」

「その必要はない、」

そんな声が聞こえて、空から長身の爽やかな女性が降り立つ。

「誰ですか」

「私か、私はこの世のあらゆる負を操る、負の神エンドレスだ。」

「エンドレス、、」

「久しぶりかな、エンドレス。」

「そうだな、ソリュート。私はこの時を夢見ていたぞ。なんせ、お前は私を殺せないのだから」

「くっ、」

「ウィル、どういうこと」

「どういうことですか、」

「おやおや、お嬢様方には言っていないのだな、」

「、、、」

「なら教えてやろう。この体、これは俺の本体ではない」

「それ以上やめろ、」

俺はそう言うと、創射をエンドレスに向ける。

「発射」

引き金を引くと、銃口から2mちかい光線でエンドレスを吹き飛ばした。

「ウィル、どういう」

「早くいくぞ、」

俺はそう言うと、一足先にエンドレスの所へ向かった。


「神技、神槍ロンギヌス、」

エンドレスがぶつかった山は、土煙をもうもうとあげていた。俺はそこに神力で形作った何でも貫くと言われる槍、ロンギヌスの槍を手当たり次第に落としていく。

ド、ド、ド、ド、ド、ド、

次々と槍は地面に突き刺さると、その場所に刺さったまま二度と抜けなくなる。

「、、、、、」

俺は砂煙の中を無言で見つめる。

「ふう、危ないじゃないですか、私でなければどうなっていたことか」

「まだまだ行くぞ。」

俺は返事も待たず、斬りかかる。

「ふっ、」

エンドレスは、どこからか取り出した剣を使い、見事に俺の剣をいなす。

「はぁ、」

俺は勢いを無理矢理止めると、その姿勢のまま斬り上げる。

「うっ、」

剣はエンドレスの足を切り飛ばしたが、次見た時には再生していた。

「どうした、」

斬り上げた姿勢で止まっていると、蹴り飛ばされてしまった。

「くっ、、」

「どうした、昔の力はどこへやったのだ」

「くそっ、」

奴は知ってる筈だ。俺が本気を出さない理由を。

「、、、」

俺はまたも無言で斬りかかる。

「同じことをしても同じでしょう、」

エンドレスはいなそうと、剣を構えるが、

「真炎魔法、爆炎」

片手で剣を振るっていたが、もう片方の手も添え、魔法を使う。すると剣と打ち合った瞬間、剣と剣の間に小爆発が起こり、俺達二人を炎で包んだ。

「権能❲炎❳、イフリート」

辺りの炎は、数十匹の炎の獣に変わり、

「殺れ」

俺が命令すると、獣はエンドレスへと噛みつく。俺はそれに混ざり、攻撃を繰り出す。

「くっ、、」

流石に、この数の獣を相手にするのは困難なようで、俺の接近に気づいていない。

グサッ

丁度、俺の剣はエンドレスの胸に突き刺さり、エンドレスは吐血を吐いた。

「おらぁっ、」

俺は刺さった剣をよりグサリと差し込む。

「ぐはっ、」

「早く、早く出ていけ」

俺はそう言って、勢いよく引き抜いた。

「ぐほっ」

エンドレスは血塗れになって墜ちていった。

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